こんな時にうまれたての猫を拾った

生まれたての保護猫の成長記録

1日目 夜

2020-04-27 23:00:00 | 日記
初日の夜中のミルクはなかなか大変。
黒い方は何とか飲めるのだけど
茶色の方はスポイトからなかなかうまく飲めなくて、時間がかかった。
でも必死で飲もうと頑張って、手にこぼれたミルクをちゅちゅちゅと吸ったり、もうなんでもええから飲んでくれー!って感じだったけど、うまくタイミングがあえば、すいすいすいーっとスポイトからミルクが吸い込まれるようになくなる。

飲んでる最中もじっとしてなくて
上へ上へと上ってくる。

途中で急に止まったかと思うと寝てる。

保護猫ボランティアの方と連絡がついて、いろいろ丁寧に教えてくださった。
哺乳瓶の方がたくさん飲めるとか、赤ちゃん猫にミルク飲ませるのは本当に難しいから、誤飲させてしまう事があっても自分を責めないでねと言われドキッとしたり。
でも、やるしかない。

幸い、我が家は夫婦で自営なので、いつでも欲しがる時にミルクをあげることが出来る。
うまく飲めなかった回があっても、またすぐ欲しいと泣いたらあげようと言うことにした。

最初は小さな鳴き声だったけど
少しずつ声も大きくなってきて
ミルクの時間を教えてくれるようになった。

おしりの部分をお湯で湿らせたティッシュでちょいちょいとつついてあげると、オシッコもちゃんと出せる。
すごいなあ、生きてる!













1日目 とりあえず病院

2020-04-27 23:00:00 | 日記
目も開いてない、へその尾がついたままの二匹。
ずっと地面にいたから少し冷たい。

とりあえず病院連れて行こう。
実はうちには一匹猫がいる。
先住猫は保護猫で4歳、メスの花子。
花子のかかりつけの動物病院に電話して診てもらうことに。

給湯器のお湯を入れたペットボトルをタオルにくるんでダンボール箱の中に入れ、そこに二匹を入れて旦那さんが自転車で病院へ。
私は友人に保護猫ボランティア活動をされてる方に連絡をとってもらう段取りをした。

先住猫花子は、とても警戒して
子猫をくるんでいたタオルに向かってフーッと威嚇している。
子猫を触った手で触れようとしてもフーッと怒って隠れてしまった。

花子のことはおいおい紹介するが、私たち家族は花子ととても良い関係で生活していた。その関係に一瞬ヒビが入ったように感じて少し悲しくなった。

病院はすぐに診てもらえ、旦那さんはミルクの飲ませ方を教わって帰ってきた。
多分オスとメスだと思うけど、性別もハッキリしないそうで、3日後にまた見せにきてと、ミルク代のみで診察料はとられなかった。いつも、本当に親身に相談に乗ってくださる良い先生だ。

旦那さんははりきってミルクを作って飲ませてくれた。
だいたいこういう事は旦那さんがうまい。

最初に見つけた黒い方が少しだけ体も大きく、何とか上手く飲めた。
後から草むらから出てきた少し茶色方は、なかなか上手く飲めずに時間がかかったけど少しずつ飲めるようになった。

しばらくは3時間おきにミルクをあげないといけない。人間の赤ちゃんと同じだ。
20年前の出産時を思い出した。












1日目 運命の出会い

2020-04-27 10:20:00 | 日記
コロナ以外でも不要不急の外出はせず、いつも自宅に引きこもって仕事をしている私は、その日たまたま、家の近くのポストに手紙を出しに行った帰り、この子たちと遭遇した。
 
手紙なんていつ出しても良かったのに
たまたまあの時間に、あそこを通ったことで出会ってしまった。これはもう運命かもしれない。




普段ほぼ交流のないご近所の奥さんが、珍しく声をかけてきて、玄関の前の塀の中で生まれたての猫がいると言う。
覗いてみると雑草の中に黒い塊が一つ、うずくまっている。

昨日まで三匹いて、多分一匹は母猫が連れて帰ったと思うけど、残り二匹が置き去りになっている。
自分んちはインコを飼っているし、猫に嫌な思い出があって触れないと言う。
でもこのまま放って置いたらそのまま死んでしまうかカラスの餌食にされてしまう。
母親は黒猫で、どこかの飼い猫かもしれない、この辺で黒猫を飼っている人を知りませんか?いえいえ、知らなかったらいいんです、すみません。

と言われても
ああそうですか、と放って帰ったら、この子たちは死んでしまうやーん!!!

...って、二匹?
もう一回よく見てみると、茂みの中からか細い声で、ミャーんという鳴き声が聞こえ、小さい塊が動いてきた。
草に絡まって動きにくそうに、でも必死に、私ここにいるよ、と自分の存在をアピールしている姿を見て、泣きそうになった。この子は生きようとしている!

旦那さんの携帯に電話してすぐに出てきてもらい、とりあえず保護しようと、ダンボール箱を取りに戻ってもらってる間に、
塀の隙間に入って二匹を雑草の中から引き上げた。
片手で二匹が持てるくらい小さい体が小刻みに震えている。
私も震えた。

なんか厄介ごと押し付けてしまってごめんなさい。と言いながら安堵の表情を浮かべるご近所さん。

勢いで連れて帰ってきちゃったけど
どうしよう。
ドキドキがとまらない。








こんな時にうまれたての猫を拾った

2020-04-27 10:05:00 | 日記

2020427

世間はコロナで大変な時で、自分たちの明日も不安に感じる日々の中で、生まれたての猫を二匹保護してしまいました。

こんな時だけど、この子たちとstay home、成長記録を残していこうと思い、はじめました。






保護した4/27から観察日記をつけてたけど

このブログを公開したのは50日が過ぎてから。

目も見えてない小さな命

ちゃんと育てられるか不安だったから。

でも安心してください。

今も元気にスクスク育っています。

遡って少しずつ更新していきます。