佐賀 歯科治療 ふたば通信 [32]
「マイナス1歳からの虫歯予防」
今回は、妊婦さんの口腔内についてお話しいたします。
お母さんと赤ちゃん、ともに歯が健康であるためには、妊娠中のバランスのよい食事が重要です。食生活が健康の基本であり、そのためには健康な歯と歯肉が保持されなければなりません。
妊娠すると、女性の体のホルモンバランスが変わることで、口の中の環境が悪くなり、
むし歯や歯周病が増えるといわれています。
その理由として、
・つわりで、歯磨きが十分にできない
・食事や間食の回数が増え、口の中が汚れやすくなる
・唾液の酸性度が高まる
以上のように虫歯や歯周病にかかりやすい条件が重なり、そのため出産前後に歯が悪くなる方がいます。
したがって、セルフケアとプロによるケアでお口の状態を良好に保ちたいものです。
妊娠期のお口のケアは、出産後の子供の歯にも影響します。
虫歯の原因菌であるミュータンス菌は、母から子へ感染します。
出産時に産道から感染することなく、生まれてきた赤ちゃんの口腔内はミュータンス菌はいません
可愛い赤ちゃんに虫歯菌(ミュータンス菌)をうつすのは、家族。その一番手が、母親です。
口移しで食べさせたり、親の箸で食べさせたり、そんなこと!?と思うようなことでうつって
しまいます。
虫歯のない子に育てるためには、赤ちゃんに使う箸やスプーンは赤ちゃんだけのものに
しましょう。
もちろん周りの大人のお口の中がきれいであることが、大事です。
赤ちゃんが生まれてからではなく、生まれる前から自分たちのお口の中の細菌を減らす
努力をしましょう。
家族全員で積極的に虫歯予防をしたいものですね
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