大阪市平野区の芸大美大受験画塾 【アトリエ廣美塾】

大阪市平野区 大阪メトロ谷町線喜連瓜破駅徒歩2分 芸大美大、美術系高校、中学受験、児童、社会人、シニア教室

受験鉛筆デッサン 四つ切りケント

2015-11-11 18:25:29 | 日々日常
ケント紙は表面がツルツルでマンチャ式に黒鉛の粒子を擦る、押さえるで定着させると汚くなりやすい。指の汗や油分で練りゴムや消しゴムで消すことができないイヤなシミが出来る。磯江毅やアントニオ・ロペスで紹介された擦るデッサンは大流行ではあるが頭の固いアカデミックでオーソドックス(ただ単に情報に疎いだけ)の古臭い教授連中のいる大学ではケント紙のような紙を使用しひたすら線とハッチングで調子を重ねなさいと指導し、画面を擦ることを悪の様に言う。しかしながら、そんな教授のいるような大学でもそこが志望校なら受験では‥擦らないに従わなければならない。

古臭い教授陣は一掃したらいいのに。

これまでもこれからも変わらない普遍的なデッサン法、黒田清輝から安井曾太郎、小磯良平と脈々一辺倒。若者よ、スペインのマンチャを学べと言いたいが‥
自身論を力説しても仕方ないね(^_^;)

そこで四つ切りケントに擦らない様にと半ば不本意に指導しHさんが『2枚の鏡に映る自画像と豚の貯金箱』を描いた。


よくできました^o^