Idol Happiness Website Hobby

特集■旅行記・音楽・映画・料理

麒麟がくる

2021-02-14 07:00:07 | ドラマ

大河ドラマが面白かったのは、、、、あまり記憶にないくらいだけど。
今回、全話見なくてもなかなかたまに、観て面白かったので
覚えてたら見れる時間帯だと観た作品で、こんなに面白かったのか?!ってくらい。

最終回が!

面白かった。というか斬新。

そもそも明智光秀って、いつも描かれてるのが謀反人。裏切り。スクールでの歴史上の人物の描写としても
そういう風にしか習わず、さほど掘り下げられた人物ではなかった。三日天下の将軍などと揶揄され、やや可愛そうな扱いの歴史上の人物という認識。

というところで、今作品のドラマが明智光秀を主人公とした、、、てところに興味がわくよね。
そんなに語るところあるんか????って思ってたけど、出生からその人となりから、最期まで、どのような人物だったのか?!と。

近年の大河ドラマはなんだっけな、松田聖子が出た作品をちょっと観たときに
民法のドラマのキャストと演技が、やっぱりちょっとなんかな、と思ってて敬遠していたんだけど、今回もそうはそうなんだけど。
見ごたえのある役者の徒用で、けっこう各人物とも、いい味であったのが人気の理由だったんじゃないかな。

そして、日本が誇る、日本の歴史の、日本のっていうところで
演出がとても素晴らしかった。あんなん、どこで撮ってたの?制作してたの?ってくらい。時代劇ながら映像が現代であっても
変じゃないセットが素晴らしかったな。

今回、誰もが期待の最終回。
織田信長と、明智光秀の最期。まぁ、脚本家の脚色でドラマ作品ごとに、同じ史実であっても違う描写になるんだろうけど。
と、わかっていても、戦国ロマン愛好家からしたら、これはちょっと見逃せない作品かつシーンだよね。

Twitterの人気と、各自のコメントがかなりうんうん、頷けるほど楽しかった感じと共有できる思いってのが現代的だったな。
歴史のドラマで現代的なってのがまた一興。

ここからは個人的感想。
光秀の最期は、描かれてなかったのが残念というか、まぁ、落ち武者で討たれるってシーンは確かに、、、、、主役だっただけに見たくないよな。
颯爽と馬にのって駆けていく。はたまた、残像?として現れる。など、美的な終幕ではあったが、
それはそれで、そこよりも!熱いのは

織田信長の最期。

今回では信長と光秀という親睦がありながらも互いにすれ違ってく様となっていたり、
それが、お互いそうなりたくないという思いがありながらも、やはり曲げられない両者。

特に信長が、再度光秀に、もう一回共に天下を!と懇願するシーンと、
殿は変わられた!って、過去の信長を懇願する光秀。

両者とも愛ある言葉だな。信頼あってこそ、信用があって、その姿を知ってるがゆえに、そこを願う。
が、現実は違う人物とみえ、今の自分の意志も曲げたくない。

ま、それって、彼らだけじゃなくて、現代においても、人間である限り、そういうのは日本に限らず、どこにでもある
人間がゆえの心情とうらはら。

そして、物語は進んでいく。この両者を演じた役者の表情の演技がまた良かったね。
互いに思いやりがあったうえでの、対決となっていた。

討ちにいくのが、ちょっと物悲しいなぁ、という光秀の顔。
光秀が討ちにきたのか!あいつなら!w、という信長の顔。

ちょっと、信長があっさり自決に入っていくんだけど、鉄砲隊があって、味方数も少ない信長が逃げ切れる道は他になかったのか?!
と、毎回この史実にあたる度思うんだけどね。もっとなんかあるんちゃうの?って。
でも、首をとられないためには早期の決断だった、、とも言えるわけで。自分の意志に抗わない様はすごいな。
戦国時代の武士の心意気か。

って、なんか、もう。2人とも意地張らないで、和解しとけば、天下統一かつ、日本の歴史も変わってたんちゃうんかなー。
なんとなく、これまでの光秀像って嫌らしい人間のように描かれてたから、そんなこと思わなかったけど、んー。
ただ、続く、豊臣勢、徳川勢の波を考えると今回の光秀は善人すぎてちょっと飲まれて、やはり歴史は変わらないかなー。。。って思ったり。

ただ、もう同盟内での秩序が乱れた織田勢になった時点で、豊臣勢、徳川勢に飲まれてるんだよね。先につぶせなかった、、、
もしくは豊臣勢、徳川勢が隆盛にならなかったとしても、他の豪族が出世していたのかもしれない。ていうところに

歴史ロマンのスペクタクルな要素が詰まっていますね。
もう、やはり本能寺の変って、感無量。

★https://www.youtube.com/channel/UCoy9_pgXgv5DVCyF3qCHz1A
★http://idolhappiness.web.fc2.com/



最新の画像もっと見る