涼をもとめて！ ＮＥＯキャンピングパーク

河原での水遊びを終え、15時にキャンプ場へ到着。

根尾谷を望む３ヘクタールばかりの場所を整備し、コテージ１４棟とオートキャンプサイト（芝生１２０平方メートル）６０区画がゆったりと配置されている。
近くには、樹齢１５００年、樹高１７．２ｍ、幹廻り９．２ｍと世界１を誇り国指定天然記念物の淡墨桜、継体天皇の御手植え桜がある。
桜の時期に来たいものだ。

受付を済ませコテージへ。

西陽がきつく、遮るものも無い庭なので、コンロの火お越しは西の山間に陽が沈むのを待つことにした。
時間つぶしに孫の所望でつりぼりに出かけることに。
虹鱒や岩魚、あまご等放流されている。
自然の川ではめったに釣れないであろう岩魚やあまごが小学６年のえさも付けられない孫にいとも簡単に釣り上げられてしまう。
孫は大喜びである。
シメシメ、これで楽しみを覚え、私の釣りに付いて来てくれるであろう。などとほくそ笑んだ。

１５時になるとキャンプ場の大浴場が開放される。１番風呂を頂いた。
最近のキャンプ場は食器や調理器具は言うに及ばず、クーラーや浴室までも備えられていて至れり尽くせりといった感じだが、
準アウトドア派の私には少し寂しい限りだが、家族でのキャンプなのだから仕方ない。

２歳足らずの孫は普段から何故か、妙に私になついていて、彼の世話は私の務めとなっている。
娘たちの住まいは私の家から４，５分も離れてなく絶えず遊びに来てくれている。
私の顔を見ると娘に抱かれていても私に手を出してくれる。実に可愛い！それを見て家内は”可愛いでしょう！”とやや冷ややかな視線を送る。
おじいちゃんとしては大ご満悦である。

婿殿たちがせっせと焼いてくれる肉や野菜を肴にロックの焼酎を流し込む。旨い！
長女の婿殿はアルコールが苦手らしく付き合ってはくれないが次女の婿殿は常の晩酌から付き合ってくれている。
今日も、私のコップが空になる頃合をよく知っていてバーテンダーを勤めてくれている。
飲むほどに、酔うほどに、至福の渦が膨らんでくるようで有り難い。

昼間の暑さがうその様に涼しくなり澄んだ空気の空に星が瞬いている。