最近、Qt(キュート)ライブラリを使っています。
ソース互換なマルチプラットホーム対応、高機能フレームワークです。
ノルウェーのTrolltech社が開発を進めていましたが、最近はノキアが
買収をし、QtSoftwareという名前に変わっています。
ところで、このQt、日本ではキューティーと呼ぶ人が多いですが、
キュートですので、ちゃんと覚えてくださいね。
で、このQt、GUIのアプリケーションを作る時に、インターフェースを
グラフィカルに決めれる、つまり、各コンポーネント(Qtではウィジェット
と言いますが)をGui上で配置できるソフトウェアが付いています。
その名もQt Designer。で、このQt Designer、基本的にはUiファイルという
リソースファイルをアウトプットするだけという非常に男気を感じる(?)
ソフトウェアなのですが、やはりちょっと癖があります。
マイクロソフトのVisual C#のようにとんでもなく開発効率がいいというもの
ではありませんが、常にオブジェクト指向を意識したプログラミングが
Qtではできるので僕は非常に気に入っています。
少し話がそれましたが、このQt Designerの使い方を備忘録の意味を含め、
書いておこうと思います。
Qtは非常によくできた公式ドキュメントが配布されており、誰でもそれを
参照できるわけです。それを見れば、Qtプログラミングに関しての知識を
完全に得ることができます。ただ、Qt Designerに関しては、わかりやすい
ドキュメントが見当たらなかったため、少しここで書いておこうというわけです。
最近はQt CreatorというQt用の統合開発環境がありまして、その上でQt Designer
も動くので、そこで操作していこうと思います。
QtDesignerを使ったウィジェットの配置や、シグナル、スロットの設定などは
公式ドキュメントにも書かれていますので、端折ります。
今回は、QMainWindowをQt Designerでデザインしたとき、それをもとに
コーディングをしていく手法を書いておきます。
Qt Designerでウィジェットの配置、シグナル、スロットの設定など
かなりいろいろ出来るわけですが、カスタムスロットとconnectしたい
というときや、配置したウィジェットに独自の処理を含めたい時など、
実用的なアプリを作る場合、コーディングが必要になってくるわけです。
QtではQt Designerが生成するヘッダファイル(正確にはQt Designer自身は
uiファイルのみ生成ですが)を継承することで、独自の処理を自分自身で
書き加えることができます。
”継承してつかえ”だなんて、なんともオブジェクト指向満天な考え方ですね。
さすがQt(笑)。
長くなってしまったので、続きはまた次回。
ソース互換なマルチプラットホーム対応、高機能フレームワークです。
ノルウェーのTrolltech社が開発を進めていましたが、最近はノキアが
買収をし、QtSoftwareという名前に変わっています。
ところで、このQt、日本ではキューティーと呼ぶ人が多いですが、
キュートですので、ちゃんと覚えてくださいね。
で、このQt、GUIのアプリケーションを作る時に、インターフェースを
グラフィカルに決めれる、つまり、各コンポーネント(Qtではウィジェット
と言いますが)をGui上で配置できるソフトウェアが付いています。
その名もQt Designer。で、このQt Designer、基本的にはUiファイルという
リソースファイルをアウトプットするだけという非常に男気を感じる(?)
ソフトウェアなのですが、やはりちょっと癖があります。
マイクロソフトのVisual C#のようにとんでもなく開発効率がいいというもの
ではありませんが、常にオブジェクト指向を意識したプログラミングが
Qtではできるので僕は非常に気に入っています。
少し話がそれましたが、このQt Designerの使い方を備忘録の意味を含め、
書いておこうと思います。
Qtは非常によくできた公式ドキュメントが配布されており、誰でもそれを
参照できるわけです。それを見れば、Qtプログラミングに関しての知識を
完全に得ることができます。ただ、Qt Designerに関しては、わかりやすい
ドキュメントが見当たらなかったため、少しここで書いておこうというわけです。
最近はQt CreatorというQt用の統合開発環境がありまして、その上でQt Designer
も動くので、そこで操作していこうと思います。
QtDesignerを使ったウィジェットの配置や、シグナル、スロットの設定などは
公式ドキュメントにも書かれていますので、端折ります。
今回は、QMainWindowをQt Designerでデザインしたとき、それをもとに
コーディングをしていく手法を書いておきます。
Qt Designerでウィジェットの配置、シグナル、スロットの設定など
かなりいろいろ出来るわけですが、カスタムスロットとconnectしたい
というときや、配置したウィジェットに独自の処理を含めたい時など、
実用的なアプリを作る場合、コーディングが必要になってくるわけです。
QtではQt Designerが生成するヘッダファイル(正確にはQt Designer自身は
uiファイルのみ生成ですが)を継承することで、独自の処理を自分自身で
書き加えることができます。
”継承してつかえ”だなんて、なんともオブジェクト指向満天な考え方ですね。
さすがQt(笑)。
長くなってしまったので、続きはまた次回。