高橋準日記

私の網膜とファインダーを通った光景と少しの言葉達の物語り。

痛み。

2011-01-28 07:05:37 | 日記
妻から勧められてた川上美映子の「ヘヴン」読み終える。途中暴力シーンがあるのだが痛そうで飛ばして読んでしまった。いつの頃からか痛そうなシーンは苦手になってしまった。映像だと割と大丈夫なのは職業柄なのだろうか?
昔、妻の友人(女性)と話している時、村上春樹著「ねじまき鳥クロニクル」の皮剥ぎボリスのシーンが痛そうで読めないと言ったら彼女は「そう?私は割と大丈夫だけどな。やっぱり女の人の方が痛みに対して強いのかも?」と言っていた。
痛みに対する感覚って性別や個人差でどれくらい違うものなのだろうか?肉体的な痛みには強くても、小説や映画のイメージの痛みには弱いと言う人もいるだろうし。

「ヘブン」は主人公と継母のやり取りがなんだか良かった。