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あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

天壇公園番外 アイスクリーム

2013-05-17 22:32:18 | 北京市内ぶらつき記
本編よりも番外が先に載ってしまった、まぁエエか。
おまけに番外は、後にまだ続くのであった。

さてさて、アイスクリーム、長いこと食べてないものが急に欲しくなって買ってみた。
きっと暑さのせいで頭がおかしくなったのかもしれない。お目当てのミネラルウォーターだけにしとけばいいのに。

日本でお馴染みのアイスクリーム陳列用の冷凍庫を覗き込むと、ひとつ4元(約60円)から十数元(中には250円以上のものも)と、正直言って「高い」、観光地価格というところか。
1本6元(約90円)と、市民の所得水準を考えると、日本より10倍ほど高めと言ってよろしかろう超豪華アイスをパクつくことにした。

売店を日除けにして、お店の土台も借りて、腰を下ろし、中国人親娘と並んで食べる。偶然にも同じ、チョコバーを食べている。うまい、実にうまい。甘すぎず、冷たすぎず、チョコもなかなか高品質である。何年ぶりだろうアイスなんて、そんなことを考えてみたが思い出せない、それくらい食べてなかったのである。



表面のチョコ、中のバニラアイス、さらに芯の部分に上半分は小豆らしきもの、下半分はまたチョコとなかなか凝った作りになっている。これでバーに「当たりもう1本」が出てくれば言うことはないのだが・・・。

最近食べてないのでコメントする資格はないかもしれないが、日本のそれと比べても遜色ないくらい美味しかった。無論、急に上昇した気温とも無縁ではなかろうが。


さて、アイスのおまけはこちらの一枚。



ちょうど腰かけた位置から見えた林立するように見える、建物の様子。

ただただ歩いて立ち去っていれば次の様な、こんな味気ない光景しか見えてなかったと思えば、当たり1本よりも価値があったというべきか。


散髪をしてみました。

2013-05-11 21:25:26 | 日記
初めてのお店での散髪って勇気がいりますよね。
まして海外ともなればなおさらです。
ましてまして海外で散髪したことがないとなればなおのことです。
それにもまして、言葉が通じるか不安、となればなおなおさらさらです。

さて、なぜか拙宅の近所には、散髪屋さんとクリーニング屋さんがない。
周囲に広がるロシア人街の人たちはどうしているのだろうか。
ロシア語はさっぱりなので聞くに聞けない、って問題じゃねーか。

いろいろとあったが、それは後述することにして、このような無残な姿に。


ギャーッ!
切って洗ってチョット乾かしただけ、セットなし。
もうぅええわっ!
でもこれで2ケ月はもちそうな感じ。






※ お店に入るまでの途中経過

王府井(よく銀座にたとえられる)に向かう途中の下町界隈で探してみる
ことにしたまではよかったのだが、とても入る気が起こらない「若者向け」
の理容・美容の総合店ばかり。特に美容部門が若い女性ばかりで、気後れ
してしまった。
ようやく路地に一軒と思いきや、北京にありがちなヤル気のない店員の
おっさんが二人でソファで胡坐をかいているようなところ。これもパス。



思い切って、バスに載って3停留所先で下車。片道6円ほどやし・・・。
先週発見した散髪屋が数件あった地区へ。
15元(約230円)のお店は大混雑であきらめるしかなく、

近所をうろついて、おっさん理容師のいる理容・美容総合店へ入ったのであった。

※ お店での会話、おっさん心のつぶやき

おっさんB(理容師)「你好。(いらっしゃい。)」
おっさんA(客)  「你好。(こんちわ。)
           我想剪头发・・・。(散髪したいんやけどぉ。)」
おっさんB(理容師)「要烫吗?(パーマいかがですか?)」
おっさんA     「不用。剪一个头发和洗头。」
           (結構です。髪を切って頭を洗って下さい。)
    A 心の中で「パンチにでもするんかいな、ただでさえ短いのに。」
おっさんB     「好、请进。」(わっかりました、どうぞ中へ。)

  ト書き 奥の個室に案内される。入り口フロアはカット、ダイ、パーマ、
      ブロウのみ。というかお湯が出るのは奥の2席だけ。

    A 心の中で「値段・・・。まぁええか!いってまえ。」
          「おっ、バックシャンプーやないか、やるのう。」
おっさんB 洗髪しつつ「○A×B※★X☆C?」
おっさんA     「我听不懂、不好意思。」(わかりまへんねん、スンマセンなぁ。) 
    A 心の中で「何言うてるねん、わかるかいな、そんなん。」
おっさんB     「你是哪里人?」(お客さん、田舎はどこ?)
おっさんA     「我是日本人。」(日本人です。)
おっさんB     「日本人?」(マジ、ほんとう?)
おっさんA     「是、是日本人。」(ほんまやで。)

  ト書き おっさんA、Bともにうなずく。ウンウン。  
      あと特に会話もなく、手振りを交えてカット、再度洗髪ときて、
      先ほどの頭、一丁25元(約380円)なり、でした。
  

路地裏の一軒(山西料理)

2013-05-07 07:06:20 | 偉大なる中華料理
休日に、胡同を散策していたら、前方に人だかりを発見。


お昼時だけに思ったとおり食堂だったのだが、ためらいながら一度通り過ぎ、
通り過ぎてみると、衛生的にいかがかというお店が数軒、一人では入りづらい
大きなお店が数軒、とまあ、思い切って、後戻りして入ることにした。


お店の中は、こんな具合。きわめてシンプルなつくりになっている。


メニューは店内の表示と注文用紙となる紙切れ一枚。


山西省の刀削麺が名物らしいのだが、お腹が空いていたのでチャーハンを選ぶことに。
迷った挙句、自分で発音できる揚州炒飯、10元(約150円)なりを注文。


はい、コチラ。


本当は高級ハムが使われるはずなのだが、まぁそこはご愛嬌。

あっさりとした味付けに食が進んでいるところ、ドンドン、ギッコンバッタン、ドタドタドタと
片付け始めたではないか。



おまけに床を掃いて、拭き掃除も始める始末。
呆れつつも完食。

拙宅から徒歩数分、貴重な「一人メシ」スポット発見、また、来るべぇと思った次第。

丸亀製麺

2013-05-05 14:18:06 | 加油日式菜(がんばれ日本食)
うどん県、だけではない香川県、だそうである。

しかし何を隠そう、隠してはらへん
(標準語訳:隠していらっしゃるのではない)のだが、
丸亀製麺は実は神戸に本社のある会社が展開しているチェーンである。

実は兵庫県は加古川市内に勤務していたころ、先輩に連れられてトリドール
なる焼き鳥屋さんによく行っていた。
おいしくてお値段も手ごろ、オヤジが行きつけるような小汚いイメージと
はほど遠いセンスの良いお店だったように記憶している。
このトリドールこそが、今やまさに文字通り、いやそのまんま、
「飛ぶ鳥を落とす勢い」で丸亀製麺ほかを経営している会社に成長されたの
である。何も関係ないのに、なんだか私ごとのように喜ばしいのである。

さて、北京1号店、大変にぎわっているとの噂を耳にして、拙宅から徒歩
10分ほどのところにある同店をのぞいてみることにした。
数あるチェーン店が軒を並べるビルの一角に・・・・。



あった、あった我らが(???)丸亀製麺!


入り口にはシステムの説明が・・・。

まるで、丸亀、じゃなくて日本と同じではないですかいな。


そして、カレーうどんにおいなりさん(注:イナリずしの関西方言)を注文。
我ながら、なんともけったいな組み合わせ。



トッピングに香菜(バグチー)があることが違うくらいかな。


なーんて甘い甘い。
後かたずけは、セルフではなくて、なんと店員さんのお仕事、この点だけは中国式なのでありました。

ともあれ、あー美味しかった。また行こう!


花の歳時記4月6日

2013-05-05 12:11:39 | 燕京歳時記

モクレンの下で一人太極拳をする女性を見かけたので、パチリ。



中国での漢字表記は「木蘭」。 花言葉は「自然への愛」「持続性」

ネットで検索したら、
『つぼみの先が必ず北を向くので、方向を指示する植物「コンパス・フラワー」
とも呼ばれている。』そうな。写真からはよく判りませんが・・・。

また、『モクレンの仲間(マグノリア属)は、原始時代から形状を変えていない
ことも特徴で、恐竜時代の地層から化石が発掘されることがある。』
ということで、中国4千年の歴史をもしのぐスゴイ花なのであります。

歳時記を検索すると、生前に一度お会いしたかった鈴木真砂女(マサジョ)さん
の最晩年と思われる句がヒットした。
銀座の小料理屋はどなたかに受け継がれているのだろうか、もしそうであれば行
ってみたいものである。

戒名は真砂女でよろし紫木蓮  真砂女

以下も引用です。

《この花の基本情報》
モクレン科 落葉低木(紫モクレン)、落葉高木(白モクレン)
原産地 中国
高さ 4メートル前後(紫モクレン)、15メートル前後(白モクレン)
花期 3〜4月
花色 紅紫、白