竜田比古の平群奥山日記

渓流、清らかな石仏群、巨石や神聖な磐座、古い寺院や由緒ある神社、石室に入れる古墳も。順不同でご紹介します。

元山上口駅前の巨石と渓流

2021年12月06日 | ウォーク・散策
平群のいいところは自然、生駒山地と矢田丘陵、そして谷を走る渓流だと思います。

生駒に源流をもつ竜田川、その馬鍬渕(渓谷)の上流が生駒谷、下流が平群谷。
竜田川にそそぐ櫟原川の上流は鳴川渓谷。櫟原と鳴川の村境いで名が鳴川川と変わります。
鳴川川をさかのぼればすがすがしい清滝石仏群のある聖域に入ります。そこには川をまたぐ注連縄のような勧請縄が張られ、村を守る行事が残っています。
竜田川でも上流椣原まで行くと室町頃に造られた堰の上に近鉄生駒線に沿って勧請綱が張られます。
その下にはかつて竜が住んでいたとか、かの行基菩薩は龍神に導かれて椣原の金勝寺を創建された。

元山上口駅前に架かる橋は櫟原橋。櫟原川はこの橋の少し上で竜田川と合流します。かつてこの橋は覆い屋根があり大切にされていたそうです。

橋の真ん中から上流を見ると、流れを右に左に分ける岩々の中にひときわそそり立つ石仏のような巨石が、見えますか。改札口から橋まで30秒?60秒?

駅から1分往復2分のウォークはいかが?


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