重度障害者のつぶやき・ぼやき

 障害者としての日常の中で、自分のこと、社会のことなど、つぶやいたりぼやいたりしたくなったことを、書き付けていきます。

バンクーバー五輪・余聞

2010年02月13日 | 日記
 今日、冬季オリンピックのバンクーバー大会が開会した。
 日本時間の朝11時に開会。じっと画面に見入るほどの興味はなく、「ながら族」で横目
に見る。昼食時を過ぎて、開始から3時間近くなっても延々と続き、正直のところ、入場行
進の前と後のカナダ先住民らを交えたなどによる群舞で盛り上がった後も、歌手が入れ替わ
り唄い出したあたりで、もう退屈になった。
 入場した各国選手らは、観客席に割り込む形の隻にじっと座っていて、集合からおそらく
3時間以上拘束されたままでいるのは、苦痛でもあったのではないか。
 見ているこっちがそう思うだけで、当人らはずっと興奮と楽しさの中に居たのだろうか。
 2時前に車イスに乗って室を出たので、聖火リレー最終走者による点火の場面などは見な
かった。夜のニュースなどで、何度も見たが。

 IOC会長とカルガリー市長だったかが、英語と仏語で歓迎と協議開始があったが、アナ
ウンサーは流暢に同時通訳していったので、感心しながら聞いていた。終わりの言葉が途切
れたとき、話し終えて翻訳も終わったのかと思っていたら、もう何秒か話は続いた。それ
で、挨拶の内容が先に報道陣に伝えられていたのだと判った。

 五輪の開会よりずっと前から、日本はメダルを何個取るかが取りざたされている。私は、
いつの五輪でもそれには興味がない。いい試合、いい協議を見られたら、それで充分満足し
てきた。
 「誰のファンか」と、街頭などで問う場面が見られるが、私は、ファンというより、どん
な走りをするかと思っているのは、中学3年生の高木美帆選手だ。彼女の実力がどのような
ものかは知らないが、練習の様子やインタビューなどでの語り口や表情などに、強い印象を
抱いてきた。
 「おぬし、ただ者でないな」と思わせるものがいつもある。競技の様子を、可能ならその
時間に見たいし、終わった後の感想なども聞いてみたい。

 リュージュの公式練習中に、選手が事故に遭い、死亡した。それでも、開会式で追悼の場
面があったけれど滞りなく進行した。
 夏の大会よりも、冬の法がこうした危険が大きい気がするのだが。真剣勝負ということば
が、選手らの身近に常にあるということだ。


2 コメント

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初コメント (キョーコ)
2010-02-14 15:17:54
URL? よくわからないので、パスしました。

渋いレイアウトのブログが誕生しましたね。
新スタート、おめでとうございます。
風邪などひいていませんか。
こちら北海道は、寒い日が続いていました。
北側の窓に、びっしり、凍りついた蒸気が花のように幾何的な模様で貼りついていましたが、今日は、ちょっとだけゆるいかな、と感じたら、水滴タラタラです。

高木選手、衒いなのがなくて、見ていて気持ちがいいですね。
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渋ーくいきます (ひーろー)
2010-02-16 09:16:25
 キョーコさん、このブログへ初の書き込みで
す。ありがとう。

 日記は、非公開に戻しましたが、このブログ
でも、つぶやき・ぼやきは続きそうです。

 こちらは近年になく冷え込みますが、これで
平年並みです。子どもの頃、ひと冬に数回は雪
だるまを作れるほどの積雪があったのですが。
 
 書く方は、ぼつぼつですが進めています。そ
っちをおろそかにせぬよう、するどくぼやいて
ゆきたいです。

 URLは、HPを持っている人だけが、記入する気があればするというものでしょう。パスしてください。
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