評判以上に良かった!よ。
元々は公開当時、銀座でやってて、観に行こうと思ってたら忘れてしまってたので
今回、ようやく初観。
先にサントラを入手して聴いてたんだけど・・・サントラだけだと、正直、イマイチ。
なんとも一本調子な感じで、曲のメリハリがいまいち掴めず、だれる。と思っていたのもあって映画イマイチなんじゃないかと思ってたら。
映画観たら、各曲の趣が理解できて活性化したwくらい映える、ミュージカル映画。
ボビー・ダーリンの伝記という感じで、改めて当時の米スターの生き様を通して、
ジャズミュージカル、アコースティックな楽曲をケビンが演じている。
いや、うまい。けっこう。こんなに歌えて、こんなに踊れるんだ、と。
ラスト少年時代の自身とっていうのは良かったんだけど、ただ・・・一人でずっと、主演だから。けっこう飽きそうになってくる。
ハイスクールミュージカル、ヘアスプレー、グリーなんかが好きな自分だと、もっと色々あって華やかな演出が、ないとわかっていても。。。
ただ、これまでに観た事ないくらいケビンスペイシーがイキイキしてるw
この作品公開までに、時間とお金をかなりかけて、やっと作る事が出きたと聞いてるので、熱の入れようがあったんだろうな。
監督や製作まで。なのに興行収入が。あちゃー。
やはり一人に焦点をあてたためなのか、ミュージカル映画隆盛の中、ちょっと地味だったか、とか考えられるけど。
個人的には、60年代のファッションや文化なんかが、かわいく表現されており、何よりボビーダーリンの曲の良さよ!素晴らしい。
スウィングジャズなんか軽く歌いきる姿に、憧れる。俺もこういう歌歌いたいわ、と。
はたまた、青春映画そのものな栄枯盛衰な展開になっていくんだけど、その過程も程よく描かれていた。
ヤングな目線で観るのではなく、大人な目線で観るとぢょうど良い映画。
ケビン他の役者陣もなかなかの演技でしたね。全般的に突出した何かってないけど、とてもまとまっていた。
改めて、オリジナルのボビーダーリンを聴いてみたい。
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