47都道府県の全宿泊を目指す旅行記

一人旅での全県宿泊をカウントしています。あとは島根県を残すのみとなりました。サンライズ出雲に乗って完遂したい。

【三重県】売春島 渡鹿野島①

2016-12-23 17:42:38 | 旅行
これからかつて売春島として悪い意味で有名だった渡鹿野島へ向かいます。ワタカノジマと読みます。
渡鹿野島は的矢湾の最奥にあり、江戸時代から荒天時の船の退避地として知られていました。そこでそれらの船員を相手とした「水上遊女」が次第に増えたといいます。そして島内には遊郭街ができました。
この文化は戦後も残り、近年まで多くの男性諸氏が買春目的で訪れることでも知られていました。そこでついた異名が売春島。
かつて島の実態を探ろうと内定調査のため島に潜り込んでいた三重県警の刑事があろうことか売春少女とできてしまい、免職になったこともあるとのこと。

伊勢市駅反対側。伊勢神宮と逆側なので発展度合いはイマイチ。




10時15分伊勢市駅発
11時13分鵜方(うがた)駅着

渡鹿野島と言えば行方不明になった地元紙記者の辻出紀子さんを思い出します。
姿を消す前に渡鹿野島を深く取材していたことから、その失踪の原因について様々な憶測を呼びました。知ってはいけないことを知ってしまったとか・・・テレビの未解決事件特集でよく取り上げられていたようですが、今以て行方知れずです。
どうも某国に拉致されているという情報もあるようです。

最寄りの鵜方駅。伊勢市駅から近鉄特急で一時間弱。伊勢志摩サミットが行われた賢島(カシコジマ)の二つ手前の駅になります。

鵜方駅ホーム

二階コンコース

駅舎。志摩スペイン村も近いこともあり、コインロッカーがたくさんありました。

船着場まではバスが出ていますが、本数が少なく一時間40分待ちなのでタクシーで向かいます。大体2600円前後で20分で着きます。
船着場の様子。ここにも辻出紀子さんの捜索ビラが貼ってありました。

民間船と公営(三重県)船があり、私が乗ったのは民営船で渡船料は180円。「渡船」と書かれた赤い旗が目印。他の船に乗ってはいけません。

これが数々の伝説を生んだ渡鹿野島か・・・。思っていたより近い。

船着場の様子。






夜間に船を呼びたい時はスイッチを押せと。終便は意外と遅く23時15分。内海なので台風でも出航できる場合もあるとのこと。


渡船料金は安い。和部は渡鹿島の港。



すぐ出発

乗客がどんなに少なくても出航するようです。対岸まで三分で着きます。









到着

全体像。ハートの形をしている所からハートアイランドとも呼ばれている、というか呼んで欲しいよう








しかし売春の歴史が色濃いことで有名な島なので、今更そんな爽やかネーミングで呼ぶことに抵抗ある人も多いような。

早速島内散策。島には観光案内所がないので、取り敢えず歩き出します。



前情報では廃墟が多いということ。渡鹿野島は2011年現在人口は271人。年々過疎化が進んでいます。

立派なホテル福寿荘の裏手を進んで行くとシュールと噂のこれらのオブジェが。

やけに丸いオブジェだなと思ったらブイを利用しているようです。

夜だったら怖いかも。


この先は私有地っぽいので引き返します。

再び港近くへ。ここら辺ではたまに人とすれ違います。また家から声がしたりして少し安心したりします。

ここら辺は一見のどかな感じ。

廃墟ホテルが出迎え。

このホテルは朝潮ホテルと言って某サイトに口コミ情報に次のような書き込みが。

>>老朽化がひどく、他のお客を全く見ませんでした。自販機に品切れが多く、プール、ゲームセンターも使えず~~

>>部屋にはモノクロの幽霊みたいな海女さんの写真が掛けられており、娘が怖がっていました

>>かなり期待外れ。部屋には先の宿泊者の歯ブラシのゴミが転がっていたり大浴場の壁には一面のカビが・・・


これらの口コミは2002年を最後に止まっており、この後に営業を停止したと思われます。
矢尽き刀折れるまで何とか持ちこたえようとしていた様がありありと見て取れます。この最末期に宿泊した人は災難というか大変だっただろうな。この他にも物凄い口コミ情報が多々寄せられていました。

他のサイト曰く、ホテルの大部分は廃墟化しながらも、客室と大浴場だけは何とか営業していた・・・というすごい情報が。

営業を停止した後に、目の前に綿鹿野島唯一の海水浴場(但し人工)である、パールビーチがオープンします。立地的には最高だっただけにもう少し粘れていたら別の結果につながったでしょうか?

更に歩を進め、島を反時計回りで、わたかの園地に向かいます。公園兼展望スポットのようです。

本当に人がいない。昼間だからよいけれど、暗くなってきたらかなり怖いような。

とにかく海が綺麗


堤防の上にウニの身が置かれていました。恐らくあの海鳥が海中から攫ってきたのでしょう。

ここからやけに急な坂道を登ります。



平地に出ます。ここが終点


見晴らしはそこそこかも知れませんが、草ぼうぼうで廃墟っぽさが半端ない。夏以降ほとんど人が来ていないのではないか?

荒れ果てた耕作地。

これから島中心部に戻り、渡鹿野島の核心に触れます。
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