シメラー

ぶどうの棚をどうやって作るか。

棚線の太さはどれくらいがいいのか。
棚線の材質は何がいいのか。
棚線を閉めるのにどうするのか。
棚線が緩まないようにするためには，
棚はどんな構造がいいのか・・・・等々疑問だらけである。

これまで幾つかのぶどう園を見学したが，
ぶどう農家では，ハウスや棚を
自分で工夫して作っているようだ。
専門業者に依頼した人もいるがわずからしい。

ハウスや棚は，作る人によっていろいろな考え方があるようだ。
だから，詳しくは教えてもらえなかった。

棚線もエクセル線のほかに，
針金で簡単に張ってあるところもあれば，
金属のワイヤーで作ってあるところもあった。

見よう見まねと，経験から作っていくしかない。

パソコンで検索をしていたら，
ワイヤーを閉める道具があることを知った。
張線器（シメラー）という。
ワイヤーをとめる金具もあるようだ。
ワイヤークリップ止めとかターンバックル等である。

金具を閉める道具であるシメラーだけは
手に入れようと思う。

クリップ止めは，使わない方向で
ロープワークで何とかなるような気がする。
ねじ結びと張網結びとを使って
直管に結んでいこうと思う。

ワイヤーは，まずは試しに
エクセル線♯13番を使って見ることにした。

写真は長野農大果樹実科・研究科