いよいよ8月1日に発売されるWii用ソフト「モンスターハンター3(トライ)」。今回は,カプコンで本作を先行体験させてもらう機会を得たので,シングルモードの拠点となる“モガの村”と“狩猟生活”を実感できる“モガの森”の概要を,実際にプレイした印象とともにお届けしよう。 シングルモードの拠点であるモガの村は,水上に組まれた足場に建ち並ぶ木造家屋や風車,そして桟橋には停泊している船など,漁村を思わせる外見が特徴的。以前紹介したネットワークモードの拠点となる砂漠の街「ロックラック」に対して,「モガの村」は水辺の村という対照的な存在となっている。 モガの村には,村長やその息子をはじめとしたさまざまな村人達や,「マイハウス」「クエストカウンター」「武具屋」「加工屋」「雑貨屋」「食事場」「農場」「村の漁港」「交易船」といった施設が存在する。そして村は,プレイヤーの分身であるハンターが「資源」や「特産品」を集めて活性化させていく。資源や特産品については,村の活性化に重要な役割を果たす「モガの森」で紹介するが,その前に村の施設や村人達を順に紹介していこう。 <みんなの頼れる相談役>村長人間だけでなく、「竜人」や「海の民」など様々な種族の村人たちから慕われる、モガの村のリーダー。村を襲う謎の地震の原因を探るため、ギルドを介してハンターを呼び寄せた。細かいことにはこだわらない大らかな性格だが、ハンターズギルドに顔が利いたり、高い技術力を持つ竜人たちにたくさんの知り合いを持っていたりと、謎めいたところも多い。 武具屋/加工屋/雑貨屋 狩りにおいて命の次に大事なのが武具である。モガの村には,すでに完成している武器や防具を購入する「武具屋」,クエストなどで入手した素材とお金(ゼニー)を使って武器/防具を生産/強化する「加工屋」の二つがある。なお加工屋では,武器や防具に取り付ける装飾品も扱っている。 なお本作の防具には頭/胴/腕/腰/脚の5か所のパーツがあるのだが,生産前にプレビュー画面で装備した場合の外観を確認できるようになっている。 雑貨屋では,クエストで使用する消費系アイテムを購入可能。基本的には購入したアイテムはアイテムポーチに入るのだが,まとめて購入してアイテムBOXに送ることもできる。 加工屋の竜職人村長が若かった頃から、愛用の武具の面倒を見続けてきた腕利きの職人。新しい武具を自らの手で生み出したいという夢を持っており、のんびり鍛冶に打ち込める場所を求めていたところ、当時の縁でモガの村に呼ばれることとなった。竜人のひとりであり、人間には扱えない高い武具加工の技術を持つ。 マイハウス 「マイハウス」は基本的に,装備する武器/防具やクエストに持って行くアイテムなどの準備をする場所だ。クエストで入手したアイテムや,購入/生産した武器/防具は,すべて「アイテムBOX」で管理される。また,ベッドで寝ることでプレイデータのセーブが行える。