今日はバドミントンの話。だけど、普段の生活に応用できる意識の話です。
大学バドミントン部の合宿に参加してきました。
チームはとても良い雰囲気で練習していました。
レギュラークラスの選手はやはり動きがキレていて、そりゃそうだよな、レギュラーはこうでなきゃなって感じ。
その中でもエースは別格の動きを見せていて、さすがだなーと思わされました。
でもでも、チームが良い雰囲気であるためには、大切なのはむしろレギュラー外の選手で。
その人たちがどういう意識、モチベーションで練習に取り組んでいるかが、チーム全体に大きな影響を与えるものです。
今回はそういう下級生たちの元気が良くて、OBで後輩のK君も言っていたけど、
厳しい練習の中でもちゃんと意欲的に取り組んでいる様子が、すごく伝わってきました。
さてさて、指導をしていて感じたことですが、
フォームに欠点があったり、苦手なフットワークがあったり、打てないストロークがある人。
僕にも多かれ少なかれあるので、そうなんですが、「できない」にもレベルがいろいろあって。
Ⅰ、ダメなことを自覚できていない
Ⅱ、ダメなことは自覚できているけど、どう改善するかのイメージができてない
Ⅲ、ダメなことが自覚できていて、自分なりの改善方法もあるけど、その改善方法では解決できない(改善策が間違っている)
Ⅳ、ダメなことが自覚できていて、適切な改善方法を実行できている
この中でよくアドバイスを求められるのは、Ⅱの人です。
「どうしたらいいか、わかりません!」と。こういう人には、イメージを作ることが大事です。
今どうなっているから、それが上手くいってないのかを説明します。そしてそれがどうなればいいかを説明して、イメージを作り上げます。
その上で、コツをつかませてあげればOKです。
コツは、日常生活での動きや、その人がそれまで経験したことのあるスポーツ、その人が得意にしている(すでに身につけている)プレー
などから、参考になるものがないか探してあげられれば、短時間でつかめます。
リストスタンドや、回内、回外など動作の基本を身につけている人ほど、コツがつかみやすいです。
問題はⅠとⅢの人で、自分では疑問を持たずにやってしまっているので、こちらからの働きかけが必要。
なんでそうしてるの?って。
Ⅰの人は「???」って顔をします。なんでそんなこと聞くんですか?って顔。
Ⅲは、「誰かにそう言われたから」って人が多い気がする。
自分ではその「誰かからのアドバイス」の正しい意味や役に立つケースなどを理解していない。だからこそ正しく消化できていない。
とにかく疑問を投げかけて、もう一度考えてもらうところからやり直し。
「なんで?」と聞いて、問題意識を掘り起して、「あー、じゃあどうすればいいんですかねー?」って思ってもらってから、アドバイス。
誰かの本で読んだのかな?
「問題を解決する力」よりも「問題を発見する力」の方を鍛えなきゃいけないって。
今回の合宿での指導を通して、改めてそう思いました。
上手な人は、自分でどんどん問題を発見して、自分で解決策を見つけることでどんどん成長する。
たとえその解決策が間違ってたとしても、しばらくすると解決策が間違ってることも発見できて、改善できる。
かくいう僕も、自分のプレーをビデオで見るようになってから、ぐーんと成長しました。
初めて見たときは課題だらけで愕然としたけどね。
問題を発見できたら、その瞬間にどうすれば良いか、改善策を考えずにはいられないのが人間ってもんです。
だからこそ普段からアンテナを高くして、問題点をたくさん発見したら、たくさん成長できるのではないでしょうか。
最後の夜に、エースのやってる充実した練習を見ながら、そんなことを考えました。
今日のキーワード
問題を発見する力。
問題を発見しようとする意識。
大学バドミントン部の合宿に参加してきました。
チームはとても良い雰囲気で練習していました。
レギュラークラスの選手はやはり動きがキレていて、そりゃそうだよな、レギュラーはこうでなきゃなって感じ。
その中でもエースは別格の動きを見せていて、さすがだなーと思わされました。
でもでも、チームが良い雰囲気であるためには、大切なのはむしろレギュラー外の選手で。
その人たちがどういう意識、モチベーションで練習に取り組んでいるかが、チーム全体に大きな影響を与えるものです。
今回はそういう下級生たちの元気が良くて、OBで後輩のK君も言っていたけど、
厳しい練習の中でもちゃんと意欲的に取り組んでいる様子が、すごく伝わってきました。
さてさて、指導をしていて感じたことですが、
フォームに欠点があったり、苦手なフットワークがあったり、打てないストロークがある人。
僕にも多かれ少なかれあるので、そうなんですが、「できない」にもレベルがいろいろあって。
Ⅰ、ダメなことを自覚できていない
Ⅱ、ダメなことは自覚できているけど、どう改善するかのイメージができてない
Ⅲ、ダメなことが自覚できていて、自分なりの改善方法もあるけど、その改善方法では解決できない(改善策が間違っている)
Ⅳ、ダメなことが自覚できていて、適切な改善方法を実行できている
この中でよくアドバイスを求められるのは、Ⅱの人です。
「どうしたらいいか、わかりません!」と。こういう人には、イメージを作ることが大事です。
今どうなっているから、それが上手くいってないのかを説明します。そしてそれがどうなればいいかを説明して、イメージを作り上げます。
その上で、コツをつかませてあげればOKです。
コツは、日常生活での動きや、その人がそれまで経験したことのあるスポーツ、その人が得意にしている(すでに身につけている)プレー
などから、参考になるものがないか探してあげられれば、短時間でつかめます。
リストスタンドや、回内、回外など動作の基本を身につけている人ほど、コツがつかみやすいです。
問題はⅠとⅢの人で、自分では疑問を持たずにやってしまっているので、こちらからの働きかけが必要。
なんでそうしてるの?って。
Ⅰの人は「???」って顔をします。なんでそんなこと聞くんですか?って顔。
Ⅲは、「誰かにそう言われたから」って人が多い気がする。
自分ではその「誰かからのアドバイス」の正しい意味や役に立つケースなどを理解していない。だからこそ正しく消化できていない。
とにかく疑問を投げかけて、もう一度考えてもらうところからやり直し。
「なんで?」と聞いて、問題意識を掘り起して、「あー、じゃあどうすればいいんですかねー?」って思ってもらってから、アドバイス。
誰かの本で読んだのかな?
「問題を解決する力」よりも「問題を発見する力」の方を鍛えなきゃいけないって。
今回の合宿での指導を通して、改めてそう思いました。
上手な人は、自分でどんどん問題を発見して、自分で解決策を見つけることでどんどん成長する。
たとえその解決策が間違ってたとしても、しばらくすると解決策が間違ってることも発見できて、改善できる。
かくいう僕も、自分のプレーをビデオで見るようになってから、ぐーんと成長しました。
初めて見たときは課題だらけで愕然としたけどね。
問題を発見できたら、その瞬間にどうすれば良いか、改善策を考えずにはいられないのが人間ってもんです。
だからこそ普段からアンテナを高くして、問題点をたくさん発見したら、たくさん成長できるのではないでしょうか。
最後の夜に、エースのやってる充実した練習を見ながら、そんなことを考えました。
今日のキーワード
問題を発見する力。
問題を発見しようとする意識。
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