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鳩山政権 09年度予算を検証へ 参院選へアピール?(毎日新聞)

2010-03-12 05:53:51 | 日記
 鳩山政権は10日、自公政権が編成した09年度予算の執行状況を検証する「行政事業レビュー(再評価)」を5月から実施する方針を固めた。旧政権の「無駄遣い」を掘り起こし、夏から本格的な編成作業が始まる11年度予算に同様の予算を盛り込まないようにすることで、歳出削減につなげることを目指す。夏の参院選を前に改革姿勢をアピールする狙いもありそうだ。

 各省に副大臣クラスをトップとする「予算執行監視チーム」を作り、有識者も交えて検証作業にとりかかる。作業の公開も視野に入れている。国会での決算審議とは別に、行政内部で自律的に「予算が本当にきちんと使われているかをみる」(政府高官)試みで、11日の行政刷新会議で正式決定する方針だ。

 鳩山政権は自ら編成した10年度予算案で、既に終わっていた各省の概算要求のやり直しや、事業仕分け第1弾の実施などで歳出削減を図ったが、時間不足で不十分に終わった。旧政権下の概算要求を基礎にせざるを得ない面もあったといい、一般会計総額は過去最大の92兆2992億円に達した。

 また、10年度予算案の編成過程では、鳩山由紀夫首相が「(予算を削減する)査定大臣たれ」と各省の政務三役を激励したのに対し、徐々に「(予算を求める)要求大臣」と化した閣僚が多くなったとも指摘された。

 09年度予算の検証をするのは、こうした10年度予算案の編成過程への反省も込められている。旧政権が編成した予算なら、各省の政務三役も「査定大臣」となって厳しく切り込むことが比較的容易との判断もある。また、10年度予算案の当初の概算要求は09年度予算が下敷きとなっている。09年度予算を精査することで、11年度予算案の概算要求を圧縮することも目指している。

 それでも、現段階での効果は未知数だ。「一部は族議員化している」とも指摘される政務三役の、歳出削減への熱意も問われることになる。【田中成之、影山哲也】

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