事前に、点検させて頂いたのですが車検上致命傷だったのがこの部分です
ロアーボールジョイント部と車高。
お客様は、あまり予算をかけたくないとお話されていたので今後の事も考え、他車種への乗り換えの提案もいたしましたが、今回は車検を受けるとご依頼頂いたのでお受けいたはました。
ロアーボールジョイントに関しては、新品部品が出ましたのでこちらは新品交換に出来ましたが、問題は足回りでした。
スプリングに若干の遊びがあり尚且つ、最低地上高が基準の9㎝に満たない物でした。
予算もあるので、お客様にご用意して頂く事になっていましたが手に入らないという事で、中古で在庫していたTEINの車高調をお譲りいたしました。

新品部品が出て良かったです。出ないと両側のロアアームを後期にする事にもなりかねないですから・・。

こちら側のロアボールジョイントは平気でしたが時間の問題かも知れません。
予算上の問題もあり、こちらはそのまま。

これで最低地上高は確保出来ました。
今回このRX-7(FC3S)の前期型ですがAT車という事もあり、車両そのものは致命的な交換部品や修理は多く発生しませんでしたが、長く乗るのであればやはりそれなりの手がかかる事は、ご説明させて頂きました。
折角、車検をとったのだから出来れば治し治し長く乗って貰いたいなぁと思います。