人生はところてん

テレビや映画・漫画の感想や日常のいろいろ日記。感想は基本ネタバレ、注意!

侍戦隊シンケンジャー第四十八幕「最後大決戦(さいごのだいけっせん)」

2010-02-07 01:00:09 | 特撮
 わああ~気付いたらまだ感想書いてないのに明日(正確にはもう今日) 最終回だよシンケンジャー!
慌てて録画を見直しながら書きますスミマセン。

 つーかあまりに斜め上な展開にマジ驚きました。姫のドウコク封印の文字はおそらく効かないんだろう、最後の決戦にはなんらかの形で殿も絡むんだろう、とは思っていたけれど(理由はステキでした) 、その後の対策としてまさか、姫が殿を養子にして当主に据えてしまうとは!ていうか、その展開って必要??丹波じいみたいに形式に五月蝿い家臣がいるならまあ分かるし~確かに実在の武家なんかはお家存続の為に養子を迎えて当主にってのはあったけど~シンケンにはその辺はあまり必要ないんじゃ…と思いました。批判ではないんだけども。殿は、影を務められるほどの力を持ってるんだから、それでいいんじゃね?まあ、当主に据えたおかげで、他メンバーが今まで通り「殿!」って傅くのが不自然でなくなるってのはあるけどサ。でも丹波じいの慌てっぷりとか、殿が照れつつ「母上」と呼ぶのは面白かったんで、良しとします。
 ただなあ~、姫が「封印の文字が効かないから当主を降りる」つーのはどうかと。封印の文字しか使えないわけじゃないんだし、一緒に戦えばいいと思うんだけどなー。ドウコクから受けた傷のせいで戦えない、つーなら納得するけど。うう、見たかったよダブルレッド。

 しかし、あと二回で外道衆側はどこまで描いてくれるのか、とかなり心配してたんですが、たかだか数分なのに、まーあの短い時間でものすごく濃いラブシーン(ドウコク&太夫) を見せていただきました!あそこまでドウコクと太夫の関係を描き切ってくれるとは、感動ものですよ!ドウコクが太夫を取り込むシーンも、今まで見た特撮ものでの似たようなシーンはたいてい無理矢理吸収されてたのに、「終わるか」の短いやり取りの中に、それはそれは濃くて深い二人の関係が凝縮されていてすごく良かった!二人とも完全着ぐるみなのにな…すごいよ。また、太夫を取り込んだことによって、結果ドウコクが封印されなかったというのもいい。そして、残った太夫の着物を拾い上げ、船から三途の川へと放り込むシーンは、ドウコクなりの弔いなんだろうなあとグッときた。「俺の欲しかったてめえじゃねえ」と言いつつも、複雑に絡み合う情のようなものがあったんだねきっと。シタリの「お前さんも因果だね」という台詞も、なんとも深くて良い台詞だったなあ。

 そういえば、陣羽織が赤白二色同時に登場してましたね。ブルーが白、グリーンが赤を着てた。つーか両方出せるならレッドはずっと赤着てれば良かったと思うんだ…。レッドの白陣羽織はダサダサだったもの…。

 さて、ついに最終回を迎えますシンケンジャー。
結局ドウコクが封印か消滅か知らんけどやっつけられてシンケンジャーやったね!ってな展開になるのはもちろん分かってるんですが、重要なのはそこへの流れなんですよね!正直言うと気になるのはドウコクとシタリの方のストーリー展開なんですけどね!今回、こんだけ短い時間内にきちんと表現してくれたので、弥が上にも期待が高まりますよ!私がシンケンのDVDを買うかどうかもここで決まるよ!(え)
 六時間半後の最終幕を待て!!