今日で我が家は納めです。朝一番でお墓参りです。年賀状を仕上げました。門扉に松を飾りました。一年の早い事に驚きます。時は止まってくれないのですね。最近続けて７０才代で著名人が亡くなりましたが、私と同年代のＭさんが、もう１０年も無いことに愕然とするとラジオで話していました。あせっても仕方がありませんが楽しく過ごせる年になればいいなと思います。明日からは寒い田舎です。しわがまた増えます。皆さんに幸多かれと祈りまして・・・・・・・・・・
キャッツのミュージカルに酔いしれておいしい食事をしてゆったりと家まで団地の中を通って帰ってきました。それぞれ趣向を凝らして飾っていました。ちょっぴりうらやましいなと思いました。クリスマスには、どんなパーティを開くのでしょうか？
身体の調子の悪いことを、意志の弱さから自分の胸だけにしまっておけず周りの方たちに心配させてしまいました。今日はほっとした一日でした。野暮用を済ませ映画を久しぶりに見に行ってきました。
これは物語の筋うんぬんより、クラシックに酔いしれるひとときです。
耳の聴こえなくなったベートーヴェンと写譜師アンナとの第9初演の１０何分のシーンは感動です。入りとテンポを観客から見えないところで
一緒にタクトをふるアンナ、そしてクライマックス第４楽章合唱（歓喜の歌）は、心の中で歌っていました。何年か私も歌いましたが、最後はいつも感極まって泣いてしまいました。モーツアルトの手書きの譜面はきれいだったそうですが、ベートーヴエンには、３人の写譜師がいたそうです。楽譜を清書する職業です。とても素敵な映画でした。
田舎に行ってきました。母は老健にお世話になっています。皆さん輪になって音楽に合わせてリハビリ体操をしていました。そのあと名前と部屋番号、一番好きな食べ物、そして今日食べたいものを一人ずつ発言しました。
○夢のまた夢、特上のうなぎを食べたい。
○揚げたての鯵のフライが食べたい。
○鮪を食べたい。 等、等
母は鮪のとろのお刺身を食べたいと答えていました。退所の時、外泊の時は食べても施設では思いどおりにいかないものです。みんなの願いを聞いていて切なくなりました。
以前テレビで一流のシェフが特養や、老健に出向いてステーキでもお年寄が噛んで食べられるように工夫して作り、喜ばれているということを知りすばらしい事だと思いました。食べる事は楽しみの一つです。施設ではなおさらです。お金持ちのお年寄でなくてもこんな希望がかなえられたらと胸が痛いほどに切に思いました。
食べたいけれどすぐに身になっちゃうのよと大概の人は言います。私は太りたいと願っています。でも最近食欲が余りありませんでした。デパートの入り口にべつ腹様と書いてあります。今日は食べられそうだし食べられるときに食べておかないと思いながら、スィーツを買いました。人は太っていても痩せていても悩みますが、ふくよかな人は幸せそうと私は思います。
