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le temps et l'espace

「時間と空間」の意。私に訪れてくれた時間と空間のひとつひとつを大切に、心に正直に徒然と残していきたいなと思います。

モロッコ料理の会

2010年09月19日 | 食べ物
機会があってモロッコ料理を頂いて来ました。モロッコはアフリカの北西部にあり、ヨーロッパ人がバカンスを過ごす先としても人気があります。


うしろ姿ですが、料理を提供して下さったシェフ。ケータリング形式で提供しているそうなので「どこへでも行きます!」とのこと。料理の紹介メモはこのシェフさんが書いてくれたものです。


今回の会を主催してくださったこのお店(日本茶カフェ)のオーナー。原色のポロシャツも難なく着こなし、実はちょっと天然だったりして、あまり笑顔は見せませんが楽しい方です。

●モロカンライスサラダ:トマト・お米・ハーブのサラダ

⇒細長いお米を使ってさっぱり仕上げていますが、サラダだけにオイルを使って和えてあるので、私は結構ボリュームを感じました。

●コリアンダーポテトパンケーキ:ハーブとスパイスの香りのポテトパンケーキ

⇒マッシュポテトを焼いたような感じ。素朴です。

●シーフードとチキンのブロシェット:スパイシーな串焼き

⇒スパイシーとありますが、そうでもありません。ハーブを利かせているのは確かですが、日本でもなじみのある味。かりっと焼きあがった鶏肉とスパイスがよく合っています。

●バスティーラ:ナッツの入ったチキンパイ

⇒メインディッシュのひとつ。少し甘みのついた具をパイで包んであります。温かいうちに食べるのがおすすめです。ボリュームたっぷり。

●野菜のクスクス:季節の野菜たっぷりのシチューとクスクス

⇒待ってました!クスクス。シチューをかけていただきます。クスクスは「小麦粉から作る粒状の粉食」とあります。そのものの味はほとんど感じません。日本の食材で食感を例えるなら・・・たらこ?ま、「粒」ですから。

他に、
●ケフタタジン:ミートボールと卵の蒸し煮込み
●デザート:名前は不明。クリームをパイ生地で包んだものに蜜がかかっているものとクッキー生地のなかにクリームが入って線状にチョコでデコレートしているもの
がありましたが、煮込みは量が多くて、デザートはあまりに甘そうなのでパスしてしまいました。立食で良かった。

飲み物はつぎのふたつ。

●ミントティー:たっぷりのミントと緑茶で作る爽やかな香りのお茶です。独特のポットと可愛らしいグラスで頂きます。お酒を飲まない厳しいムスリムは『モロカンウィスキー』と言って、一日に何度もこのお茶を飲んでいます。あま~い、モロッコ菓子と一緒に召し上がれ!
⇒モロッコ菓子はいただきませんでしたが、さっぱりするので料理のあとにたくさんいただきました。

●アルコール キリン・ハートランドビール
⇒どなたかご存知でした?私は知りませんでした。詳しくはここへ。癖もなく優しい味わいでした。

モロッコ料理のイメージは、地中海料理とトルコ料理をあわせたような感じ。今回の料理は一本筋が通った質の良い料理でした。そして、レストランで供するより、今回のブッフェ形式のようにしてみんなでわいわい言いながら食べるのが楽しいと思います。