久居高校オーストラリア留学日記

THE20TH GIRRAWEEN_HISAI EXCHANGE PROGRAM

最後に

2017-03-24 23:14:41 | 日記
今回ここに来た6人の中には、最初から行きたいと決心して応募してきた子もいるし、最後の最後まで迷って応募した子もいると思います。前者の子も、覚悟ができていてもどこか迷いがあったのではないでしょうか?それでも覚悟という武器がいろんな壁を乗り越えさせてくれました。後者の子は気持ちの強さが未知数で、心が折れた時にどうやって言葉をかけてあげようか私自身が悩んだりしていました。でも、結果から言うと、そんな心配は一切いらなかったです。むしろ、来てみてよかったという思いが皆の体全体から伝わってきました。

今回の体験で、派遣生たちは多くの力を身につけ、心も大きく成長させました。現地での努力がその成果に繋がったことはもちろんですが、「迷った時に一歩踏み出してみる」これができたことが全ての原点です。
失敗を恐れず立ち向かった皆の精神に心より拍手を送ります。そしてその子どもたちの想いを支えてくれた家族や先生などのサポーターに厚く御礼申し上げます。最後に、一歩踏み出す生徒が増えてこのプログラムがますます発展されることを祈念して、私のお粗末な日記を終わりにしたいと思います。

これで私たち家族もお別れになります。萌華、雄貴、清乃、遥香、アキコ、絵夢、今回で培った自信が何かに繋がるたびにこの家族を思い出そう。報告会までが旅の続きと思って、学校へ帰ってからも頑張れよ。そして、またワニがいたら教えてあげるね(笑)

10日目(3/24)

2017-03-24 09:08:26 | 日記


今日でギラウィン高校へ通うのも最後となりました。最後の挨拶は、やはり私たちのよきお母さん萌華先輩に皆を代表してやってもらいました。(堂々と挨拶できていてカッコよかったですよ)
たった2週間なのに、最後の挨拶でこれだけ感極まるなんて!濃密すぎる2週間だったということですね。今日は、昼からお別れ会も開いていただくことになっており、濃密なプログラムを作っていただいたギラウィン高校に心より感謝です。

ここまでくると、明日の出国まで1分1秒も惜しいくらいです。生徒たちの学校生活を見ていると、完全にギラウィン高校に馴染んでしまいました。下の昼休みの写真のような光景があちこちで見られ、こんなに成長した生徒に「帰りの時間だよ」と言うのが可哀想で仕方ありません。

私自身も、唯一ストレスに感じていたブログがこれでもう終わりかと思うと、ちょっぴりさみしい気持ちになったりもします。今だから言いますが、このブログは5人を相手に送っていました。
1)久居高校の生徒たちへ:私たちは皆と共にここに居ますメッセージ
2)派遣生の保護者の方へ:子どもたちは元気にやってますよ〜メッセージ
3)派遣生へ:共に頑張ろうねメッセージ
4)同僚の先生へ:一応ちゃんと働いてますよ〜メッセージ
5)その他見てくれた人へ:久居高校はこんなことできるよ〜メッセージ

こういうのは、一方を立てれば他は立たぬと言われるように、よきと思って発信した内容であっても、とらえる側の立場が違えば角が立つ内容になってしまいます。ということは、5回のうち4回は角が立っていたということに!さぞかし不快なブログになっていたことと思いますが、無事に帰ることでどうかお許しくださいませ。


それも成長!

2017-03-23 18:13:19 | 日記


「日本語の先生が休みだから今日もよろしく〜」て言われて即席に作ったレッスンプランです。私の焦りと困りを察してか、生徒たちは今すべきことを考えて積極的に会話をしてくれています。つまり、久居高校の生徒が私の通訳をしているってこと!
最も言いたいことは、大人(私)は2週間いても英語力が変わらなかったのに、子どもたちは変わったってことです。さらには、何をしていいか分からない時に、指示待ち人間になるのではなく、察して動ける人間になれたってことです。これには、想像以上の成長を感じました。
是非、日本に帰ってからも出し続けてほしい力です。

その結果あふれ出た笑顔とやる気を見てやってください。
私が変われたところは、ブログが打てるようになったってことくらいです。あれだけ機械音痴で、文章が作れなかった子なのに・・。

9日目(3/23)

2017-03-23 05:09:15 | 日記


昨日は、この通り久居の生徒だけで自然体験をさせていただきました。日本語だけでさぞかしリフレッシュするんだろうなと思いきや、同行してもらった2人のギラウィン先生に絡む絡む!ギラウィン先生も「日本人てシャイだと聞いてたけど・・」とビックリするくらい良い意味でフレンドリー、悪い意味でクレイジーでした。私は、英語を一生懸命使ってギラウィン先生にアタックしていく彼ら彼女らを誇りに思います。一緒に行った全ての人が楽しかったと思える、そんな一日でした。
ここでもスパルタ先生の事前指導が効いていたのですね。「せっかく行くんやで、あんたら日本人だけで固まったらアカンで」と。あ〜怖っ!

与えられたプログラムをこなすのは簡単です。しかし、それをツールとしてお互いの気持ちを理解しあって共に楽しむこと、それこそが交流事業の醍醐味だと思います。

そんな格好いいこと言いながら、私は交流を完全に怠り、口を開けて寝ていました(笑)