OTOPのパワーソース、YS160DZが大変なことに・・・
エンジン始動時に「ちょっと濁った音だな~」と感じたんだけどなぁ~。
折角の自分の番だし、フルハイもスローもアイドルダウンも問題なさそうだし、「まっいいか」いつものように離陸していつものようにパターンの練習をしてました。
「なんだ、気のせいだったんだ~」
突然、『ギューン、ギャラゴリャ※♪£』
しばし、呆然、でも右手が勝手に最スローにしてたみたいっすね。
無事着陸させエンジンを見て、またまた呆然。
YSマウントとエンジンを固定するM3ボルト、それが3本とも消えてる~。
つ~ことは、フロントリングだけで・・・ そんな馬鹿なことって・・・
あるんだよね~、これが。
ちゃんとロックするワッシャー、かましていたのにニァ~。
これで本日の練習は終了。
数日後
今度はこそは、何もかまさないで、ガツンと締めこんでと思い、最後にギュッと回したら、ヌルッと回ってしまった。やっちまった~。ネジ切ってしもうた。(;;)
M3が3本のところ、1本がブカブカじゃ~。
これでは、もうダメだね。M4にサイズアップできるような場所じゃないし。このパーツは5千円以上するんだよな~。
だいたい、アルミに鉄ネジじゃ~、やばくねぇ~、ブツ、ブツ、ブツ。
意気消沈~。
だいたい、やる気を出して頑張ろうちゅうときに限って、冷や水をぶっかけられるのがこの趣味の特徴なんだよね~。
メスネジ穴の修理
このままじゃ、しゃ~ないし、パーツでも手配しようかとパソコンをカシャカシャと。
YSのHPに行く前に、『ねじ穴修理』でぐぐってみたら・・・
あるはあるは、世の中、同じように「やっちまった~」人がゾロゾロいるんじゃ。
で、ヘリサートとかヘリコイルという、コイルのような物を挿入して修理できることが判明。
アマゾン、楽天、ヤフーなどで、買える事が分かりました~。
さすが文明国だな、日本もまだまだ捨てたもんじゃないな。
M3バカ穴をいかにして直すか。
1.3.1mmのドリルで下穴を明ける
2.専用サイズのタップでネジを切り直す
3.ヘリコイルを挿入する
4.ヘリコイルの先っぽを折って完成
これで、OKでした。
メスネジ穴には、今まで通りM3ボルトが使用できます。
3.1mmのドリルで下穴を明けてます↓
下穴が明きました↓
使用する道具↓
スプリングを挿入する道具の先↓
挿入するバネ形のもの(商品名はヘリサート、ヘリコイル・・・)↓
専用タップでメスネジを切った後、このヘリコイルのヒゲ部を、挿入道具の先の割れ目にはさんで右回しで入れていきます。
ヘリコイルのヒゲ部の根元を良く見ると、切れ目が入っていて、挿入後はこのヒゲ部を折って取り除くわけです。そうしないと、ボルトが奥まで入らなくなります。このヘリコイルを挿入しているときは、途中で左に回してしまうと、そこでこのヒゲ部が折れてしまいます。
適切な位置に入るまで、折れないように慎重に右に回していきます。