ワタシラシク

☆大好きな雑貨やインテリア、デザイン、
そして生活のいろいろ日記☆

個室ビデオ店のこと

2008-10-08 00:14:39 | Weblog
やっぱりやってた建築基準法違反
石膏ボードで窓をふさぐ。
客がお金を支払わず窓から逃げないようにするため、などあまりにバカバカしい。
格子つきの窓にするとか、前金にするとか、方法はあるでしょ?!
子供のいいわけみたい
極悪です。

増築部分があることが発覚し、申請していないよう
となると用途変更もしていないのでは?
(用途変更とは、事務所として完了検査を通って、店舗として使用する時に必要となる手続きのことです。
これについては法律がややこしくて柔軟性がないとも思えますが、現状は必要なので従うべきです。)

そこで!!思うのですが。
建築基準法、消防法違反を、建築設計者だけの罰則にせず、オーナーの罰則も強化すべきだと私は思います

構造偽装以降、設計者の罰則は厳しいものとなりました。
設計者は違反などしたくもない。
苦労して取った資格を奪われたくもないし、そんなことになったら廃業ですよ

しかし!!オーナー様からお金をいただいて、設計や施工をするという関係上、オーナーが違反となる工事を要求すれば、受けざるをえない時もあるのだろう。
・・・姉歯さんがそうでした。
違反工事やってくれないなら、他の会社に頼むからいいですよ、というオーナーの悪い思惑。
目先のことだけを考えて、検査の時だけ合格すればいい、などという発想が生まれるのでしょう・・・
設計・施工者も仕事を断る勇気を持ちたい、けど景気もよろしくない・・・
悪循環です。
そして個室ビデオ店のような被害が起こる。

また、内装工事のみだと、建築基準法の検査なしで、消防設備の検査のみで大丈夫な場合もある。
となると、建築基準法を理解していない、デザイナー、工務店などの人でも設計・施工できちゃう。
これも困りものだと思う。
罰則を受けるべき建築士免許のある人が関わっていないのだから。
建築士いないから違反工事が出来ちゃうじゃん、誰も犯罪者にならないもん、やろうぜ!って
おかしな話~。

昔の建築基準法などなかった頃と比べたら、どんどんと規制の対象が大きくなり、厳しくなってる気はします。
倫理とか、道徳とか、なくなってきているから、法で規制しないといけないと思うと悲しい世の中です。

木造住宅などは、資格がなくったって、昔は工務店の親方が設計、施工してきた。
資格がなくったって、建築基準法が分かっているデザイナーだっていると思う。
だから
「建築工事に関わる時には、建築士資格のある人がいないとだめ」
とすると厳しすぎて酷だと思うので、まずはとりいそぎ
「罰則はオーナーに!!」
とすれば、未来のため、次の仕事につなげるため、違反することはなくなると思うのです。
知らなくてオーナーに違反させてしまったら、とんでもないことになるので、知識を身につけて、建築工事に携わるようになるはず。

建築と消防ともに、経年検査や抜き打ち検査として、立入検査、指導、罰則の強化をしてもいいと思う。
店舗営業停止とか、建物立入禁止とかどんどんやればいい。

留学会社のゲートウェイ21とか、今回の建築基準法違反とか、まじめにやってる人たちにとってはえらい迷惑

まじめにやり続けよう。
悪いことしたら、いつか跳ね返ってくるんだからっ

デビィ夫人のブログを読んだところ、私とよく似ている考えでした。
あまり好きな著名人ではなかったのですが、ブロクは痛快です。
デビィ夫人のブログはこちらから~

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