こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回はプロ野球の話題です。
二軍選手の育成などを目的に設立されたイースタンリーグとウエスタンリー
グに今年1チームずつが新規参入することになりました。
理由は東西のチーム配分のバランスが悪く、試合の設定が難しいといったこ
ともあるようですが、一軍に相当するものがないチームの参入はプロ野球に
とって大きな出来事です。
また、今回は静岡と新潟に新規参入球団ができたことで、プロ野球の地方拡
大にも大きな影響を与えそうです。
さて、この動きはプロ野球に大きな影響を与えることができるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
まず結果ですが、運命の輪のカードの正位置が出ています。
運命の輪のカードの正位置は転換や幸運、機会や変化、チャンスや向上とい
った意味があります。
プロ野球は概ね政令指定都市に固まってチームがありますが、関東や関西に
偏った傾向は昔よりは改善されてはいますが、地方の偏りはまだまだ強く残
っています。
二軍も実質は同じ地域にあるので、そういう意味では二軍も含めて同じ傾向
が何十年も続いていました。
ここで静岡・新潟と政令指定都市ではあるものの、プロ野球の地域拡大が進
んだことは大きな出来事のようです。
プロ野球だけでなく、アマチュア野球も含めて大きな影響を与えることにな
ります。
米国でもマイナーリーグが各地方都市にあり、そういった環境に近い状況が
日本でも現れたことで、Jリーグのような地方拡大と同じような効果が出てくるようです。
ファン層の掘り起こしや地方活性などによる影響だけでなく、独立二球団の
選手が一軍を持つチームへの移籍なども起きることで、イースタン・ウエス
タンの両リーグにも良い影響を与えることになります。
おそらくこうした傾向はどんどん進んでいき、プロ野球参入の条件が下がる
ことによる地方への効果は大きくなるかもしれません。
次に環境条件ですが、星のカードの正位置が出ています。
星のカードの正位置は希望や理想、夢や願い、憧れといった意味があります。
大谷翔平選手のような人も実際には地方から誕生しています。
今後は少子高齢化が進む中で選手を集めることや育成することも厳しい状況
になっていきます。
また、働き方の問題により学校の部活の問題も今後は厳しく規制されていく
ことになります。
選手を育成するプロセスを学校だけに留めずに、サッカーと同じように下部
組織のような体制、場合によってはバレーボールやバスケット・サッカーな
どとの総合的なスポーツ環境での選手育成といった形もあるかもしれません。
欧州ではこうした形は当たり前のようにあり、日本でも新潟アルビレックス
はこれにかなり近い環境で野球を含めて多様な育成を行っています。
こうすることで選手や親の負担を減らし、学校の負担といったものを軽減す
ることにも繋がります。
育成の範囲などはもちろん問題がありますが、やはり競技を目指す人たちに
とって夢や希望や理想であり、憧れの舞台を提供する場としてどう構築して
いくかが課題となります。
米国と同じでなくても良いでしょうし、欧州の良い形を融合させた形でも良
いでしょう、こうした新しい取り組みは日本の大きな力になっていきます。
ビジネス面のいやらしさを指摘する人もいるかもしれませんが、今でも十分
に高校野球もビジネスのいやらしい一面に浸かっています。
競技のレベルを上げるためにも企業のスポンサー程度ではすでに国際レベル
を達成するのは難しくなっています。
新しい取り組みの一歩として評価しても良いかと思います。