古事記002-36
お久しぶりです。
イザナギの禊から、
沢山の神様が生まれました。
1 説明
故、於投棄御杖所成神名、衝立船戸神。
(それで、投げ捨てた杖から現れた神は、
つき立つ船戸の神といい、)
次於投棄御帶所成神名、道之長乳齒神。
(次に帯から現れた神を、ナガチハの神、)
次於投棄御囊所成神名、時量師神。
(次に裳からは、トキハカシの神)
次於投棄御衣所成神名、和豆良比能宇斯能神
(次に衣からは、ワズライノウシの神)
次於投棄御褌所成神名、道俣神。
(次に袴からは、チマタの神)
次於投棄御冠所成神名、飽咋之宇斯能神
(次に冠からは、アキグヒノウシの神)
次於投棄左御手之手纒所成神名、奧疎神
(左手の腕飾りから、オキザカルの神)
次奧津那藝佐毘古神
(次にオキツナギサビコの神)
次奧津甲斐辨羅神
(次にオキツカヒベラの神)
次於投棄右御手之手纒所成神名、邊疎神
(次に右手の腕飾りから、ヘザカルの神)
次邊津那藝佐毘古神
(次にヘツナギサヒコの神)
次邊津甲斐辨羅神
(次にヘツカヒベラの神)という。