本日発売の6月号を以て鉄道ジャーナルは休刊となります。事実上の廃刊と言っても過言ではありません。鉄道ジャーナルは、個人的に乗車ルポが充実していたのですが、学生の頃は価格帯が高かったので地元やお気に入りの列車の乗車ルポが掲載される時以外は購入できませんでした。
ピーク時の1990年代から2000年代初期は、乗車ルポも多彩でまるでその列車に乗ったような気分で読みふけることができました。また、タブレットについても時折投稿に対しての鉄道会社からの回答も掲載され読み応えがあると共にこのコーナーだけでもかなり勉強になりました。
そんな鉄道ジャーナルですが、時代が変化して気軽に乗客の写真撮影ができなくなる時代と共にネットやSNSの普及でほぼリアルタイムで列車の乗車状況が投稿されるようになり次第に購読する機会も減りました。
今回最終刊と言うことで購入しました。表紙はどこか寂しげな闇夜をテールランプを光らせて走り去るN700S系です。まさに走り去る新幹線と鉄道ジャーナル誌を掛け合わせた考えられたデザインです。内容は著作権もありますので書けませんが、乗車ルポはリバイバルも含めてありませんでした。乗り鉄派の自分としては少し寂しさを感じる最後でした。
鉄道ジャーナルの乗車ルポは、ホームページ作成当初に参考にした事も多々ありました。今まで本当にありがとう・・・。