パーソナルコーチ 廣野敏樹  公式ブログ   Tomabechi Insititute認定コーチ

本来在るべき自分に気付き自由意志を獲得する。私と関わり合いを持つ人々の可能性を開いていきます!

エフィカシィーとセルフトーク

2014年05月29日 | コーチング

こんにちは!

パーソナルコーチ廣野です。

 

今回も

前回からの続きです。

 

何故セルフエスティームを下げてしまうのか?

どのようにして

自分を見積もればいいのかを考えてみます。

 

自尊心を傷つける時

というのはどんな時でしょうか?

また、自尊心を低くしているのは

何が原因なのでしょうか?

 

先ず、

傷つけるのはミスをした時や

恥をかいた時などでしょう。

他人からの誹謗中傷もあるでしょう。

おそらく、不甲斐なさを感じた時が

一番強烈なのかもしれません。

物事には、失敗が付き物です。

むしろ失敗しないと学習出来ませんし、

成長もありません。

思惑通りの結果が出なかった事に対して

自分を過小評価する行動は分別があるように

思えますが、必要ありません。

結果を無視するという意味ではなく、

それを踏まえて次に進めば良いだけです。

ちゃんと踏まえているなら問題ないでしょう。

自分の評価を下げる必要はありません。

とは言うものの、

つい自分を卑下する言葉を発してしまいます。

ということは、

自尊心を低くしている原因は膨大な過去の経験

から来る実績の評価であり

自己イメージだと言えるのではないでしょうか?

何故ならば、

自分の人生の全てのシーンを見たことのある人は

自分だけです。

出来る自分も間抜けな自分も知っているのは

自分だけです。

つまり、自己イメージです。

また、

他人が植えつける自己イメージを受け入れるのも

自身の仕業です。

周囲からの自己イメージの刷り込みは

自分が受け入れるか否かに

大きく左右されます。

どんなに多くの人から同一のイメージを指摘されても、

それは所詮見た目と過去の経歴から来るもので

受け入れる必要はありません。

ところが、この周囲の人の声と言うのは

非常に影響を受けてしまいます。

いつしか周囲の人のイメージが自己イメージに変わり、

その様に振舞っている場合があります。


この自己イメージとはどの様に出来上がって

いくものなのでしょうか?

普通に考えれば、積み重ねた経験と

他人からの指摘からだと思いがちです。

確かに、その通りなのでしょうが

更に抽象度を上げて考えると

現象とイメージを結びつける為に必ず使う

ツールが要ります。

それは言葉です。

普段から何気に使うセリフから他人に向けて話す言葉、

独り言のような自身に語りかける言葉、

これを総じて

セルフトーク

と言います。

膨大な量のセルフトークの集まりが時を経て、

セルフイメージへと作り上げられていきます。

生れて来て現在に至るまでの全てのセルフトーク

セルフイメージへと変換されるのです。

頻繁に卑下した言葉を自身に語りかけていれば、

ネガティブなセルフイメージとなり

自尊心を下げる様になります。

余談になりますが、人の脳は自身が発する言葉を

他人に向けて発しているのか

自身に向けて発しているのか

区別していません。

つまり、外に向けての誹謗中傷も

自身に向けての卑下も脳にとっては

同じ事です。

「ネガティブ」と言う負の認識しか存在しません。

ということは、

よくよく自分が使う言葉には気を付けなければ

ならないという事です。

ネガティブで否定的な言葉を使う事により

セルフイメージ

どんどん低くなります。

セルフエスティームも下がります。

また、他人の言葉にも気を付けなければいけません。

否定的な言葉を受け入れるか否かを

よくよく吟味する必要があります。

他人は未来のあなたをイメージ出来ません。

見た目と、過去でしかあなたを評価出来ないのです。

助言や意見を無視しろと言っているのではありません。

よくよく吟味し評価し判断するのです。

その判断基準は未来の自分です。

そして、

他人の判断に委ねないのです。

では逆に、

自分を尊ぶ言葉を使えばセルフエスティーム

自動的に上がっていく事になります。

敢えて肯定的な言葉を使い、

ポジティブに振る舞えば良いのです。

何事も前向きに考え、

未来志向を手に入れるのです。

この点からも、

ゴールを見据える意味がハッキリしてきます。

未来から見た現在を眺めるのです。

そこには、失敗は存在しません。

何故ならば、

まだ起こっていない未来だからです。

そして、

未来の達成している自分を評価するのです。

素晴らしいに決まっています。

それで良いのです。

達成している自分を表現しましょう。

望みの未来を手にしている自分はどんな感じですか?

その時、どんな匂いがしますか?

誰が、近くにいますか?

具体的にどの様な感情が湧いてきますか?

その言葉を使いましょう。

セルフトークを変えるのです。

それだけです。

無理やり行動を変えるのではなく、

マインドを変えるのです。

マインドを変える第一歩は

セルフトークを変える事です。

 

数回に分けてエフィカシィーて考えて来ました。

望みの未来を手にする方法は

心から望む未来を設定して、

エフィカシィーを上げる事!

そして、

エフィカシィーを上げる事は

コンフォートゾーンを広げる事であり、

セルフエスティームを下げない事が

エフィカシィーを上げる

重要事項だという事が分かったと思います。

更に、セルフエスティームを下げないように

セルフトークには

細心の注意をはらうことが必要です。

それには、

心から喜べる未来を想定することが肝要です。

達成している未来から見た、

今の自分はどの様に在るべきか考えて、

達成している自分が話すのに相応しい言葉を使うのです。

話が未来設定に戻ってしまい円になったのでは

どこから始めれば良いのか分からないと

考える方もいるでしょう。

ご安心下さい。

円にはなりません。

敢えて言うなら、螺旋状に上がっていくイメージです。

つまり、取りあえずゴールを決めてエフィカシィーを上げて

セルフトークを変える事により、マインドが変わり

ゴールが以前より上のレベルになります。

回りまわってゴール設定に来た時、

一つ抽象度の階段を上がっています。

更に、エフィカシィーも上がっていくのです。

まるで、螺旋階段を駆け上がるように

本当に心の底から望む未来へと進むのです。

 

如何でしょうか?

数回に分け順を追ってコーチング理論を

簡単に説明して来ました。

あなたもコーチングに触れてみてはいかがですか!

なにも、高額なパーソナルコーチングを受けるだけが

道ではありません。

もちろんパーソナルコーチングを受けることは有用で、

真摯にクライアントに働きかけます。

とは言うものの、

やはり敷居が高いと思われる方には

ミナーでも効果はあります。

また、

我々TICEコーチのような次世代コーチングの方々と

触れ合う機会を持つことも、とてもいい事です。

メールでのやり取りや電話でのセッションを

行っている方もおられます。

無料の動画を発信している方も居られます。

ブログでの発信もその一つです。

更に、

ランチを共にしたり、

お茶を飲んだりと一緒にリラックスすることでも

違いが現れます。

 

お気軽に、お声をお掛け下さい。

あなたに合ったコーチが必ず存在します。

探してみるのも面白いでしょう。

 

 

最後までお付き合い下さりありがとうございました。

 尚、コーチングに関するお問い合わせを

随時受け付けております。

 


お気軽にお問い合わせ下さい。

 HP:http://hironotoshiki.wix.com/hasty5 

Mail:  hironotoshiki@gmail.com   

 



エフィカシィーとセルフエスティーム

2014年05月27日 | コーチング

こんにちは!

パーソナルコーチ廣野です。


 

今回も前回の引き続きでエフィカシィー

捉える事を考察してみます。

 

エフィカシィーとは

自分のゴールを達成する能力の

自己評価を指す言葉です。

自分には夢や実現したい事柄を

達成出来る能力があると確信している

状態を表現しています。

難しい表現になってしまいますが、

皆さん何気に普段から行っていることなのです。

但し、そのレベルが違います。

そしてそれを上げていく事が

エフィカシィーを上げるという事です。

それがハイレベルになると夢が実現していきます。

余談になりますが、

「夢」と言う言葉は「実現しないもの」

の代名詞に思われがちです。

ですので、夢という言い方ではなく

自分のゴールという表現を使っています。

ゴールの話をすると

「別に達成したいことなどありません」

「今のままでイイです」

と言う方もいますよね。

本当にそうでしょうか?

実現したいことなど一切ありませんという人が

存在するでしょうか?

どんなに些細なことも

実現したい事の一つのはずです。


美味しい食事をしたい!

悩みを解消したい!

病気を治したい!

などなど…

上げればきりがありません。

それら全ての事を指しています。

ということは、

自分のゴールは常に存在しています。

では何故、

些細な事は当然クリア出来て、

大きな夢は達成出来ない

と考えてしまうのでしょうか?

 

大きな夢なのだから達成するのは困難である

と考えるのは至極当たり前です。

ですが、

困難=不可能ではないはずです。

難しいと思うのは構わないですが、

出来ないと決めつけてしまう

必要はないと思います。

決めつけてはいないと反論する方も

いるかもしれませんが、

少なからず前もって

諦めている部分があるのではないでしょうか。

どうせ無駄だからとか、

とても無理に決まっているとか

あらかじめ決めています。

この場合、

何を基準に判断しているのでしょうか?

意外にいい加減な思いだったりします。

身近な人が無責任に言った言葉だったりします。

このことは、

エフィカシィーを上げる足かせに

なっている一つです。

自分を卑下してしまっているのです。

前回の終わりに紹介した


セルフエスティーム


コーチングでは自尊心という意味合いで

使っています。

これを傷つけているのです。

出来ない事にフォーカスし、

自分のことを低く見積もっています。

これでは

エフィカシィーは上がりようがありません。

人は何処を判断基準にして自分のことを

見積もるのでしょうか?


過去の実績

他人の評価

現在の常識


などでしょうか?

一見すると正しい判断には必要なもの

の様に思われます。

でも、よくよく考えて見て下さい。

我々は人間です。

コンピューターのような性能仕様の

見積もりではありません。

日々成長し、ダイナミックに変化しています。

過去のある地点を基準に判断するなど

あまりに理不尽です。

間違っています。


では、どのようにして自分を

見積もればいいのでしょうか?

というより、

セルフエスティームを下げる

原因とは何でしょうか?

逆に、

セルフエスティームを過剰に上げると

問題があるでしょうか?

自分の心の中で自尊心を高めておくことで

他人に迷惑をかけることはないと思います。

勘違いしないで欲しいのですが、

わがままになれと言っているのではありません。


自分自身の価値基準を他人に委ねない


と言っているのです。

更に言うなら、


他人と比べないということです。


つまり、

素直に自身の価値を認めるということです。

セルフエスティームが上がっていかないと

エフィカシィー

上がっていきません。

二つは車の両輪みたいなものです。

自分を卑下せず、他人の言動に惑わされず

自分を認めれば自然と

セルフエスティームは上がっていきます。

セルフエスティームを傷つけずに

上げていく事が延いては

エフィカシィーを上げる事に繋がります。

 

では話を戻して、

何故セルフエスティームを下げてしまうのか

どのようにして自分を見積もればいいのか

を考えてみます。

自尊心を傷つける時というのは

どんな時でしょうか?

また、

自尊心を低くしているのは

何が原因なのでしょうか?

 

次回はセルフエスティーム

考えて見たいと思います。


ご期待ください。

 

最後までお付き合い下さり

ありがとうございました。

 尚、コーチングに関するお問い合わせを

随時受け付けております。

 

お気軽にお問い合わせ下さい。

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エフィカシィーとコンフォートゾーン

2014年05月20日 | コーチング


こんにちは!

パーソナルコーチ廣野です。


今日は前回の続きです。

 

 

今回はコンフォートゾーンを絡めて

エフィカシィーについて考えていきます。


コンフォートゾーンとは慣れ親しんだ空間の事で

居心地のいい状態の事です。

しかも、人間はコンフォートゾーンでしか

パフォーマンスを発揮出来ません。

パフォーマンスと言うと大袈裟に聞こえますが、

その人が通常行っている能力の事です。

車を運転したり、ご飯を食べたり、自分のベッドで

寝るなどの生活そのもの行動全般です。

もちろん、あなたにしか出来ない特殊な技能も含みます。

この当たり前に出来る事が、コンフォートゾーンの外

だと、思うように能力を発揮出来なくなるのです。


少し考えて見ても思い当る事があると思いますが、

見知らぬ土地での車の運転や、とてつもなく豪華な

ディナーでの食事、修学旅行の寝床など

いつも通りの行動とは思えない状態になると思います。

これは慣れ親しんだ生活とはかけ離れた状態の事です。

また特殊な技能の例としてあるのは、

サッカーの試合などでアウェーに於ける選手の

パフォーマンスが落ちると言われている事です。

アウェーとは相手チームの土地であり、

慣れ親しんだ空間ではないという事です。

そこで、公平性などを考慮してホームとアウェーで

試合を行うのです。

この様に、コンフォートゾーンはわれわれの生活に

とても深く関わりがあります。

と言うことは言い換えれば、コンフォートゾーンであれば

いつも通りの能力が発揮出来るという事になります。

ということは、コンフォートゾーンは広ければ広いほど

能力を発揮出来る幅が増えるという事になります。

たとえアウェーであろうがそこがコンフォートゾーンで

あればその選手は普段通りの能力を発揮するわけです。

これは何気ない普段の生活からここ一番での実力を

発揮するときにも全ての瞬間に於いて言えるわけです。

夢の実現のためにはこの力が欠かせない事が

分かると思います。

思い出して頂きたいのですが、

前回は、コンフォートゾーンを広げる事は

エフィカシィーを上げる事に近しいという事を述べました。

コンフォートゾーンを広げる行為が

エフィカシィーを上げる行為に他ならないとしたら、

エフィカシィーを上げて、更に行きたい場所(ゴール)を

決めればそこに必ず行けるわけです。

何故ならば、コンフォートゾーン内は能力を

発揮できるので本人は特別意識している感覚

無くてもゴールにたどり着いてしまうのです。

これがコーチング理論のカラクリの一つです。

この理由からもゴール設定をしてエフィカシィーを

上げましょうとお伝えしている訳です。

 

では、如何にしてコンフォートゾーンを

広げていくのか…..?

これに関しては、私が述べるまでもなく


『コンフォートゾーンの作り方』

苫米地英人著

フォレスト出版

 

に詳しく書かれています。

興味のある方には特にお勧めの書籍です。

この一冊を完璧にマスター出来れば

セルフコーチングが出来るようになるでしょう。

具体的な方法はそちらに譲るとして、

このブログでは私なりのコンフォートゾーンを

広げる事に対する心の置き方を述べていきます。

ちょっと気分を変えて...


 


先ずあなたにお尋ねします。


ある課題や問題をクリアしたい時、

または達成したい夢など望みの自分を

手に入れたいと思い描いた時

何から考えはじめますか?

やはり、方法からでしょか?


「どうしよう

「どうすればいいだろう」

「どこから手を付けようか」

「何をしたらいいの」

この辺りからのアプローチでしょうか?

確かに、方法論はとても大事です。

やり方次第では成功も失敗も左右されます。

しかし、

巷に溢れるHow to本では限界があります。

何故ならば、

全ての人に当てはまる方法など存在しませんし、

試して比べるわけにもいきません。

何より、

めまぐるしく変化する現代社会のスピード

人の心の変化に追いついていないのです。

では、どの様なスッテプを

踏めば良いのでしょうか?


「どうしよう」から

どうしたいのか

 

「どうすればいいだろう」から

どう成りたいのか

 

「どこから手を付けようか」から

どこにたどり着きたいのか

 

「何をしたらいいの」から

何をしたいのか


こんな感じでしょうか。

何を言いたいのかと申しますと、

現状を変える事を考えるのではなく、

未来の自分から見て、今の自分は

どの様に在るべきなのかを見つめるのです。

未来とは、夢が叶っている自分の事です。

そこから逆算して5年前まではどの辺りまで

達成していて、10年前にはどこまで

行っているという具合に現在に近づけた時に

今の在りようが明確になってきます。

そして、夢が叶っている自分がその時、

何をしているのかイメージするのです

何を感じ、何を想い、何を見ているのか

などです。

出来る事なら、

近くには誰が居て何を話しているのか、

どんな匂いがしているのかなど

五感をフル活用すると効果的です。

これは臨場感を上げる作業です。


ゴールを達成しているイメージを

極限まで膨らませ、

まるで映画でも見ているかのように

臨場感を感じるのです。

これによって、

ゴールの世界に慣れ親しむのです。

とてつもないゴールも慣れ親しむ事で

当たり前感覚にしてしまうのです。

イメージと臨場感で場馴れするのです。

まるで、未来の記憶を創るかのように!

 

『そんな妄想で大丈夫?!』

 

と、ご心配の声が聞こえてきそうですが、

人間の脳は現実世界も虚構空間も

はっきりと区別していません。

現に映画を見ている時に心臓は高鳴り、

手に汗握り、涙を流します。

目の前で現実に起こっているのと何ら変わりません。

映画は虚構世界と割り切っていますが、

自分の夢の達成は虚構でもなく妄想でもない

リアルだと思えばいいのです。

とは言うものの、

負の囁きがこだましてリアルに思えないですか?

「どうせ、夢なんて叶わないし」

「どうせ、何をやっても無駄だし」

「どうせ、私なんて…」

「どうせ、どうせ…..」

このくせ者の「どうせ」を退治したいですよね。


自尊心を傷つけるこの言葉。

まさに、ここにも足かせがあったのです。

私達は、日々何気に自尊心を傷つけています。

ついつい自分を卑下しがちです。

奥ゆかしさと言う日本人的文化と勘違いして、

自分で自分を責めてしまいがちです。

コーチングでは、

自尊心をセルフエスティームと呼んでいます。

自尊心を傷つけるがために

エフィカシィーが上がっていかないという

現実があるのです。


次回はセルフエスティームを

絡めてエフィカシィーについて考えていきます。


ご期待ください。

 

最後までお付き合い下さりありがとうございました。

 尚、コーチングに関するお問い合わせを

随時受け付けております。

 

お気軽にお問い合わせ下さい。

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エフィカシィーとゴール

2014年05月16日 | コーチング

 

こんにちは!

パーソナルコーチ廣野です。

 

 

今回はちょっと踏み込んだ内容で、コーチングについて

述べていきます。

では、早速!


コーチングを行う上で最も大切な事は、

エフィカシィーを上げることです。

そして、何を於いても先ずはゴール設定が必要です。


早い話、現状を越えた心から望むゴールが何となく見えて、

それを達成するための自己能力の自己評価を高く

上げればそれで良いわけです。

これを導くことが出来るのが本物のコーチであり、

次世代コーチングの真骨頂でしょう。

よく聞かれるのですが、


「コーチングってなに?」 と…。

これに一言で答えるには上記の文が端的かと思います。

ですが、これだけではなんの事か説明が足りないでしょう。

なので、我々TICEコーチの同志や苫米地式コーチの方々、

そして何より私が師事を受けた苫米地博士自身があらゆる

手段や多角的な分野でコーチングを理解してもらう

活動をしています。

我々次世代コーチングの本物コーチたちの分野は様々です。

一口にコーチングと言ってもアプローチはいろいろあります。

そんな個性豊かなコーチの分野は違っても、

抽象度の高いゴールは皆さんよく似ています。

ですから、志を共にする仲間だと思えるのです。

その中でエフィカシィーの説明やゴールの意味を、

様々な表現で伝えています。

 

そこで、

今日もエフィカシィーとゴールについて述べていきます。

何はともあれゴールなのですが、

エフィカシィーが低いと現状を越えた“心から望むゴール”

が設定出来ません。

また、抽象度の高いゴール設定がないとエフィカシィーが

上がっていきません。

矛盾していることを言っている様ですが事実です。

とは言うものの、エフィカシィーの上げ方は他にもありますし、

ゴールは取りあえず今叶えたい事でも構いません。

ゴールは更新可能ですし、むしろどんどん高く上げて

いけばいいのです。

もちろん、いきなり現状を越えた心から望む抽象度の高い

ゴールが設定出来る人はそれで良いでしょう。

ただ、“この現状を越えた”と言う部分が難しいのではない

でしょうか?

私達には必ず『心理的盲点』があります。

コーチングではスコトーマと呼んでいます。

どんなにあり得ない飛躍した望むゴールを設定したと

自負しても、現状の延長線上のゴールである可能性を

否定できません。また、日々ゴールに近づいている事で

更新する時がいずれ来る場合もあり、更にゴールは

一つとは限りません。

この辺りはブログで表現出来る域を脱しています。

やはり、セミナーを受けてみるなり、コーチと触れ合う

機会を設けて頂く事が必要です。一番早いのは、

パーソナルコーチングを実施するのがいいでしょう。

確かに、ちょっと踏み込むには敷居が高いかも

知れませんが本気で自分を変えたい人にはお勧めです。


 


ここでちょっと気分を変えて、

ゴールと言う言葉の定義をしていきましょう。

一口にゴールと皆さん使っていますが各自微妙に

ニュアンスが違うと思います。

サッカーで使うゴールネットのゴールではありません。

標的と言う意味では似ていますがそこには

抽象度がありません。

また、

マラソンのゴールも似ていますが到達地点の事

ではありません。

ゴール達成と言う時、『大成功』というイメージが湧きますが、

ここがちょっとくせもので、

この場合単なる通過点に過ぎません。

成功と言う時にはサブゴールをクリアしたという事です。

もちろん素晴らしいことなのでこれは

これで賞賛すべき大切な事です。

但し、ゴールに対して成功という評価をした時に

他者の目線が介入していないかと言う部分を

疑わなければなりません。

他人の評価は要りません。この部分がエフィカシィーと

密接に関係してきます。

エフィカシィーは他人の評価ではありません。

自己評価です。

他人の価値観が入る余地などありません。

ゴールも然りです。

コーチングで言うゴールとは、

心から望む目的達成です。

人生を懸けたゴールと表現すると良いのでしょうか。

当然、他人がとやかく言う次元ではありません。

自分が心から喜べる事です。

また更に良い事に抽象度が高いゴールの場合、

利己的を越えて利他的にも働くのです。

英語で言うUnselfishがニュアンス的にいいでしょうか。

直訳すると利他的(自分も含む)って感じですね。


ここで今一度考えて頂きたいのですが、

自身の夢ですから人の目など気にする必要はありません。

自分の夢なので自分しか叶える事は出来ません。

それを達成出来る能力も自分で評価出来ます。

それを上げる事がエフィカシィーを上げるといいます。

ですから、どんどん上げていいのです。

確かに、人生を懸けたゴールに向かう途中に

他人の評価が必要な時は来ます。

先程のサブゴールの事です。

これは、未来のゴールを達成するために現在どの様に

在るべきかが定まると言う効果です。

つまり、サブゴールは叶えていて当然です。

当たり前にしてしまうのです。

でないとゴールに向かって行けません。

この「当たり前にしてしまう」という状態の事を

コンフォートゾーンを広げたと言います。

コーチングの素晴らしい功績の一つは、

ついでにいろんな夢が叶ってしまうという事です。

コンフォートゾーンとは慣れ親しんだ空間の事で

当たり前の世界です。

コンフォートゾーンがその人の現在のエフィカシィーレベル

と言い換えてもいいと私は考えています。

と言う事は、

エフィカシィーを上げるという行為は

コンフォートゾーンを広げる行為そのものだと思います。


 『コンフォートゾーンを広げた』

         ≒

    『エフィカシィーを上げた』


と言えるのではないでしょうか!

 

そこで次回は、コンフォートゾーンを絡めながら

エフィカシィーについて考えていきます。

 

ご期待ください。

 

最後までお付き合い下さりありがとうございました。

 尚、コーチングに関するお問い合わせを

随時受け付けております。

 

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エフィカシィー

2014年04月18日 | アイデンティティー

こんにちは!

パーソナルコーチ廣野です。

 

今日は、再びエフィカシィー(自己能力の自己評価)

について述べたいと思います。

エフィカシィーについては 

以前、二回に分けて投稿しました。

気になる方はこちらへ、

 

【 根拠のない自信 】

http://blog.goo.ne.jp/hironotoshiki/e/1758a1a9a7c11f8a5d2abdc0d54d9d2c

 

【 根拠のない自信 part 2 】

http://blog.goo.ne.jp/hironotoshiki/e/d421fe468a047fce6a6d8fe6959cfc5f

 

 

今回は『 氷山 』を例えに考えていきます。

ご存知の氷山ですが、絵にしてみました。

 

 

 

ペイント機能で描いたもののブログに上げると

『 小っちゃい! 』

 

と言うわけで、納得できる図解説明が

出来ないので動画でする事にしました。

ここちらから、

 

 http://youtu.be/FSNuIF9vUnA

 

 

氷山を人間の能力と例えて考えます。

そして、いわゆる氷山の一角と言われる部分が

過去から現在までに具現化した能力であり、

実績や結果と見ています。

現在までに顕在化した実力と捉えています。

また、氷山には海に沈んでいる部分があります。

この部分は未だ発揮されていない能力で、

未来に現れる潜在能力と考えています。

 

一般的には、ある人物を評価するときに

今までに出してきた結果で判断します。

至極当たり前の事かも知れません。


我々TICEコーチの考え方は違います。

顕在化した能力はもちろんのこと

潜在能力も含めた評価をします。

では、有るのか無いのかわからないような力を

どの様に評価するのか、それは


人生を懸けたゴール


ちょっと大袈裟ですが、


成りたい自分


が有るか否かで良いのです。

未来に達成するであろうゴールを手に入れる

能力があると、高く自己評価出来る事を

エフィカシィーが高いと言います。

未来に発揮する能力の自己評価なので

私にはそれがあると思えばいいのです。

思っていいのです!

そもそも他人が評価出来る代物ではありません。

何故ならば、未来に起こる事だからです。

他人には過去しか評価出来ません。

顕在化したものしか見えないからです。

しかし、私達には未来があります。

過去は変えられません。

評価が変化するだけです。

未来は変えられます。

むしろ、未来は創造するものです。

 

心から望む未来を思い描けば良いのです!


ポイントは本気で望む未来です。

どうしても必要な望みの未来です。

あなたが心から望む未来を思い描ける

そんな未来志向が出来る

一助になれば幸いです。

 

最後までお付き合い下さりありがとうございました。

 尚、コーチングに関するお問い合わせを

随時受け付けております。

 

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