旅と時間の小窓

写真と旅のこと、自転車のこと、MACのことなどを書き連ねております。

帰省を兼ねてロードバイクで(2日目 後半)

2015-03-28 14:10:15 | カメラ機材
色々と立て込んでおり、アップが遅くなりましたが、
2014年12月の帰省時、前回の四万十市から宿毛市方面に走った翌日。
12月14日午後のポタリング動画の「後半」部分をアップしました。


前半はこちら

高台でのデジカメのバッテリー交換中、
突風でカメラを落下させてしまい、結果的に修理代が発生するなど、
ちょっとしたハプニングはありましたが、楽しいポタリングでした。

風の強い日はバイクの保持と携行品の管理には気を付けましょう。



ルートは四万十川河口から黒潮町の大方にある入野海岸までとなります。
こちらは海岸線を走るコースや内陸のアップダウンなど、
気分によってコースを変更することができる
オススメのサイクリングコースとなっています。




動物の撮影時はフラッシュはOFFに!!

2015-02-28 10:37:12 | カメラ機材
鉄道写真を撮られる方が車両に向かってストロボ発光を行い
それが安全運行の妨げとなると問題になることが多いのですが、動物たちにも同じことが言えます。

実際に知られていないのか、確信犯なのかは分かりませんが、
プロ写真家と名乗っている人ですらストロボ撮影を行っている方が多いです。
夜行性動物の活動時間は暗いからという以外に、
キャッチライトといって目に光を入れるとイキイキして見えるというのが理由のようです。

その行為は寺社やライブ会場でストロボを発光したり、鉄道にストロボ発光する行為。
いや、それ以上に自然界のマナー違反です。
構造物や風景をライティングするのとは性質が違います。
「ライブや寺社仏閣での撮影」や「景観を損ねる」、「星が見えない」、「三脚が迷惑」「通行の邪魔」などといっているはヒトだけの勝手な問題です。寺社仏閣がなくても、鉄道が走らなくても自然界には影響ありません。

それに、ヒト同士なら、事前に話せば分かりますし、フラッシュ撮影許可も得られます。
しかし、動物は人間の故意による光で、突然の攻撃を受けることになります。
しかも、ストロボは一般的な街灯やスポットの照明と違い逃れることができません。

夜間の光を多く取り入れようとしている目にストロボを発光されると、
さして夜目が聞かない人間ですら、視力を奪われ全身の筋肉が緊張し、大きなストレスを受けます。
ましてや夜目のききやすいフクロウやモモンガ、キツネ、ネコ、テンなどにストロボ発光した場合、
相当のストレスを与えてしまうばかりか、失明してしまうことすらあります。



ところが、自称「ネイチャーフォトグラファー」や「自然を愛する」などと語っている方ですら、
良い写真(人間にとって見栄えがする絵)を撮影するため、
平気で動物にフラッシュ撮影(しかも複数台を巣の周りに設置して、
警戒心を解くためにリモートで同時発光したり)をする方が多いのです。

目の構造が違い、フラッシュの影響がない「昆虫」などであれば問題ないのですが、
動物写真は自然光が基本で、ライティングするのであれば対象にストレスを与えないように行うのが基本です。

しつこいようですが「静物(美術作品や商品のブツ取り)」「風景」をライティングするのとは訳が違います。

動物園ですら「フラッシュ撮影禁止」と歌っているのです。
大型哺乳類はフラッシュがきっかけで暴れたり、猫や狸などは車のライトで緊張して固まり、
轢かれることがあるのはご存知かと思います。

無知な子供ならば知らないで済むかもしれませんが、
プロ(写真家)を名乗る方は知らないでは済みませんし、知らないなら恥だと思います。
仮に知っていてやっているのであれば、虐待行為と変わりません。

お願いですから、暗闇の動物の動きを止めるためにはフラッシュが必須、
売れる写真・可愛い写真には「キャッチライト」が重要といって、動物にフラッシュを使わないでください。
撮影するのなら、ストレスを与えないよう自然の姿で接してあげてください。

E-M5とマイクロフォーサーズシステム

2014-12-06 00:35:42 | カメラ機材


今年の3月頃にEVF標準装備のOM-D E-M5を入手してから、
EOS 50Dの出番がすっかり減ってしまい、
マイクロフォーサーズシステムの機材が増えました。

ざっと書いてみますと以下の通りです。


カメラ:
メイン:OLYMPUS OM-D E-M
サブ:LUMIX DMC-GF2

ズームレンズ:
LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S. H-FS045200
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

単焦点レンズ:
LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.
LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014 
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 H-H020 
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

周辺機器
HLD-6(E-M5バッテリーグリップ)


欲しいレンズ
ED12-40mmf2.8PRO
LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH.
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0


トレッキングやオートバイ&自転車ツーリング旅行が趣味だったことから、
山道具のようなコンパクトで使える機材は大好きです。
APS-Cに次ぐ高画質のマイクロフォーサーズがメインになるのは、
必然だったのかもしれませんね。

各所のレビューではミラーレスやフォーサーズを否定する
古参ハイアマチュアカメラマンの意見も聞くことがありますが、
実際にE-M5にM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZの撮影で、
National GeographicサイトのThe Daily Dozenにも選出されたことから、
フルサイズの一眼レフで撮影しなくとも、
良いものは良いと認められることは間違いなく、
頑なにレフ機にこだわる必要はないと思います。

私はあくまで、絵を描く為の筆をカメラに持ち替えたこともあって、
カメラも画材の一種というイメージですので、
昔ながらのレンジファインダーなどもいいと思いますし、
一眼レフも良いと思います。

ただ、一眼レフこそ最上であり、写真家のカメラ=OVFの一眼レフであるという意見は良くわかりません。
水彩も油彩もフレスコ壁画も水墨も日本画もエアブラシも全て優越があるわけではなく、
絵画を描く画材と表現技法の違いであって、
アートはアートじゃないか?
と思うのです。

私の場合はED12-40mmf2.8PROなどの高性能なレンズを購入し、
E-M1かGH4がもう少しお手軽な値段となってくれれば、
メインにE-M1(GH4)をサブにE-M5というように
EOS 50Dの出番は全く無くなってしまうかもしれません。

そう考えると、早めに50DとEFレンズを売却して、
当面はマイクロフォーサーズ機に絞り、
何かのきっかけで必要があれば、フルサイズ機の導入を考えた方が
良いのかも知れません。

もちろん、資金が潤沢であるのなら、
最新のフルサイズ一眼レフと高性能大口径ズームレンズを持つのは
悪いことではないと思いますが、
「私のライフスタイルには少し合わないかな」と感じています。


EOS 50D +EF 28-80mm F2.8-4L USM

サブ機EOS 50Dの進退

2014-12-02 02:11:02 | カメラ機材
OM-D(E-M5)が故障し、メーカー修理中の撮影には、
E-M5入手以前のメインカメラEOS 50Dを引っ張り出して使っておりました。

最新のEFレンズを持っていないため、
使用しているレンズは20年以上前の初代Lレンズ、
EF 28mm-80mm F2.8-4L USM 。

EOS 20Dの後継として購入した50D。
以前は気に入って使っていたのですが、
久々に撮影した画像を確認し、E-M5の写真と比較したところ、
マイクロフォーサーズのE-M5に比べると、
APS-Cの50Dがセンサーサイズは大きいのですが、
現状で持っているレンズとの組み合わせでは
画質、描写、色など全てE-M5の方が良い印象です。

このレンズは順光なら良いのですが、
逆光ではシャドウ部分のノイズと階調の再現などで、
ずいぶんと差が出てくるように感じます。
画素的には1500万画素で、1605万のE-M5と大差ないのですが、
元々、デジタル対応ではないので、
等倍や高精度ディスプレイで確認したりした場合にその差が顕著に感じられました。


実際にRAWで撮影し、簡単に現像した写真はこのような感じです。

太陽をフレーム周辺に配置したり、フレーム内に入れた場合、
かなり派手にゴーストが現れますので、
フレーミングの幅は限られてしまいます。

また、できるだけ白飛びしないようにRAW撮影した場合、
F16以上に絞り込むことから、回折による解像感の低下と、
シャドウ部分のノイズがE-M5にくらべて大きく出てしまうようです。
状況によっては縦の縞模様のように現れることもあります。










このまま、サブ機として現役で使うとなると、
EFレンズで逆光耐性も強く、描写の良いレンズの購入を考えたくなります。

しかし、そうなるとやはり目当ては現行のLレンズの購入となるため。
恐ろしく費用がかかります。

また、将来的にフルサイズフォーマットへの移行を考えたとしても、
現状のレンズでも撮るだけならば使えますし、ちょっと味のある絵を撮るくらいなら可能です。
ただ、プロレベルで戦力として使えるかなどと考えた場合、
最新のスポーツカーに安い乗用車タイヤを履いてサーキットにいくようなもので、
結局は本体、レンズを含めて全てを新調することになるため、
あまり意味を持たないように思います。




実際に同じような逆光の条件で、1210万画素のDMC-GF2に LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.という、
中古で3万円くらいの組み合わせを使用して、
このくらいは撮れてしまいます。

そう考えると、一度、EOS-50Dを売却して、使用するマウントシステムを統一し、
ズームならM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROや
LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH.などの光学性能の高い単焦点レンズ購入に充てた方が
良いのかもと思い始めました。

とはいえ、コレクションとして考えるのであれば、
50Dも良いカメラなので、少し惜しい気がするのですが。

OM-D (E-M5)修理完了

2014-11-30 01:34:59 | カメラ機材
オリンパスの八王子修理センターに出していたE-M5が戻ってきました。



送付したのはカメラ本体のみですが、ピックアップをお願いした場合、
かなり大きな箱でのやりとりとなります。



箱を開けるとこのような感じになっており、
クッション付きの梱包資材で厳重に保護されて運ばれてきます。




無償修理対象の背面モニターカバーについていたクラックを確認。
しっかり修理されています。




外れてしまっていたメインダイヤルも取り付けられています。





納品書はこのような明細になっています。

修理代:6000円
部品代:500円
フォトパス会員割引:10%

送料:500円
税金:508円

合計:6858円

最新のレンズに対応するよう、
ファームウェアのアップデートもしていただけたようです。

ちなみに前に記載していた携行品損害保険については、
故意ではなく落としたブツけた、壊されたなど「外出先のアクシデントで壊した場合」には支払われるようですが、
操作中に外れたなど、「自然故障とみられる場合」には支払われない。
とのことです。
直前にカメラバッグをブツけた。置いていた時に誰かに踏まれたなどがあれば支払われたかもしれませんが、
今回は因果関係が証明できないので、支払いはできないようですね。

まあ、、免責が5000円なので、支払われたとしても1858円です。
契約している保険内容の確認にはなったので良しとしましょう。

いずれにせよ、帰省前に修理が無事に終わり、少し安心できました。