危険な暑さが続いていますね。
以前もお伝えさせていただきましたが、暑さ・寒さの対策のためには
・お家自体の壁や屋根（特に屋根と南側の壁は直接太陽の影響を受けますので大切ですね）の断熱材
・窓の断熱性能
が大切です。
太陽の熱は、屋根などを触るとわかりますが、玉子焼きができるほど熱くなります。
車のボンネットなどを触っても感じることができますね。
体感温度（カラダが感じる温度）は、室温＋周囲の壁や天井・床の温度を足して、２で割った温度といわれます。
つまり、エアコンで室温を25℃にしたとしても、南に面した壁や天井の温度が30℃でしたら、体感温度は27～28℃となってしまうこともありうるということです。
※今回は北側や西側の壁や床の温度や大きさがわかりませんので、参考程度の数値です。
最近のお家は軒のないお家が多いですね。しかし私は太陽と上手にお付き合いするために軒のあるお家をおススメしております。
そうすることによりまして、壁自体が熱をもったり、窓や窓から侵入した太陽光が直接床を温めてしまうことを避けることができます。
いまから軒をのばすことはできませんので、
①窓にすだれなどを設ける。プラスしてすだれに水を掛けたり、ゴーヤなどのツルや葉が茂る植物を植えることも一案です。
葉から水分が蒸散する際に熱を奪ってくれますので、少しだけ温度の低くなった風が入るようになります。
②雨戸を閉めて太陽の光を室内に入れない、＋エアコンで室内の空気を冷やすというもの一案です。
つまり太陽光が室内の壁や床をあたためてしまうことを避けるということですね。
ただ、この場合、注意が必要なことは、屋根や壁の断熱性能が低い場合は、閉め切ることにより、室内の温度がよりあがってしまう場合がありますので、ご自身のお家の特性をしりながら対処してください。ちょっと危険な暑さですので水分もこまめにとり、体調管理してくださいね。
ちなみに年齢があがると喉の渇きに気づきにくくなるといわれます。喉が渇いていなくてもこまめに水分補給しましょうね！
ひと・すまい・くらし
新井 伸宏
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