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梶川与惣兵衛の徒然ブログ

余人もすなるブログといふものを予もしてみむとてするなり。

ネットいじめ

2008-02-29 15:41:35 | Weblog
ネット「で」いじめるんじゃないよ。
ネット「を」いじめるんだよ。
今さらながら、Yahoo!辞書で遊んでみた。いや、意地悪をしてみた。

日本文を入力すれば英訳、英文を入力すれば和訳してくれるサイトなわけだが、いろいろと意地悪な日本文を入力してやった。

まず、「俺は顔が広い」。
もちろん、"My face is wide."などという答えを期待していた。ウシシ。
しかーし、結果は"I know a lot of people."
おおー、あったまいいー。

次に、「彼は私の彼です」。
どうだ、意地悪だろう。
ところがこれも、"He is my boyfriend."
ほほー、やるじゃん。
同じく「彼女はぼくの彼女です」も、"She is my girlfriend."だって。
すっげー。
コンピュータのクセして、どうやって同じ「彼」をHeなのかboyfriendなのか区別してんだろう。
やるな。Yahoo!辞書。
かなりウマイ条件分岐をプログラミングしてるんだろうなあ。何が決め手なんだろう。

そこで、今度は「この店のおじさん」。
結果は"Uncle of this shop"
来たー!
あーったまわりー!
これじゃあ店が甥っ子か姪っ子になっちゃうだろうよ。
プププ。甘いな。

同じく、「宿のオヤジ」は"Father of the hotel"、「居酒屋のママ」は"Mom of the bar"。
ふっふっふ、「彼」や「彼女」のニュアンスは区別できても、「おじさん」や「オヤジ」や「ママ」のニュアンスまでは分からないようだな。しょせんはコンピュータ


今度は「もったいない」で勝負!
"It is waste."
やったぜー!
「もったいない」は、単に「無駄」だの「浪費」だのという客観的な評価であるもんか。
その浪費を惜しむ気持ちが込められた、ビミョーな言葉なのさ!
コンピュータごときには、ついて来られないようだな。
ひゃっほー

もっと意地悪をしてやろう。
「昨日食べたスシ」。
なんと、"Sushi which I ate yesterday"だと。
すごい!
意味上の主語「I」をちゃーんと補えるなんて!
あったまいいなあ。

よし、不謹慎なネタだが、これならどうだ!
「沖縄の女子中学生暴行事件に関し、大変遺憾に思い、深くお詫びします」
ライス国務長官がおとといこう言ったので、愚生は英語でなんと言うのかずっと気になっていた。
だって、「遺憾に思います」は「残念だ」だから"I'm sorry."だろ?
しかも、「お詫びします」も「ごめんなさい」だから"I'm sorry."だろ?
だったら、同じことを2回言うことにならないか、英語では?
と思ってやってみたら、
"I'm very regretable about the violence of Okinawa female junior high school student and I'm very sorry."
だそうな。
ほほーっ!
「遺憾に思います」は"be regretable"か!
英語の世界でも、両者に区別はあるのね。
ライスさんも、ほんとにこう言ったんだろうか。
それにしても「女子中学生暴行事件」が"the violence of Okinawa female junior high school student"ってのはすごいな。
これじゃあ、女子中学生が暴れまくったことになるじゃないか。

さてさて、一番のヒットはこれ。
「お前何様のつもりだ」
どうなったと思う?
"I think of myself you sombody."
もー、腹がよじれるぐらい笑った。
なんでこうなるの?
解読するのに5分以上かかった。
最大限善意に解釈すると、「俺はお前が何者かであるつもりでいるのだ」。
なるほどねーっ!

見逃した!

2007-01-02 12:50:50 | Weblog
こやまきよし、見逃した! 気づけば数日後! 否、聞き逃した!

生きていたこやまきよし

2006-12-23 19:48:50 | Weblog
ジャズ評論家のこやまきよし氏、ラジオのDJ界から姿を消して久しいので、愚生はてっきりポックリか? と不謹慎なことを考えていた。
しかし、なんと25日から連夜で「ジャズクラブ・スペシャル」と題し、秋吉敏子との対談をやるらしい! 生きていたうえに、かつての彼のレギュラー番組「ジャズクラブ」を冠しての久々の復活企画! んーん見逃せないぜ。

化けて出てほしい。

2006-12-21 15:52:03 | Weblog
次は青島に岸田今日子さんですか。惜しまれるぜ。
日本で一番恐ろしかった女優に行かれちゃうと、あれ? じゃあ、今の一番は誰だべ、実は岸田今日子に続く2番目の恐ろしい女優を普段から考えてなかったな、ってことに気づかされるぜ。まあ、鬼籍に入ることで岸田今日子も真に日本一恐ろしい女優になったのかもね。

紛らわしいんだよ

2006-12-19 13:40:30 | Weblog
ところで、札幌市長選に出る清治さんと、北海道知事選に出る荒井さんって、顔似てない?

いいの?

2006-12-17 20:40:10 | Weblog
教育基本法さあ、最初、森君の教育改革国民会議がさあ、教育の目的を定めた第一条もなくすとか言ってなかった? 教育の目的を法で定めるのは不適切だとかなんとかいってさ。改正法の条文見たっけ、フツーにのこってんだけど。いいの? アベ君。
あとさ、男女共学の条項をカットした件では全然議論盛り上がってないんすけど、いいの? 当たり前のことをきめとくのが基本法なんじゃないの? 野党連合さんよ、いいの?
「愛国心」条項や「不当な支配」条項のことも大事だろうけど、それ以外の議題は全然無視かい? いいの? 知らないぜ俺は。

くしろ

2006-12-11 21:59:20 | Weblog
最近知人が気づいてくれたが、釧路っていろんなキャッチフレーズに使えるな。
「はやくしろ」「なかよくしろ」「あったかくしろ」などなど。
町おこしに使われちゃう前に、商標登録したいぜ。

よーこみーちちーぢッ(4ビートで読むべし)

2006-12-03 22:50:53 | Weblog





守屋浩
のボックス・セットが出た。
守屋浩といえば、「僕は泣いちっち、横見てないちっち」という謎の語尾で統一された摩訶不思議な歌を唄い、一世を風靡した日本のボーカリストである。
聴いた。
いや、聴くその前に、まず曲名でヤラれた。
『デタラメの歌』、『二十四条知ってるかい』、『ガマの油売り』……。
おいおい、これじゃあ聴くなという方が無理だぜ。
どんな歌か気になっちゃって、眠れるわけないだろ。
『デタラメの歌』だぜ? 『デタラメの歌』。なんか開き直ってないか? え、作曲した服部良一さんよ。
何ーっ! 服部良一だあーっ?
ちょっと待て、何々、『ガマの油売り』の方は浜口庫之助が作曲しただと?
ナンだ、この豪華な作曲陣は。
そして、なんだ、このタイトルとのギャップは。
うーむ、恐るべし、守屋浩。
服部良一が『デタラメの歌』などという曲を作って唄わせたくなり、浜口庫之助が『ガマの油売り』などという曲を作って唄わせたくなるような人物が実在したという、その事実が既に恐怖なのである。





さて、懸案の(?)『二十四条知ってるかい』であるが、いやはや、これは何と日本国憲法の第二十四条のことであったのだ。
どうだね、読者諸君は二十四条を知ってるかい、ハハッハッハ(俺は怪人20面相か)?
賢明博識なる読者諸君のこと、「婚姻は両性の合意によってのみ成立する」という、戦後の民主化政策の中で生まれた例の条文のことであるとは先刻ご承知であろうハッハハハハ。
なんと、この条文の内容を息子が両親に説いている、という衝撃の歌詞なのだ。
「♪なんてったってお父さん/僕のワイフはあの子だよ/二十四条知らないの」と、快活に軽薄に、4ビートのシャッフルしたリズムで歌い上げるジャズ風歌謡曲なのである。
親が子にでなく、その逆に、明治生まれの両親に対し、結婚相手は本人同士が決めるべきものであって親の意向などどこ吹く風よ、「♪もっと勉強しておくれ/日本国の憲法を」と笑い飛ばすこの着想! 天才としか思われぬ。




『ガマの油売り』はもっと天才的着想である。
その名のとおり、ガマの油売りの売り口上を、た~だ歌にしただけのもんである。
浜口センセ、だいぶお酒が回られましたか?
しかも、これまたスウィング・ジャズ風の4ビート!
ツーチッチ、ツーチッチ……というシャッフルしたドラムスでギャング映画のごとくミステリアスに始まり、フウォ~~~ッ……! と怪しげな尺八によって我々をスウィング感の絶頂まで登りつめさせてしまう。いやーん。
そして突如、
「♪前足四本うしろ足六本/これぞ名づけて四六のガマと呼ぶんだよ」
ガマの油をスウィンギーに宣伝しまくる守屋浩。
「♪さー買った買った!」
と呼び込む声も威勢良く、ねじり鉢巻たすきに袴、腰に帯びたる大小は、抜けば玉散る氷の刃、抜く手も見せぬ居合いの小太刀、空に舞ったるペイパーの、一枚が二枚、二枚が四枚、四枚が八枚、八枚が十と六枚、粋でいなせな立ち姿……というのは愚生の空想だが、商売繁盛を願わずにはいられないのである。

いやしかし、ジャズとテキ屋の売り口上って、本質的に近くないか?
どちらも、ストリートなどでゲリラ的におっぱじまることを志向する文化。
客あってなんぼだ。客とのコミュニケーションやそこから生み出されるさまざまのアドリブ、ハプニング、相互作用、それら清濁併せ呑むカオスった表現のすべてを楽しむ文化ではないか。
おまけに4ビートだぜ、4ビート。
この4ビートに、ガマの油の売り口上は意外と合うことが分かったぞ。
これもしや、七五調なら合うのでは。
七五調。
「7」を基本のこのリズム。
7拍打っては一拍休む、この繰り返しではないかいな?
するてえと、合わせて8拍なんだもん。
4だの8ビートだの、4の倍数のこのリズム、合わないはずがないわいな。

そこで思い出すのはもちろん、テキ屋のシンボル、売り口上の伝承者、フーテンの寅さんである。
ほら、指を鳴らしてお尻フリフリすれば、聞こえてくるでしょう? ツーチッチ、ツーチッチ……
「♪四谷赤坂麹町/ちゃらちゃら流れるお茶の水/粋な姉ちゃん立ちションベン」
「♪浅野内匠頭じゃあないが/腹切ったつもりで一個100円いーや50円/えい、こうなりゃ自棄だ/自棄のやんぱち日焼けのなすび/色は黒くて食いつきたいが/あたしゃ入れ歯で歯が立たないよときた!」
ボンボボンボ・ボンボボンボ・ボンボボンボ、ツーチッチ・ツーチッチ……
ん~んスウィンギーだわー。




あれ? 待てよ。
七五調の寅さん的セリフを、4ビートや8ビートによるジャズやブギウギやロックンロールなどのアメリカ音楽に乗っけてる例が、たしかあった気がするぞ。
あっ、思い出した!
「♪銀座原宿六本木/バギー・トップにヒップボン」
ダウンタウン・ブギウギ・バンドの『カッコマン・ブギ』だよ。
まさにシャッフルしたリズムの典型的ロックンロール・ナンバーのくせに、モロ和風な七五調の歌詞! なおかつ「銀座原宿六本木」だぜ? え? 「銀座原宿六本木」!
そう、何を言いたいか賢明なる読者はもうお分かりであろうハッハハハハ。
「銀座原宿六本木」というこのフレーズは、寅さんの「四谷赤坂麹町」にインスパイアされたものに違いねえ! どうでえ、作詞家・阿木燿子! すっきりしろい!

これですべての謎が明らかになったぞ。
守屋浩の『ガマの油売り』によって明らかとなった、テキ屋売り口上的七五調リズムとシャッフル・4ビートの融合の可能性が、フーテンの寅さんの売り口上と合体し、『カッコマン・ブギ』へと継承されていったのだ!
これこそ日本の裏側ロックンロール史に違いない!
いや、なんとも結構な結論じゃあないか。
♪結構毛だらけ猫灰だらけ/お尻の周りはク○だらけ/たいしたもんだよ蛙のションベン/見上げたもんだよ屋根屋のフンドシ/
ツーチッチ、チーチッチ、ツーチッチ、チーチッチ、………











お悔やみ申し上げます

2006-11-25 19:31:57 | Weblog
はらたいら、ポール・モーリア、内山田洋、中谷昇、灰谷健次郎の各氏のご冥福をお祈りするわ。
なんでこう、重要な人たちが立て続けに旅立たれるんかねえ。
ほんと、わずかこのひとつきのあいだでしょ?
「次は谷川俊太郎あたりあぶないんじゃないの?」って不謹慎なことを知人が言ってたよ。

いきなり!

2006-11-19 02:11:26 | Weblog
回文が浮かんだ!
「旦那らしく知らなんだ」