完成したTDA2030Dアンプの
動作確認編です
出力端子の横に、出力名が印刷されています
プラス・マイナスを間違えずに配線します
使用してるオーディオICは、台湾の企業らしいが
UTC TDA2030L です
フィリップスやST社じやないのが、少し残念
モノラールアンプの全体
なお、このアンプは出力直結のBTLアンプではなく
2200μFの電解コンデンサ(手前茶色の)が入るタイプ
アンプ電源は、まだ接続していない
電源トランスは、手持ちのS・E・L社製 SH-163
最大16V 3A
12V~24Vまで使用可能だが
平滑用の電解コンデンサが25Vまでなので
14V出力端子を使用
電源ON
20.63V
電源大丈夫そうなので
出力に8Ω 50Wの負荷抵抗取付け
電源=アンプ間に電流計を接続
アンプ2個で、無信号時28.4mA
秋月の説明書では、40mA~60mAと書いてあるので
1個換算約15mAは、結構違うな
(片chで半分電流確認)
説明書の回路図
大丈夫そうなので、壊れても惜しくない
スピーカー繋ぎ、音楽を入力して
ボリーム上げた状態
上の写真と同じようですが、A(アンペア)スケールになってるので
両CHで280mA流れてます
音は、力強くガンガン前に出てきます
ソロボーカルや演歌なんかに合いそうです
ただ、音場再生みたいなのは苦手です
この後、トラブル発生でTOYOZUMI HT123
へ交換したら、少し印象変わったような
そのトラブルとは
電源OFF約4秒後に ぷぅ~~と言うオナラのような音が
両スピーカーから2~3秒間出てきます
発振しているようです
入力外してもダメ・片ch駆動でもダメ
電源トランス・シリコン・電解コンデンサなど交換
してもダメでした
定電圧電源繋ぐと、全く問題なしで正常動作します
定電圧電源の電源SWをOFFしても、ぷぅ~~は出ません
12V5Aのスイッチング電源アダプターでも出ません
万策尽きて、基板内の定数変更しか無いかな
と思った時、ふと思いついた
電解コンデンサ4700μF二個を一個にしてみる案
正解 ぷぅ~~は出なくなりました
気を良くして
電源をS・E・L社製 SH-163 に戻し
電解コンデンサ耐圧25Vを外し
ヤフオフでトランス購入時、頂いた
50V4700μF(松下)を取付けました
16V端子で、DC電源出力24.10V
印加出来る、最大電圧です
無信号時の電源電流両chで29.4mAで
余り20V時と変わりません
完成写真
コンポに繋いでみましたが
一応、正常動作してます
少し様子見です
不安定になり易いアンプのようです
Canon Power Shot A480 (1000万画素)で撮影