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引きこもりからオールドケアラー20年=天涯孤独+生活保護受給者1年生

生活保護受給者としての日々の生活や、健康を取り戻して生活保護を卒業するまでを綴りたいと思います。

扶養照会や職員とのやり取りに不安を感じる方に。

2024-02-21 17:42:00 | 日記


このブログは私の体験談を含めた私的な意見です。ほとんどの自治体では人権を尊重し申請権をきちんと認めてくれる筈で、私のような拒否に合うことが非常にレアなケースなのだと思います。記載内容はあくまでも一例としてご参考程度になさって下さい。宜しくお願いいたします。

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話が前後しますが、悩まれている方がいらっしゃると思いますので、生活保護申請時の【扶養照会】や【職員との対応】についても触れてみます。
【扶養照会】は申請をためらう大きな理由にもなっているようですが、現在では必ず行われるというわけではなくなっているようです。

長期間連絡が取れなくなっていたり、照会によって暴力や虐待といった状況に陥ることが考えられる場合に限っては、これらを省略しても良いということになっているからです。

ですから、ご自身がこういう状況に当てはまるという場合は申請時にケースワーカーにご相談ください。
恐らく、配慮して頂けます。

※逆に申しますと↑のような事情がある方以外は、行われると考えたほうが良いと思います。

2点目の【福祉課職員とのやり取り】について。
生活保護の申請前に福祉課に相談の電話をされる方もいらっしゃると思います。
勿論、その自治体で対応は変わります。
優しく受け止めて話を聞いていただける場合もあるようですが、酷い場合は水際作戦を行使して弱者に鞭打つような心を抉る言い方をされる場合もあります。
言葉尻は非常に強いものと最初に覚悟しておかれた方が良いかもしれません。

相談側が出来ることは会話の記録です。「後で不明点があると困るので録音したい」と最初に伝えておくのが良いと思います。
担当者も表現を変えて、穏やかに喋るように努めると思います。
罵倒は心を踏みにじられ自尊心がズタズタになりますから、精神的な問題がある方は特に注意が必要です。

※実際に申請に行く際は1人はやめた方が良いと思います。
密室で複数の職員に否定の言葉を投げかけられればかなり心が痛くなりますし、パニックに陥ります。
議員さんは無理でも親しい方にお願いして 立ち会ってもらえれば心強いですし、必要以上にきつい言い方をされずに済みます。




生活保護申請後の流れ。

2024-02-17 01:11:50 | 日記


このブログは私の体験談を含めた私的な意見です。ほとんどの自治体では人権を尊重し申請権をきちんと認めてくれる筈で、私のような拒否に合うことが非常にレアなケースなのだと思います。記載内容はあくまでも一例としてご参考程度になさって下さい。宜しくお願いいたします。

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生活保護申請が受け付けられた後は、提出書類の銀行口座などの調査が行われます。
私の場合は申請時に提出した通帳は一年ほどの入出金がコピーされてましたが、この申請後の調査は実際に銀行に問い合わせて調べるようです。
申請者はただ待つだけです。

同時にケアワーカーによる家庭訪問が行われました。
一部屋ずつ丹念に調査されるものと思っていましたが、実際には違いました。
普通に部屋に入室し、リビングで面談。
行われたのはこれだけでした。
財産や持ち物調査ではなくて、居住実態があるかどうかに重きが置かれているみたいです。
スマホのチェックもありませんでした。

生活保護受給決定は電話であり、翌日ケアワーカーさんが決定書類を持参して我が家に来てくれました。
生活保護についての諸々の説明を受けたり、私が持っていた疑問点についても教えて頂きました。
NHKの視聴料の免除手続きの書類記載も行いました。
月額2000円弱ですから、非常にありがたいことです。
手続き後すぐに銀行口座にひと月分の視聴料が返金されていました。

あとは保険証を返却したり、年金関係の手続きは普通は市役所で行うのかな?
私の場合は年金の手続きは特に何もしないで、後日年金事務所から提出書類が送られてきました。

ちなみに光熱費の免除は一切ありません。
よく聞く水道代の基本料の免除は東京都のみで行われているそうです。
検針の方などに知られないで済むので、私は良かったと思っています。

故障している家電製品があれば、この費用も支給して貰える場合があるようなので、ケアワーカーさんにご相談下さい(費用には上限あり)。
申請のときのみの支給なので、これを逃すと自分で買い替えです。
ダメ元覚悟で頼まれると良いと思います。

私はこれを知らなかったので、壊れた炊飯器とレンジは自分で購入しました。
30年近く使って延々と濯ぎを繰り返す洗濯機と25年は経過しているエアコンを頼んではいるのですが、全く返事がないので却下されてしまったのでしょう。

あとはケアワーカーさんの指示に従い、病院関係や就労指導といった流れになります。
皆様が想像する以上に、福祉課への来所は多いと思います。
のんびりはさせてくれませんね。

通院には医療券が必要で、自由にいつでも通院出来る訳ではありません。
福祉課の窓口でお願いして出して頂きます。
ちなみに、私の市の福祉課にはプライバシーがありません。
非常にオープンなロビーに、声が響き渡る様子をご想像下さい。
異性のケアワーカーさんに言い辛い症状もありますよね。
いい年の女の私でも、恥ずかしいと思ってしまいます。
私は20日にお願いするつもりでいるのですが、周囲に人がいなければ良いなと思います。

ちなみに一回目の保護費は、申請日に遡って計算されて支給されますが、振込手続きが完了していないので手渡しになると思います。
福祉課に直接行って頂きます。
私の生活保護決定は1月9日ですが、実際に受け取れたのは1月19日でした。
二回目までは手渡しで、3月からは振込になる予定です。

そうそう、ペットの事も重要ですね。
特に何も言われることはなかったです。
今は殺処分というものも減ってきているし、保健所でも引き受けてくれません。
手放せとは言われないと思いますので、ペットの存在は隠さないほうが良いと思います。

以上、私が心配だった点などを記載しました。




生活保護申請を考える方に。

2024-02-16 23:45:47 | 日記


このブログは私の体験談を含めた私的な意見です。ほとんどの自治体では人権を尊重し申請権をきちんと認めてくれる筈で、私のような拒否に合うことが非常にレアなケースなのだと思います。記載内容はあくまでも一例としてご参考程度になさって下さい。宜しくお願いいたします。

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生活保護を申請する前に、お住まいの自治体で保護費がいくらなのか、まずは計算されると良いです。
ネット検索で正確な金額がわかります。
この金額より貯蓄が下回った状態で申請が可能となりますから、私の場合は10万円以下がゴーサインでした。

申請書類には手持ちのお金や貯金などの金額を記載する欄があります。
現存する銀行で現在も入出金をしているような場合は問題なしですが、ネット専業銀行でパスワードが不明だったりロックがかかってしまっている場合は、ちょっと困るかもしれません。
事前に家探しして、書類やパスワードを書いたメモなどを探しておくことを強くお勧めします。

私は生活保護を申請しないと二ヶ月しか生きられないというギリギリの状態で、生活保護を検討し初めました。
自分の体調が回復することを頑なに信じていて、回復したら日払いバイトで急場を乗り切るつもりでいたのです。

ですから、検討から申請までに色々と調べる余裕もなく、申請したら確実に受給に至らないと生きる途が閉ざされる綱渡り状態での申請となりました。

拒否=死ですから、綿密に計算して、確実に生活保護受給に至れるであろうと予想した3万円以下の金額で申請を試みようとした私ですが、ここで大きなミスを犯しました。
書類上では申請日の時点でまだ10万円近い金額があったからです。

※ちなみに、生活保護費のひと月分の半分を超える金額で申請した場合(10万円が保護費なら5万円以上)は収入と認定され、その分初回の保護費が減るそうです※

家賃や光熱費が銀行から引かれたり、生活費でどんどん手持ちのお金も目減りしていくので、自分の頭の中では申請日である2023年12月11日には貯蓄が3万円を切っていたのですが、それはあくまでも私の中のみの計算で未来の予想なんですね。

一番最初に福祉課から電話があった時に「 月末に家賃などの引き落としがかかったら 手持ちのお金は1万円しかなくなってしまう」とケアワーカーに訴えたものの相手にしてもらえなかったのは、書類上の数字ではまだまだそこまで逼迫していなかったからなのだと思います。

ですから、申請する前に家賃や光熱費など確実に無くなるお金に関しては、取り敢えず銀行から引き出しておいて、少ない金額での申請がお勧めです。
引き出しておいても入金はいつでもできますし、実際にこのお金は消えてなくなることが決定しているのですから、このやり方をしても特に罪悪感を抱いたり誤魔化していると落ち込む必要はないと思います。

私は12月11日に申請したものの、その書類が受け付けられないと福祉課から却下されてしまいました。
その後支援団体の手助けで26日に申請は無事に受け付けられましたが、2週間遅くなってしまったので1月分の生活費が全くありませんでした(後述する支援団体のアドバイスで、この問題はクリアできました)。

皆様も申請後から実際に支給されるまでに手持ちのお金が尽きる場合があるかもしれません。
その時の為の対策は以下のとおりです。

一番良い方法は、生活保護受給が決まるまでの繋ぎ資金を【社会福祉協議会】から借りる事。
二番目は【引き落とされる予定の家賃分を、そっくりそのまま生活資金にする】ことです。

申請月の家賃は保護費から支給されます。
ですから、多少支払いが遅くなりはしますが、家賃が未払いになる心配は全くありません(事前に大家さんなどに連絡しておくことを推奨します)。
安心してこの家賃分のお金で急場を凌いで頂ければ良いと思います(支援団体からのこのアドバイスで、私も年末年始を乗り越えられました)。




話題は変わりますが、昨日のyahoo!のネットニュースで、国民年金のみで将来的にもらえる年金が少ないといったお悩み記事が掲載されていました。
皆の反応は一様に批判的で「何で貯蓄をしないんだ」とか「厚生年金の会社に入ればよかったんだ」といった感じですね。
多くの人が、自分の未来に全く危機感を持っていないことが恐ろしいと私は思いました。

ある日突然家族に難病が見つかり、年齢的に介護サービスが使えなかったら、誰がその家族の面倒を見るのでしょう?
一人っ子の家庭が多い時代です。
子供の貴方様が仕事を辞めて、1日中世話をしなければならなくなるかもしれませんよね。

ずっと仕事が順風満帆に行かないこともあるかもしれないですね。
リーマンショックのような大不況がまた起きるかも?

私のように天涯孤独で、いきなり体調不良に陥って長い闘病生活に入る事もあるかも?

生活保護を利用しなければ生きられないという危機は誰にでも起こり得ると私は思うのです。

例えば、派遣で手取りが12、3万の生活をしていて一人暮らしだったら将来の貯蓄はできません。
年金もそれほど期待はできないです。

その時に生活保護があなたを助けてくれるのではないでしょうか?
不足した金額分を生活保護が補ってくれますよ(生活保護は何も持たない生活困窮者のみが利用可能の制度です。貯蓄がある方は利用不可ですし、申請しても絶対に通りません)。

考えが甘い、年金が足りなければ働けと怒られるだろうなと思います。
でも今のこの日本で、老後の貯蓄も十分できるほど毎月稼げる人がどのくらいいるんでしょうね。

生活に困らず趣味も旅行も自由にできて、貯金数万円が毎月無理なく出来る。
非正規雇用者も正社員並みのボーナスが出る。
日本が↑のような状態なら、老後資金一人数千万円も夢ではないのかも。
でも、今は違います。
非正規雇用では、食べて家賃を払ったら終わりという方が多いと思います。

ちなみに、以下の記事に年金の月額受給者数がありました。
https://www.aeonbank.co.jp/investment/special/257/
厚生年金で男性は16万。
女性は10万ちょっとです。

おそらく今後は、定年退職後の年金生活で生活保護利用を選択する人が増えてくるんじゃないでしょうか。

生活保護受給者を徹底的に糾弾しようとしている貴方様自身が、将来は税金で暮らさざるを得ないかもしれませんね。



生活保護1年生。就労指導に戸惑う。

2024-02-13 18:06:55 | 日記



このブログは私の体験談を含めた私的な意見です。ほとんどの自治体では人権を尊重し申請権をきちんと認めてくれる筈で、私のような拒否に合うことが非常にレアなケースなのだと思います。記載内容はあくまでも一例としてご参考程度になさって下さい。宜しくお願いいたします。

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無事に生活保護受給者となった。
世間的にはズルいと、不快感を覚える人が多いのかもしれない。

でも私にはもう何もない。
頼れる身内もいなければ、財産も換金できるような高級品を持っているわけではない。
体も動かず、杖を使わずに歩くことすらできない。
この状況を恥ずかしい、情けないと思うのではなく【通過点】だと考えたい。

いざ生活保護の申請書類が受け付けられると、非常に話が早かった。
まだ正式に受給が決まってもいないのに、早速就労指導の日にちも指定された。

私はこの20年間ずっと働きたかった。
恥ずかしながら低収入の我が家では、両親の医療費や介護サービス費用を支払って生きていくのが精一杯で、私は1円もお小遣いをもらっていない。
友人もなく世間とは隔絶した場所にいて、心の底から寂しくてたまらなかった。
誰かと他愛のない話をして、くだらない話題で大笑いしたい…。
働く事が最大の夢だった。

だから、就労指導があると聞いて嬉しかった。
福祉課が関与してくれることで、ブランク20年の私でも仕事を得られる可能性が高まると思ったからだ。

でもそれは今ではない。
体調を整えなければ、働ける訳が無いからだ。
立つたび、動くたび目眩で倒れそうになり、萎えた足がガクリと崩れ落ちそうになるのを、杖に縋って何とか転ばずに耐えている状況なのだから。
一体、この状態の私に何を指導するのか?
期待と不安が半々状態だ。

生活保護受給決定から3日後の2024年1月12日、1回目の就労指導が行われた。
体の状態の確認とどのような仕事ができるかといった感じで、1回目から働け働けと言った感じではない。
緩い面談?といえば良いのだろうか。

2回目の就労指導は22日に行われた。
この日は私が近所の職場での内職を提案したところ、それでは困ると支援員さんは思ったらしい。
具体的に求人をいくつか紹介されるが、こんなにふらついて歩けない人間に何の仕事ができるのだろうと疑問に思う。
しきりにハローワークに行って登録するように勧められた。

2月5日、生活保護費を受け取る日だ。
同時に3回目の就労指導も行われる。
この日は保護費受け取りで多くの人が福祉課にやってきていた。
そのせいか、ハローワークに登録するように軽く勧められるぐらいで終わった。
次回は20日だ。

正直、私は就労指導がこれほど多くの回数 行われるとは思わなかった。
できれば通院を優先したいのだが、月末近くなってしまったり(医療券は日にち指定でひと月だけ有効。翌月新たに申請するらしい。医療券のためとは言え、何度も来所するのは体調的に無理)、この間の大雪などもあってタイミングが合わず、未だに受診出来ていない。

個人病院などは自分で連絡をして生活保護受給者を受け入れてくれるかどうかを確認しなければならないということもあり、また自分の不調があまりにも多岐に渡っているので、どの病院を選べば良いのかどの診療科を選べば良いのかすらもよくわからない。症状から自律神経失調症を疑っているので、とりあえず精神科に行ってみようかなと考えている。

次回、就労指導の20日に福祉課に行く時に医療券を出してもらう予定だ。
通院しながら10日に一度就労指導を受けるとしたら、私の体は持つのだろうか?

時間も本数も不自由なコミュニティバスを使っての来所は、目眩のある私の体では非常に辛い。
わずか20分ほどの面談に最低で3時間最大で4時間も時間を費やすのもキツいが(バスの行き乗車時間15分、帰りは2台乗り継いで合計40分ほど。このバスの待ち時間が長い)、いくらコミュニティバスでも費用がそこそこ掛かるのだ。

通院にもタクシーを使わざるを得ないが、交通費でかなり生活が圧迫されそうなのが怖くなる。
一応補助が出るようなことも聞いているが、税金なので基本的には公共の乗り物以外駄目らしい。
なんとかコミュニティバスを使うということもできるかもしれないが、行きも帰りも 待ち時間が数時間ということになりそうだ。
それも、最寄りのバス停から病院まで徒歩移動しなければならない。
健常なら5分だが、今の私の足では20分で着くかどうか。
こういう時に自転車に乗れればいいのになと強く考えてしまう。

※診療を受け現状では働けないことが医者によって証明されれば、この就労指導は無くなるか回数が減るらしい。
逆に言えば、通院しない=健常という事になり、就労指導が頻回になるようだ。




③生活保護申請→水際対策。年明けには手持ち一万円で死を決意しました。

2024-02-13 17:29:50 | 日記



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もうお金が尽きる。
生きられない。
私は死ぬことを決めた。
でも、このまま黙って死ぬのは嫌だ。

私は申請書類を公開している団体に、泣きながらメールを書いた。

助けて欲しいと思ったからではない。
天涯孤独だから、死ぬのは惜しくも怖くもない。
ただひたすら、悔しかったからだ。

数時間後にこの団体の代表さんから直接メールがあった。
電話でのやり取りの詳細を知りたい。
福祉課訪問時にはサポートをする。

私はこんなにも優しい人たちがいるのだろうかと、またもや大号泣した。

数日後、この団体の代表さんと電話でお話しさせてもらった。
そして12月26日に一緒に福祉課に訪問してくれることを約束して下さったのだ。

12月26日午後1時、私とKさんは福祉課の受付に立った。
広いオープンなスペースで話をするのかと怖くなったが、別室に案内され2人の職員と面談した。

ごちゃごちゃとしたやり取りを私は想像していたが、Kさんのやり方は全く違っていた。
淡々とどこが間違っているのかを彼らに伝え改善を要求したのだ。
そして申請書類を受け付けないのは申請権の侵害だとも伝えてくれたのだ。

彼女のおかげで、私の生活保護申請は12月26日に無事に完了した。
通常、私の県では決定までに1ヶ月ほどかかることが多いそうだが、彼女が2週間で通すことを彼らに強く言ってくれた為、2024年1月9日に正式に私の生活保護受給が決定した。