ライ麦畑のつかまえ役

「“ライ麦畑のつかまえ役”、そういったものに僕はなりたいんだよ。」
          『ライ麦畑でつかまえて』 より

質問その他について

2008-08-20 00:53:36 | 連絡事項


※みなさんへ※

ご質問やご意見等ありましたら、遠慮なくコメント欄にお願いします。


また、「これについてアドバイスが欲しい!」というリクエストなどもあれば、ぜひそれもコメント欄にお願いします。

可能な限りではありますが、応えていきたいと思います。



※先日回したメーリスを見てこのブログを見てくれている方へ※

アクセスどうもありがとう。

コメント欄は匿名希望も応じるので、聞きにくいことや不安なこと、なんでも自由に書いてみて下さい。


また他の人に質問を見られたくない場合やESの添削は別途アドレスを教えるのでそちらで対応します。
こちらの方法を活用する場合は、性質上申し訳ないけれど匿名不可とさせて頂きます。
コメント欄に希望する旨を書き込むか、ケータイで連絡か、私に直接相談して下さい。


内容は本当に何でもいいので、上手に活用してねー。

靴とカバン

2008-08-15 23:53:08 | 就職活動 一般

今回は身だしなみの中でも靴とカバンについてです。
選び方や気をつける点などを、ポイント別にアドバイスしていきましょう。


【靴】

男性女性問わず、色は基本的に黒一択と考えること。
茶色や他の色を履いている人は一部の業界を除いてほぼいない。

そしてこれも男女共通だが、必ず両足で履いてみて自分の足にあった靴かどうかチェックすること。シュウカツはかなり歩き回るので、靴が足にあっていないと悲惨なことになる。


男性の場合、ひもが付いた物で形はプレーントゥかストレートチップあたりが無難と言われている。形に関しては必ず店員さんに聞くように。
実際にはUチップなどの他の形でもあまり問題は無いと感じた。

ただし、ロングノーズ(つま先が長いもの)や先端が過度に尖っているものはやめておいた方が良い。


女性の場合も基本は同じ。
男性と大きく違うのは、ヒールの高さ。出来るだけ低めのヒールが良いらしい。
歩くときに大きな音が出るものも避けたほうがいいかもとのこと。


理想を言えば2~3足あったほうがいいが、手入れさえ行き届いていれば1足でも何とかなるかもしれない。

靴を履くときは出来るだけ靴べらを使うようにして、雨などでぬれてしまったときは、表面を拭いて中に新聞紙を詰めておくといい。

家に帰ったらカンタンでいいので磨くようにするのがオススメ。
靴が汚いと意外と目立つし、印象が悪い。



【カバン】

こちらも男性女性問わず、黒が圧倒的主流。
材質は革でもナイロンでも構わない。ただしナイロンの場合、カジュアルなデザインは避けること。

基本は気に入ったデザインのものを買えばオッケー。


ただし、以下の点に気をつけて選ぶといいかも。

まずはA4サイズが“ラクラク”入るものにすること。
セミナーの参加票や会社資料などはA4サイズが多い。あまりにギリギリだと、ひっかかって破れてしまう事もある。なので余裕をもって入る大きさがオススメ。

そして、(出来れば)自立するもの。
カバンを床や机に置いたとき、支えナシで立つものがいい。
電話をしながらカバンの中身を取り出すときなど、カバンが自立しないと片手がふさがっているためにモノが取り出しにくい。
面接でも、バタッと倒れてしまうとあまり印象が良くないし、気も散ってしまう。


ちなみに、カバンの中身は常にある程度整理しておくこと。
無理な入れ方をすると形が崩れてしまう。形が崩れるとカッコ悪いし、置いたときに自立できなくなってしまうこともある。

革製のカバンの場合、雨などにぬれた後は必ず水分をふきとっておくこと。


だいたいこんなところです。

最後に特に女性の方なんですが、カバンはあまりブランドを全面に押し出したものは避けた方が無難ですよ。

そう言えば目立たないデザインとはいえ、ヴィトンのエピとかヴィヴィアンのCROSS ORBらしきものを持っているツワモノもいたなぁ・・・。


「おいおい・・・、ちょっとやりすぎなんじゃ・・・。」

なんてセミナー中につい考えてしまったのを思い出しました。

今何をすればいいのか分からない。

2008-08-14 12:09:07 | 就職活動 一般

3年生の中には、
「気がついたらインターンシップも始まっていて、周りの友人もちゃっかり参加しているみたいだけど、自分はまだ何もしていない・・・。」
という人もいるのではないでしょうか。


まず最初に言っておきますが、あせる必要は全くありません。先は長いですから、あまりに早くからガッツリ取り組みすぎて、大切な時期に息切れしたり、油断してしまう方が問題です。


極端な話、夏休みにシュウカツに費やす時間がゼロでも、内定は取れると思います。

とは言うものの、将来について考える時間は長ければ長い方がいいでしょうし、何にもしないっていうのも不安だと思うので、シュウカツを控えて「何をしたらいいか分からない」という人は、こんなことをしてみたらどうでしょうか。


①業界研究
⇒自分の行きたい業界・会社が決まっている人は、それについてなんとなく調べてみる。インターネットでもいいし、シュウカツコーナーにおいてある業界分析本でも何でもいい。
まだ何も決まってない人は、業界地図を一冊買ってみて、どんな業界があるのかを知る。その中で自分がやりたいこと、カッコいいなぁと思えること、プラスの印象のあるものを探して、それについて少し考えたり調べたりしてみる。


②SPI
⇒問題集を一冊買うことをオススメする。ぶっちゃけ勉強する必要はないけれど、個人差はあるだろうし筆記試験で落とされたらお話にならないので、どんな問題が出るのかを知っておくという意味でも多少やっておくと後々いいかもしれない。


③自己分析
⇒やり方は人それぞれだけど、自分について少し考えてみる。まだそこまで深く考える必要は無いので、例えば自分の長短所とか、性格とか、とっつき易い部分からアプローチしてみる。


④買い物に行く
⇒シュウカツは意外と色々なものが必要になってくる。その場で買わなくてもいいので、スーツやカバンや小物など、ぼちぼちチェックしておくといいかも。何より楽しい。


⑤アルバイトをする
⇒シュウカツは意外とお金がかかる。スーツなどの初期投資もそうだが、交通費や食事代などもかなり必要になってくる。
まとまった時間を活用して一気にある程度稼いでおくのも良い。また、アルバイトで自分の仕事観を考えたり、発見できることもある。


⑥遊ぶ
⇒説明不要。シュウカツが本番を迎える前に楽しんでおく。



これくらいでしょうか。
いずれにしても、何もやらずに寝ているのはもったいないような気がします。

ちょっと先のことを考えながら、休みを過ごしてみるといいのではないでしょうか。

シュウカツのスケジュール

2008-08-14 02:14:22 | 就職活動 一般

そろそろインターンシップも本格的に始まり、就職活動もスタートラインに立ったかなぁという感じですね。
気がかりなことの一つに、今後のスケジュールがあると思います。

そこで今回のエントリーでは、大まかに今後の流れを説明していきたいと思います。



8月&9月
⇒夏のインターンシップ全盛期、徐々にリクナビ等就職サイトが企画するイベントなどが開始してくる。


10月
⇒企業が徐々に自社セミナーを開始してくる。内容は業界や会社、仕事の紹介を軽くする程度のものが多い。いわゆる入門セミナーが圧倒的。


11月
⇒第一次セミナーブーム。企業の自社セミナーが多数開かれる。また、秋のインターンシップはこの時期に開催されるケースが多い。
セミナーの内容に関しては、10月と同じように入門的な要素が強い。


12月
⇒引き続き企業がセミナーを開催してくる。企業によってはこの時点で既に数回セミナーを開催して内容に変化が見られるようになり、社員と話したり、少人数で質問できる場を設けてくる場合もある。下旬以降はあまりセミナーはない。


1月
⇒上旬はあまり無いが、中旬以降はセミナーが開催される。年明け以降はセミナーの内容も多少高度になってくる。冬のインターンもぼちぼち開始される。ESの募集がちらほら始まるのもこの頃。


2月
⇒第二次セミナーブーム。同時に気の早い業界・企業は徐々に実質的な選考が開始されてくる。さらにリクルーターが動き出すのもこの頃。志望業界によってはこの頃からかなり忙しくなる。1日2社がむしろ普通になってくるのもこのころから。ES締め切りも増えてくる。


3月
⇒志望業界にもよるが、かなり忙しい。一週間のうち一日も休めない日もある。
企業が採用に直結したセミナーを開催するようになる。実質的な選考を始める企業も増えてきて、早めに選考を始めている企業は山場を迎える。リクルーターも頻度が増える。おまけにES締め切りもピークに。
1日複数回るのは当たり前、自分の場合1日4社回ったケースもあった。早い人はぼちぼち実質的な内定が出始めるのもこの頃。


4月
⇒引き続きかなり忙しい。志望業界によってもかなり違ってくるが、企業間で結んでいる協定の選考開始日が4月1日の為、いよいよほとんどの会社がアクションを起こす。面接ラッシュとなる場合が多い。業界にもよるが、月末の連休に突入するまでに内定が欲しいところ。



こんな感じでシュウカツは進んでいきます。
もっとも、志望する業界や企業によって全く状況は変わりますので、一概には言えません。例えば外資系のコンサルなんかは、年内に内定が出ますし。

もし更に気になるようであれば、自分が行きたい業界や企業に決まった先輩に詳しいスケジュールを聞いてみましょう。

自己分析の意義

2008-08-14 01:33:09 | 就職活動 一般

「自己分析をしなければ内定は無い」
「就職活動で最も大切なのは自己分析」
「落ちたのは自己分析が不足していたからだ」

よくこんなことを聞きます。

確かに、これらは間違っていないと思います。実際に身近でそのようなケースを聞いたこともあります。


ですが気をつけて欲しいのは、自己分析が全てではないことです。

自己分析さえやっていれば内定できると勘違いしているケースが多々ありますが、それは誤りです。


なぜかと言いますと、自己分析は業界研究や企業研究と同じようにあくまで手段であって、目的ではないからです。
これを履き違えている人は意外と多いです。


そもそも、自己分析という言葉は非常に曖昧かつ幅広い意味を持っています。

面接の答えを用意することを自己分析という人もいれば、もっと大きな見方をして、そもそも「自分とは何か?」を考えることを自己分析という人もいる。私の友人は、夢を見つける作業だと言っていました。

さらにやり方にしても、周囲の人間に協力してもらう人もいれば、本を使う人もいて、自分でひたすらじっくり考える人もいる。


つまり、自己分析は人によって定義もやり方も違うんです。そしてその違いこそ、それぞれの個性です。無理に周囲の人や本に書いてあるやり方にあわせる必要はありません。

どんな方法でも構いません。間違った方法なんて存在しません。
自分が、最も自分自身について真剣に考えることが出来る方法を選んでください。


自分自身について真剣に考えることが十分に出来ていれば、おそらく自信と信念を持ってシュウカツが出来るようになります。
この2つはシュウカツにおいて最も大切なものだと個人的には思っていますが、これらについてはまたの機会にしましょう。


とにかく、シュウカツ本に踊らされないように気をつけて下さい。
なぜ自己分析をするのか、一度そこから考えてみてもいいと思います。


・・・とは言うものの、やはりみなさんが最も気になるのは先輩達がどのように自己分析をしていたかですよね。
それに関しては、また次の機会に詳しく取り上げていきます。




続・スーツの着こなし

2008-08-13 15:03:35 | 就職活動 一般

前回に引き続き、今回もスーツの着こなしを中心に身だしなみについてのエントリーにします。

前回はボタンについて少し張り切りすぎた感があるので、今回はサラッと要点だけをまとめていきたいと思います。


【袖丈】

スーツ、Yシャツ共に必ず意識して合わせること。腕を伸ばした状態でスーツからYシャツが1cm~1.5cm出ている状態が理想。
特にYシャツは必ず店員さんに自分のサイズを測ってもらうこと。一度測ってもらえれば、次回からそのサイズを買えばオッケー。


【襟】

意外と多いのが、スーツの襟が変に折れているのに気づかないケース。必ずチェックすること。特に一度上着を脱いで再び着るときに注意。


【裾丈】

特に細身のスーツでは若干短めがトレンドではあるものの、度が過ぎると座ったときに裾が上がりすぎて不自然になる。短めにする場合は注意すること。
一般的には、自然に立ったときに裾が靴の甲にかかるくらいが理想。


【クリース】

パンツのクリース(折り目)はズボンプレッサーやアイロンで必ずキレイにつけておくこと。意外と見た目に影響する。


【ポケット】

あまりたくさんものを入れすぎないこと。形が崩れる原因にもなる。


【Yシャツ&ブラウス】

シュウカツにおいて、Yシャツは白が圧倒的主流。無地でなくとも、折柄や薄いストライプのものなら全く問題なし。
とりあえず白を数着持っておくと無難。
ブラウスも基本が白なのは同じ。ブラウスの面積が大きくなるほど顔映りも明るくなる。


【ネクタイ】

ネクタイは意外と大切。たくさんもっているに越したことは無い。
初心者はまず暗めの青や赤系のネクタイを揃えるのがオススメだが、この辺はもう個人の好み。ただし、あまりに派手なものは良くない。


だいたいこんなところです。

ちなみにスーツは2~3着持っているのが平均だと思います。
ボタンの数やスーツの色が違うものを買うと、気分転換にもなっていいのではないでしょうか。


個人的な意見ですが、就職活動に限ればそれほど良いスーツが必要だとは思いません。6万のスーツを買うなら、3万のスーツを2着買った方がいいと思います。

それよりも、手入れをしっかりとして、シワシワのスーツだけは避けるようにしましょう。



スーツの着こなし

2008-08-13 01:46:39 | 就職活動 一般

前々回のエントリーで、スーツを買うところまではサポートしました。
今回のエントリーでは、実際にスーツを着るにあたって気をつけることをまとめてみます。


せっかくのスーツも、着こなし方が下手だと台無しです。
日本は平等な国ゆえ、着ようと思えば誰でもスーツを着ることが出来ます。欧米では、スーツを着ることが許されるのは限られた人間です。そのため、スーツの着こなしやマナーに関しては非常に厳格ですし、そう教えられてきています。
それに対して日本は非常にいい加減です。身分差の無い、お金を払えば誰でも着れる平等さが裏目に出てしまっているんですね。

そこで正しいスーツの着こなしが出来るよう、複数のエントリーにまたがりポイント別に整理していきましょう。


【ボタン】

まずはボタンです。意外と間違っている人が多くて、かつ間違っていると国際的にも恥ずかしい部分です。なので今回も一番最初に取り上げます。

3つボタン、2つボタンそれぞれありますが、どのボタンをかけるべきか、みなさんは“正確”に答えられますか?


そもそもスーツの起源は、軍服にあります。西洋の軍服ですから、ナポレオンが着てそうなものをイメージして下さい。もっと言えば、日本のガクランに近いものです。

ガクランを着るときに、第一ボタンや第二ボタンを常にかけっぱなしという人は少ないと思います。女性やブレザーしか着たことの無い人にも、窮屈そうだというイメージは出来るでしょう。
ラクにしたいときには、当然第一ボタンを外しますよね。さらに窮屈な場合は、第二ボタンも外します。
残ったボタンは3つですよね。

これこそ、3つボタンスーツの起源なんです。3つボタンスーツの方が先に生まれたんですね。
今でもスーツの左の襟には、ラペルホール(英国ではフラワーホール)というボタンの穴みたいなのがあります。これは軍服の第一ボタンをかける穴の名残なんですね。

少々ズレた感じがしますが、では実際にどのボタンをかけるべきなのか?

正解は、3つボタンは真ん中一つ。2つボタンは上のみです。


クロージング(ボタンをとめること)は、ナチュラルウエスト(人間の胴回りで一番細いところ)が基本です。
なぜかというと、単にカッコいいからです。要はくびれが強調されることで、着用者のプロポーションを一番引き立てるということですね。
男性の場合は、肩幅や胸板が強調され、男性的なたくましいイメージを与えることができると言うわけです。
女性の場合は女性的な体のラインを強調するといった感じでしょうか。

このことから考えると、3つボタンスーツの場合は真ん中一つをかけるのが正解です。欧米の上流階級では、一番上のボタンは例えとめることが出来たとしても、とめないのが普通です。
そして、「一番上のボタンはあっても意味ないから、とっちゃえ」という発想で生まれたのが、2つボタンのスーツです。


ちなみに、一番下のボタンをかけることは通常絶対にありえません。これもラペルホールと同じく軍服の「名残」です。
一番下のボタンをとめないことをアンボタン・マナーと言ったりします。

歴史上の例外は、アメリカ大統領のJFKが2つボタンを2つともかける上着を“特別に”作らせて好んで着ていたという話がありますが、現在ではそのようなスーツはまずないでしょう。


よって、“3つボタンなら真ん中のみ。2つボタンなら上のみ”が正しい着こなしです。

・・・ですが、日本では3つボタンスーツの一番上のボタンをとめてもいいみたいですね。真面目で几帳面に見えるそうですよ。


ボタンに関する“日本ルール”は他にもあります。
国際的に見て、ボタンというのは“立ってとめて、座って外す”のが常識です。

私はこの常識に従って、座るときは必ずボタンを外しているのですが、某地方銀行の少人数の質問会形式のセミナーに行ったときに、“優秀な”行員(ちなみに私の大学のOB)が私を見て、「ボタンを全部外してるなんていい度胸だな(笑)」と言ったのは忘れられません。

今でもあれは冗談だったと信じたいです。全く笑えませんが。


・・・という訳で、日本では座るときもボタンを外さないのが正解のようです。特にシュウカツにおいては。

あ、ただしダブルのスーツは座っているときもボタンはかけたままです。スーツもそのように作られています。



勘違いしないで欲しいのは、これを読んだ人は私を“西洋かぶれ”だと思うかもしれません。
でも、私が国際ルールにこだわるのにはきちんと理由があります。

それは、「スーツはあくまで日本が輸入したもので、西洋の文化そのものである。」からです。
もしアメリカにゆかたが大流行して、アメリカ人が勝手にゆかたの形を変えてしまったりしたら、日本人はどう思うでしょうか?
スーツもそれと同じだと思うんです。我々はあくまで輸入した身なんですから、それを勝手に形を変えたり、ルールを作ってしまうのは相手に対して失礼だと思います。

相手の文化を尊重できない国は、自分の文化を主張する権利はないと思いませんか?


今回のエントリーはついボタンについて熱く語ってしまいました・・・。
次回も引き続き身だしなみのエントリーでいきたいと思います。

前期金融ゼミの概要

2008-08-10 16:23:27 | 金融ゼミ

前期の金融ゼミに参加してくれたみなさん。本当にありがとうございました。
今回のエントリーでは、前期の金融ゼミのカンタンなまとめを行いたいと思います。


①第0回⇒ 金融とは何か?

導入として、ちょっとだけ金融にまつわる話をしました。


②第1回⇒ 金融の基本

第1回のゼミは、そもそも金融とは何なのか?間接金融と直接金融について、用語説明に加え若干深いところまで説明しました。


③第2回⇒ 銀行 その①

第2回のゼミは、銀行についてです。中でも普通銀行とそのビジネスモデル、現状について説明しました。


④第3回⇒ 性格診断

第3回のゼミでは少し趣向を変えて、ある銀行で使われている性格分類プログラムにのっとって性格診断テストをやってみました。


⑤第4回⇒ 銀行 その②

第4回のゼミでは、銀行の中でも少し特殊な銀行について歴史・現状などを説明しました。


⑥第5回⇒ 保険

第5回のゼミは、生命保険・損害保険それぞれのビジネスモデルと現状について説明しました。


⑦第6回⇒ 証券

第6回のゼミは、証券会社のビジネスモデルと現状について歴史を含めて説明しました。


⑧第7回⇒ カード・消費者金融

第7回のゼミは、カード会社や消費者金融のビジネスモデルと現状について、グレーゾーン金利当の時事ネタも含め説明しました。



前期のゼミで、みなさんは金融のプレーヤー(登場人物)についてはほぼ完璧に押さえていることになります。
後期のゼミでは、この登場人物達がどのように関わってどのような事件が起きたのか、また起きているのかを取り上げていきたいと思います。


要望・修正点等があれば、直接メールかコメント欄にお願いします。

スーツの選び方 ~特別編~

2008-08-10 15:30:48 | 就職活動 一般

今回は、ちょっと違った視点から見たスーツの選び方についてです。

私は買い物に行くのが好きで、決まった巡回ルートがあるくらい近所のお店を回ります。
スーツを買うときもいろいろなお店を回って、店員からアドバイスを頂いたり、スーツや服について話すことも多いです。

そこで今回は、そのアドバイスや雑談をもとに、独断と偏見で体型別のスーツの選び方を紹介していきたいと思います。

体型といっても様々ですが、今回は「身長が低い」「痩せ型」「太め」の3つを取り上げようと思います。
ちなみに「身長が高い」場合、一般的にわりとどんなスーツを着ても様になるので、今回は取り上げていません。


【身長が低い】

私自身、身長はあまり高くないのですが、まず心がけていることはとにかくコンパクトにまとめることです。
体格や肩幅にもよりますが、数字上の自分のサイズに加えて、一つ下のサイズも試着してみるくらいのつもりがいいと思います。
シルエットとしては、細身でハイウェストのものなどが似合うと思います。

気をつけることは、着丈・袖丈・裾丈をしっかりと合わせることです。ただでさえ小さいので、これらが合っていないと「スーツに着られている」ような、非常に幼い印象を与えてしまいます。
これは他の体型にも言えることなのですが、特に着丈と袖丈は意外と意識していない人が多いので、気をつけましょう。
着丈に関しては若干短めにしても上半身がコンパクトになっていいです。

パンツは今流行の細身・ローライズの脚が長く見えるようなものがオススメです。こちらもやりすぎなければ、若干裾丈を短めにしてもいいかもしれません。ただし、短めにする場合や必ず椅子に座って裾丈をチェックするようにしましょう。
下半身をすっきりとまとめて、逆三角形を作るようなイメージですね。

小さいのは仕方が無いので、コンパクトにまとめてキレイに見せるようなイメージを持つといいと思います。


【痩せ型】

まず大前提として、体のラインを全面に押し出すことです。せっかくスラッとした体のラインを持っているわけですから、これを生かしたほうがいいです。
なので、スーツも細身のものを選ぶのがいいと思います。

ただし、スーツを試着したときに、必ず肩と胸の部分に注意するようにして下さい。
肩が落ちてしまっていたり、胸の部分が抜けてしまってダラッとしていると、非常にだらしない印象を与えてしまいます。特に痩せている人に多いパターンなので、気をつけましょう。

パンツもジャケットに合わせて細身のものがいいですね。パンツに関しても、お尻の周りがだぼついたり、シワが寄っていないかどうかをチェックしましょう。
全体をスラッとしたシルエットでまとめるのがいいです。出来れば靴も細身がいいと思います。

ちなみに、縦のストライプなどは余計に細く見えてしまったりするので、選ぶときは注意しましょう。


【太め】

よくありがちなのは、細く見せようとしてタイトなスーツを選んだり、逆に体のラインを隠そうとして太めのスーツを選ぶケースですが、個人的にはいずれも逆効果だと思います。
細身のスーツでは余計に体のラインが強調されてしまいますし、太めのスーツでは、より体が大きく見えてしまうからです。

個人的には、細くも無く太くも無いいわゆるベーシックな形のスーツを選び、シャドーストライプやピンストライプによってタテのラインを強調し、全体をすっきり見せるのがいいと思います。
就職活動でなければ、もっとくっきりとしたストライプが使えるのですが・・・。

ガッチリとした体格を生かして、堂々とした印象を与えるために、3つボタンや段返りのスーツなんかもいいと思います。Vゾーンを高めにもってくることで、視線を上に持っていけるからです。
ジャケットの着丈は若干短めでもすっきりしていいかもしれません。

パンツに関しても、あまりピタッとしたものやだぼついたものは避け、ベーシックなものをジャストサイズがオススメです。



いずれの体型にも言えることは、

“自分の体型を殺すのではなくて、生かすこと”

です。


※最後に断っておきますが、これはあくまで個人的な意見です。ショップによって、もっと言えば店員さんによっても意見は違うと思いますし。実際に違うケースもありました。
ただ、「そもそもお前の服の趣味が分からん」という意見が出るのは当然だと思います。
そのため、私がどんなお店を回って話をしているのか、最後に一覧にしておきます。見れば分かりますが、かなり偏っているので、100%鵜呑みにはしないで下さい。あくまで参考意見としてお願いします。

・BURBERRY BLACK LABEL
・KATHARINE HAMNETT LONDON
・TAKEO KIKUCHI
・COMME CA MEN
・Paul Smith
・agnis b
・Le Dome EDIFICE
・UNITED ARROWS
・TOMORROWLAND
・MEN'S BIGI
・NICOLE
・visaruno
・COMME CA ISM
・BUONA GIORNATA
・PSFA
・SUIT SELECT 21

こんなところでしょうか・・・。順不同敬称略です。


次回は・・・未定です。

スーツの選び方 ~実践編~

2008-08-10 02:11:15 | 就職活動 一般

前回のエントリーは、スーツを選ぶにあたっての基本についてでしたが、今回はいよいよ実際にスーツを買うときに気をつけることをまとめてみました。
※申し訳ないですが、今回のエントリーは完全に男性向けとなっています。最初にお詫びしておきます。


【サイズ】
まずはサイズですが、日本では主にイタリア表記、イギリス・アメリカ表記、その他表記があります。
個人的にはイタリア表記のものが多いような気がします。

とは言うものの、サイズには厳密な規定は無く、国やブランドによって異なるので、必ずショップの店員さんに聞きましょう。

目安は以下の通りです↓↓↓

イタリア表記→42・44
イギリス・アメリカ表記→34
その他表記→S

イタリア表記→46・48
イギリス・アメリカ表記→36・38
その他表記→M

イタリア表記→50・52
イギリス・アメリカ表記→40・42
その他表記→L


この他にも、日本独自の表記の方法として、体型を表すアルファベットと身長を表す数字を組み合わせるものがあります。

<体型>
Y→胸囲とウェストの差が16cm・・・「痩せ型」
A→胸囲とウェストの差が12cm・・・「ふつう」
AB→胸囲とウェストの差が10cm・・・「やや太め」
BB→胸囲とウェストの差が6cm・・・「太め」

<身長>
4→160cm~165cm
5→165cm~170cm
6→170cm~175cm
7→175cm~180cm

これを組み合わせて、“Y5”なんて言ったりします。

自分のおおまかなサイズを知っておくと、選ぶときに多少はスムーズになると思います。

ですが、出来れば店員さんに見てもらうことを強くオススメします。


サイズ選びがすんだら、いよいよスーツを選び、試着していくことになると思います。
そのときに注意するポイントは以下の通りです。

①スーツの色。店の照明ではなくて、自然光で見せてもらうこと。
②自分の持っている、または買う予定のネクタイやシャツとの組み合わせを考えること。
③必ず上着のボタンをとめて試着すること。その際、シワが大きく出ないかチェックすること。
④試着したら、肩や腕に無理が無いかを確認すること。手を動かしてみて、あまりに動きづらいようならば問題あり。
⑤ジャケットの段返りの部分が自然かつきれいにロールしているかをチェックすること。ペタッとしていたら問題あり。
⑥背中も変なシワやたるみが無いかをチェックすること。
⑦パンツはクリース(折り目)がしっかりとついているか。また大きくずれていないかをチェックすること。
⑧3つの丈(着丈・袖丈・裾丈)は必ず見てもらい、必要なら直してもらうこと。

以上のポイントに気をつければ、良いスーツ選びが出来ると思います。

そして実際にスーツを買いに行くときは、必ず靴を履いて行って下さい。それと、出来れば襟付きの白っぽいシャツを着ていくといいと思います。
既に一着でもスーツを持っている方は、それを着ていってしまうのがオススメです。


「何もそこまでしなくても・・・」と思う人もいると思います。
確かにそうかもしれませんが、シュウカツでは数多くの初対面の人と会う為、第一印象としては、見た目がいいに越したことはないと思います。

もっとも、私の場合は前からスーツを着るのが好きだったので、趣味そのものでしたが・・・。


次回はスーツ選びの最終回として、体型や身長別にオススメのスーツを紹介していきます。