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雲の上を歩くひと

日常生活や、過去を振り返っての
回想日記(←ボケ防止のために綴ります。)

あの日のこと 1.17阪神淡路大震災 その12

2011-01-19 19:47:40 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

弟の住んでいるアパートに着いて呼び鈴を押すと

反応なし。 が、ドアは半開きだ

 

兄弟の特権!?で強制的に入ってみた。

いない。。。多分、友達のところに行っているのだろう

(しょっちゅう会っている仲の良い友人がいたので)

 

弟のアパートは、後日こんな黄色い紙が貼られていた

これは、警告書といって倒壊しそうな恐れがある家に貼られる紙

危ないから立ち入らないでね!というものだ

 

木造家屋の家はわりと貼られている家が多かった。

 

事態が大きく変わったのは、この後再びhone家に帰ってからのことだった


あの日のこと 1.17阪神淡路大震災 その11

2011-01-19 19:37:16 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

お隣の町まで、hone妹と一緒に様子を見に行った。

この時、よく考えたら二人ともパジャマのままだったような気がする

でもあの時、着替えうんぬんより

それが普通だったんよね。そこまで考えつかないというか。

 

honeの住んでる町から、お隣の町までは15分程

やはり至るところにガスのニオイが充満してた

人影はまばら

妹と「今、いったいどういう状況になってるんやろう?」と話しながら歩いた。

 

テレビも見れないし、電話も通じなく通信手段が全くないので、

今これが全国的な状況なのか。世界的に起こったことなのか、ここだけで起こっていることなのか

それさえも分からなかった。 無人島にいるような感じさえした

 

薄暗い景色は段々、空の明るさで照らし出されたきた。

崩れた幼稚園の門。 真ん中部分だけが大きく凹んでいる高層マンション

亀裂の入った地面。 びっくりしたのは山陽電車の駅舎が壊れていて

線路がぐねぐね曲がっているんよね。。 電車もひっくり返っている。

 

弟の住んでいるアパートに到着した


あの日のこと 1.17阪神淡路大震災 その10

2011-01-19 19:22:26 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

やっと出れた外の世界は、やけに静かで

隣に住んでいる母・良子の家を訪れてみた

良子の家は、物がいくつか落ちてきた程度で

父・母・妹は無事だった

 

が、当時良子家で飼われていた猫が地震の揺れにビックリして

二階の窓から飛び降り行方不明になったらしい。

(※この猫は、2週間後に帰ってきた)

 

honeの弟は一駅離れたアパートに住んでいたので

様子を見に妹と一緒に行ってみる事にした。


あの日のこと 1.17阪神淡路大震災 その9

2011-01-15 23:04:56 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

が!シャッターが開かない

地震の強烈な揺れで歪んでしまっているようである

 

何度かチャレンジしてやっと開いた。

外の世界は信じられない光景だった。

ガスのニオイが充満。

崩壊している家。

大変な状況なんだけど人があまりいなくて

不思議に静まりかえっていた。

 


あの日のこと 1.17阪神淡路大震災 その8

2011-01-15 22:53:27 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

うるさい孝子のお腹にのったティッシュボックスをどけると

「のっかった荷物の重み(←多分ティッシュボックスのこと)で動かれへんかった」

 

いやいや、あなた。それただのティッシュボックスですから!!

 

この時、飼っていた猫がいるのだけど

いつもいる部屋に見当たらない

辺りを探してみると部屋の隅っこに丸くなってふるえていた。

よかった無事だ!!

 

表玄関前につないであるワンコロも無事だった

ただ、その横は天井の瓦が全て落ちていた

ワンコの居る場所がもう少しずれていたら。。。

危なかったと思う

 

ほんと、今も思うんだけど

生と死は隣り合わせで、その時たまたま何をしていたか?どこにいたかによって

運命が大きく変わってしまう

 

客間に置いてあるピアノが大きく斜めに移動していた

これ、家に運ぶとき大人4人でやっと運べた重さなのに。。。。

 

とにかく家の外に出てみよう

裏玄関でもある

お店のシャッター(この時、自営業)を武次と開けてみることにした


あの日のこと 1.17阪神淡路大震災 その7

2011-01-15 22:09:06 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

武次の無事を確認したあと

廊下らしきところを抜け→台所→リビング→孝子の部屋へと向かった

(当時、honeが住んでいたのは木造住宅の平屋だったので

こうしないと孝子の部屋まで辿り着けない感じになってた)

 

途中、驚いたのが我が家が断面図のようになくなっている場所があったこと

お隣の家が丸見えなのである。もちろん向こうからも丸見え

目の前は天井が落ちてるので瓦の残骸が積み重なっていた

リビングに辿り着くと、足がやけに冷たい

「何!この足の感触?」と思ったら床じゃなく地面。。

家の中なのに土を踏んでいる

下をよく見ると、床が落ちて辺り一面地面だった

TVが地面にめりこんでいた。

 

「hone!助けて」孝子の声

びっくりして

その声の元に歩み寄ると。。。。

 

5箱1ケース入りのティッシュボックスが孝子のお腹の上にのっていた

なぜだか、孝子の部屋の周りだけ物がほとんど倒れていない

 

。。。。助けてと言うほどのもんか?

この時までもオーバーな孝子に若干引いた


あの日のこと~1.17阪神淡路大震災~その6

2011-01-15 21:52:42 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

すいません。。このシリーズ途中になってました

少しづつですが、記憶をたどりながら

再開していきたいと思います。

 

今は亡き祖父、武次が密かに撮っていた!?

地震後のアルバムが見つかりました。

何か伝える為に残したものだと思うので

記事と一緒にアップすることにしました。

________________________________

↑我が家の台所にあたる場所だったと思います

昔ながらの木造住宅だったので、全壊に近かったです


あの日のこと 1.17阪神淡路大震災(5)

2010-02-06 00:33:27 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災
どうしようもなく、重いタンスを必死に持ち上げる
その時だ
「hone!hone!」

「んっ!?」
聞こえる声はタンスの下からではない。。。。
どこにいんの!?

「ここや!ここにいる!」
持ち上げているタンスから手を離し
祖父、武次の声が聞こえる方向に向かう
薄暗い闇の中では、手探り状態だ
いつもの廊下が、まっすぐに歩けない

両手を体の前につきだすと
色んなものにぶつかる
ジャングルジムみたいな感覚
廊下じゃなくて、なにかの上を
(後から見ると、壊れた扉や押し入れが積み重なっていた)を
昇ったり、降りたりしていた


最後の降りた先には、天井が抜けたトイレ。。。。
その前に武次がうずくまっていた

「最初の揺れで、急いで布団から出てトイレに走った」らしい
この時、武次は病み上がりの70歳
驚くべき行動力だ
見たところ、ケガもなく安心した


地震の時は、トイレの方へ逃げろ!と聞いたことはあるけれど
あの時の、武次を見るとあながちウソではないと感じた
トイレは、家の端に位置しているから
いざ!という時に助かりやすいらしい


なぜか、honeはこの後
孝子を助けなければ!という使命感に燃えていた

続く

あの日のこと 1.17阪神淡路大震災(4)

2010-01-30 23:59:19 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災
「おじいちゃん!」

「、、、、、、、」


何度、呼んでも返事が返ってこない
これにはあせった


薄暗い、祖父の部屋に向かうと
信じられない光景を目のあたりにする

祖父の寝ていた布団に
大きな洋服タンスが5つほど
将棋倒しのように乗っかっているのだ

「絶対、この下にいる」

気付けば、タンスを一生懸命
持ち上げようとしている自分がいた
火事場のクソ力と言うけれど
全然、ビクともしない
それくらい重い重いタンス


「おじいちゃん!おじいちゃん!」
半泣きになりながら
一番上に覆い被さっている
タンスを何度もどかそうとした
もう自分の力では、持ち上げれないことは
悟っているけど

それでも、どうにかしようと
必死だった

広がる闇の静けさと
人間の無力さが
ただ、むなしかった

あの日のこと 1.17阪神淡路大震災(3)

2010-01-28 23:59:09 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災
ガタガタ!ゴオーーー
家中が震えていたけど
ガクンと一瞬、音が止んだ

「へっ!?助かった?」
目を開けて、まず思ったのが
自分がまだこの世界にいたことだ
ガラスの破片やら、木のくずやら
ほこりやら色んな物でゴチャゴチャになってる部屋に
ちゃんと、二本足で立っていた。
必死につかまっていた柱から恐る恐る手を離した。

途中、グラグラっと余震がきて怖かったけど
取りあえず、動こう!と思った
と言うより、一緒に同居している
祖父と祖母が気になってしょうがない

特に、祖父はたんすに囲まれている部屋で
寝ていたから

祖父の部屋はわたしの部屋の隣
暗闇で分からないけど
「おじいちゃん!おじいちゃん!」
叫んでみた