「90ミニッツ」
kenさんの影響で行き始めた三谷さんの舞台、
今回は三谷幸喜生誕50周年のトリを飾る
西村雅彦さんと近藤芳正さんの二人舞台。
というわけで期待満々で行ってきました。
しかも前から2列目という良席!
お二人の口から飛ぶツバ、汗、力の入った演技を間近で見れました。
ここから内容に触れています。
肝心の脚本は、
さすが、という感じなんですが、
子どものいのちがかかっているという設定で
そのセリフで笑いをとろうとする?というところもありました。
これはでも同じ位の子どもがいる親、として感情移入せざるを得ない
ということもあります。
でも全般的にホント良くできた設定、セリフに関心してしまい、
途中アレッ?こっちが言ってる事正しいかも、
と一瞬価値観がひっくり返った箇所がありました。
特に設定では輸血をしたら生まれ変われない、という設定が効いてる
と思いました。
でも最終的なオチどころはちょっと納得がいかない感じでした。
「その3秒に…、」というセリフ、
父親の訴える、証言はしない、という姿勢、何か腑に落ちませんでした。
でもこの作品を通して考えさせられたことがあります。
それをもうちょっと考えてみたいので
この設定の元になっている事件を書いたノンフィクション
「説得―エホバの証人と輸血拒否事件」を読んでみようと思います。
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