起訴は勘弁してください。

敗訴になるんで、

赤き魅力

2006-07-18 01:09:59 | 現実
ザリガニが居た。
玄関の前に、バケツに入って居たのだ。しかも2匹。
下校してきた俺を見上げて手を振りかざす。威嚇しているのだろう。
だが、その姿は俺にとってかわいらしく見えた。
「近づいたら挟むぞ!」って感じでかわいい。いじらしい。
ああ、この感じが分からない人はもったいない。
そういう人の分まで悶え苦しんでしまおう。うりうり。
つぶらな瞳、小さな体、共食いする凶暴性。いや凶暴性は駄目やん。
まあいいや、とにかくかわいかったのだ。
ザリガニにとっては威嚇しているつもりでも、俺にとっては
帰ってきた俺に対して手を振っているようにも見えた。
「おかえり。」「ただいま。」

そのザリガニは弟と妹の手によりもといた場所へ返されました。