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スマホで天体写真③

スマホで撮影するにあたって露出時間の違いによる写り方を検証してみました。今日の空は霞が少しかかっている状況での撮影です。

スマホ(iphone 15pro)で露出時間を変えて検証しました。露出時間はスマホにタイマーが表記されています。最大30秒までですが、5秒以外はタイマーを見ながら手動で露出時間を止めますので若干の誤差はでています。写真の赤い数値が露出時間です。撮影情報の下のデータは、CANONのDPPを利用して情報を取り出しました。露出補正なるものがありますが、正確な意味は??です。実際にスマホが切るシャッターは最大10秒のように見えます。ISO感度と露出補正が変化して10秒以降の画像を見やすい明るさに調整しているのでしょうか。絞りはすべてF1.8になっています。気なったので室内を撮影するとやはりF1.8。SS=1/90, ISO 200というデータでした。F値は日中の屋外でないと絞られないのでしょう。


QBP を使うとM42の赤い星雲がもっと広がりを見せてくれるかと期待しましたが、意外と写っていません。観望会で参加者に撮影してもらう場合、QBPを使わないで10秒程度で撮影してもらうのが、多くの方が撮影できて良さそうです。・・でも、スマホも様々な種類があるので一概には言えないですね。


暗い天体をスマホは厳しいかもしれないです。
月ごと、シーズンごとの観望会で、参加者に様々な天体をスマホで撮影してもらおうとした目論見はダメかもしれません。ちょっとさびしいてすね。

今日の収穫
縮小コリメートをするにあたって、主鏡で集められた光をアイピースを出た光線は平行になる必要があるらしいです。10年ほど前はそれを実行するために、無限遠に合わせられた6倍のファインダーなどで覗いて平行光線を確認していたそうです。正確を期すためには面倒くさい過程ですが私も今回そうすべきと思っていました。老眼も進み始めたのでピント位置に不安もありました。しかし、折角バーティノフマスクがあるのにと考えました。取り合えずマスクをつけて覗くと3本線は一致していません。ピントノブで3本線は移動します。これだと思いとりあえず今回これでアイピース後の光線を平行光線にできたと考えています。暗い星では使用できませんが、今回はシリウスで奇麗な3本線の一致が見られました。
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