そして娘が産まれたのと同じく6年前、母方の祖母が亡くなりました(享年89歳)。
よく世間でも言われることかもしれませんが、この子はきっと祖母の生れ変わりだと私は思っています。
実は、私は1度目の妊娠の時、流産をしています。
妊娠9週目の時でした。
お腹の中で赤ちゃんの心臓の動きが止まってしまったのです。
その事実を、市民病院の産婦人科で告げられた時は、事前にある程度は「もしかしたら、この子はダメかもしれない・・」と覚悟はしていたものの、やはり精神的ショックは大きかったです。
そして、その悲しい事実を突きつけられた後、うつろな目でぼ~っと病院の待合室で会計をする為に座って待っていたところ、そこで偶然にも祖母に会いました。
(多分祖母は、年齢からくる体調の不調、腰痛、高血圧・・などで医者にかかっていたのだと思います。)
まあ、同じ市内に住んでいましたから、市民病院で祖母と会っても何ら不思議ではないと言えばそれまでですが、
その事実を告げられた、まさにその日に偶然会ったということは、やはり何かしら理由(縁)があるように思えるのです。
そして、その出来事があった日から半年後、幸運にも私は赤ちゃんを授かりました。
今度は病院に行って1回目のエコーを撮ってもらった時から、心臓も元気に動いていてくれて、順調そのもの♪
少しホッとしていました。
祖母に妊娠の事を告げると、それはそれは喜んで、曾孫の顔を見るのを楽しみにして
くれていました。
1度目の流産の事も当然祖母は知っていましたから、特に心配して案じてくれていたのだと思います。
しかし、私の妊娠が分かって数週間後に、祖母が急に亡くなった・・・という事実が私の耳に飛び込んできたのです。
2~3日前までピンピンしていた祖母が、本当に突然逝ってしまいました。
しかし、苦しみもせず、誰にも世話をかけることなく逝けた祖母は、ある意味幸せだったのかもしれません。
私は、妊娠中ということもあり、お通夜だけは少し臨席しましたが、祖母の葬式には出られませんでした。
(お腹に鏡を入れて、邪気を跳ね返す・・などの方法もあるようですが、あまり妊娠中は葬式などには出ない方が良い・・と言われた為です。)
その葬儀の時にも、私のお腹を見ながら、私の母は「きっとこの子は、ばあちゃんの生れ変わりだから、女の子だよ・・・。」と言っていたような気がします。
(この時、妊娠3ヶ月目でした。)
そしてその後、妊娠9ヶ月目に入っても逆子が直らない・・ということ以外は、極めて順調にお腹の赤ん坊はすくすくと大きくなります。
ちなみに、出産予定日は3月14日でした。
そして忘れもしない、3月12日の午後9時45分。
いつもは9時前にお風呂に入る事などめったに無い私が、その日は何故か「あ、今日はちょっと早めに風呂入っとこうかな・・」と思い立ち、そそくさとお風呂に入ったのです。
余談ですが、出産経験のある方はお分かりになると思いますが、いざ陣痛などが始まって入院してしまうと、出産が終わってしばらくするまで入浴は出来なくなります。
なので、このタイミングでお風呂に入っておいたのは、とてもラッキーな事なのでした
そして風呂上りに、「ある○る大辞典」(日曜の夜でしたから)を見ながら、いつものようにストレッチをしていると、急に「パンッ!!」と風船が破裂するような音とともに、羊水が大量に流れ出てきました。そう、いわゆる破水です。
こういう時、もっと慌てるかと思いきや、私は案外冷静でした。
「おお~、これが噂にきく”破水”というやつか・・。なるほど。」
「ええと、まずするべき事は、病院に電話だな。」
そして入浴中だった旦那に、
「ちょっと、破水しちゃったみたいだから、病院に行くよ。慌てなくていいから、早くお風呂出てね(矛盾してるな)」と声をかけ、
あらかじめ用意してあった、入院に必要な荷物をまとめ、
旦那の運転する車で病院へ向いました。
もちろん、この間も、羊水は流れ続けていました。
そしてその約3時間後、娘はこの世に出てきたのです。
破水して羊水がかなり流れ出てしまい、しかも逆子だった為、普通分娩は無理と判断され、帝王切開での出産でした。
実はこの「12日」というのは、祖母の月命日(亡くなったのは8月12日)でもあるのです。
私の母は、この日の昼間電話で「今日、ばあちゃんの月命日だよねぇ。もしかしたら、ばあちゃんに呼ばれて今日出てくるかもしれないよ。」と言っていましたが、本当にその通りになったのです。
ただ、厳密には腹切りのオペ中に12日→13日に日付が変わってしまった為、お腹から引っ張り出されて娘がこの世に出たのは3月13日ということになります。
霊の存在、魂、生れ変わる、守護霊・・など、目に見えない事、科学では説明できないことは信じないという方も、いらっしゃるかもしれません。
でも、私はそういう世界はきっとあるのだと思っています。
私は、娘の後ろには、きっとばあちゃんが守護霊としてついてくれているような気がするのです。
もちろん確信があるわけではありませんが、何となくそんな気がします。
そして、もしかしたらお兄ちゃんかお姉ちゃんになるはずだった子も、娘の近くで成長を見守っているのかな・・・なんて時々思ってみたりもします。
何となく、流れてしまった私の最初の子は、女の子だったんじゃないかなぁ・・という気がするのです(願望です・笑)
いや、もしかしたら、その子の魂はこの世にすでに存在しているのかも・・・?
そう、例えば・・日本列島の南の方、九州のあたりとかで。。。(なわけないか・笑)
。。。。と、今日は、私も色々と思うところがあり、このような話を長々と語ってみたくなりました。
ここまで付き合って読んでくださった方、ありがとうございます。
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