先日、人妻と食事に出かけた
金曜の渋谷はいつもの賑やかさを取り戻し
行き交う若者はみな大声ではしゃいでいる
相談があると呼び出されたボクは
どこか落ち着かないフワフワした気分
金曜の夜という設定がそれに拍車をかける
薄暗い落ち着いた照明の店に決め、僕らは席についた
彼女の飲むシャンパンが週末の華やかさを引き立てる
相談という建前はすでに置き去りにされ彼女のペースに引き込まれている
いつになく楽しげに振舞うその姿は、まるで飼い主を見つけ尻尾をふる子犬のようだ
何かいつもと違う空気が頬をなでる
時計の二つの針が頂点を指しても、閉じることのない彼女の唇
さすがに週末の開放感をオーバーラップしている
「旦那さん心配しない?」マナーとして挟んでみる
「今日出張だから大丈夫」
何が大丈夫なのか理解できなかったが、聞き返す間もなく頭をよぎる誘惑にたちまち襲われた
「明日早いんだよね。ほらさ私、朝弱いじゃん。起こしてくれない?」
後ろから押されてよろける感覚に苛まれた
「人妻」という安心感をもたらすフレーズが、今日だけは僕をブレーキからアクセルに変える
部屋に着くともう僕らはカーテンを閉め切って
ブラックホールのような空間でただ夢中になっていた
流れ出したものでシーツが濡れてしまって
君はゴミでも捨てるように洗濯機に入れた
そんな翌朝の人妻をイメージして
衣装を用意して欲しいという仕事があって
僕がコーディネートしたのがこれだ!
井川遥イメージしてみました。
土曜の朝って感じがストールの辺りに現れてるでしょ。
コレ全部ユニクロで揃えました(子供のものね)
銀座のユニクロで1人で探してたんですが、何か居心地悪くなって
秋葉原のユニクロに移動して、ホントの人妻と一緒に選びました。
予算内で最高の出来と自負しています。
その夜、人妻とどうなったかはヒミツです♡