Windows7のLet's Noteをメインマシンとして使っているが、特定のネットワークで極端に接続が遅くなっていた。どのネットワークでも基本的にはDHCPでIPをもらっていて、会社や最近の定宿では問題ないのだが、職場でPocket WiFiで繋いでいるときなどに途中から急に遅くなることがある。そこで、困ったときのGoogle先生。
キーワードは「Windows7 DHCP 遅い」するといくつかの記事が見つかった。
- IPv6を切ってみる
まだまだ普及していないIPv6。この記事を参考に、ネットワークアダプタのプロパティを開き、プロトコルからIPv6のチェックを外してみた。うーん、あまり変わらないなぁ。 - IPv6の各種設定をオフにしてみる
同じ記事の続きで、ネットワークアダプタのプロパティから構成を選んで、詳細設定タブ。
Large Send Offload(IPv6)、TCPチェックサムのオフロード(IPv6)、UDPチェックサムのオフロード(IPv6)を無効にしてみた。すると、少し反応が早くなったような。 - TCPの設定を変えてみる(その1)
少し明かりが見えてきたので、こんどはこちらを参考にして、TCPの設定をいじってみた。自動チューニングの設定を高速回線対応のみにするらしい。もともとはnormal。
お、反応が良くなってきた。 - TCPの設定を変えてみる(その2)
さらに調子に乗って、別の記事を参考に、netshでさらに設定変更。
Windows 7 でネットワークが極端に遅くなる理由の 1 つとして、SNP( Scalable Networking Pack )が原因と言われています。
SNP とは、通常は PC 上のプロセッサが行っているネットワーク処理を、PC 内部 の NIC( ネットワークインタフェースカード )に担当させるなどしてプロセッサの負荷を下げる機能です。SNP は 3 つから構成される機能で、以下の 1 つでも有効化されている場合の事を指します。
- TCP Chimney Offload
- Receive Side Scaling( RSS )
- Network Direct Memory Access( NetDMA )
これらの対応でだいぶストレスはなくなってきた。これで少し様子を見てみよう。先達の皆様、ありがとうございます。