先日投稿した「紀勢本線普通列車の旅~2018年春編~」で使用した青春18きっぷの余り分を使用して、2018年4月15日に三重県伊勢方面への日帰り旅に行ってきました。今回も旅程において乗車した列車について書いていきたいと思います。

今回の旅のスタートは和歌山県新宮市に位置する新宮駅。紀勢本線のJR西日本とJR東海の境界駅です。ここから奥に停車しているJR東海の三重県方面への普通列車に乗車して伊勢へと向かいます。手前の2番線に停車しているのは105系の回2320M列車。

[324C / キハ25系M107編成][新宮(06:03)→多気(09:07)]
新宮駅を最も早く出発する324C。およそ3時間のロングシート旅が始まります。


隣の3番乗り場に入線してきたのは、3002D 特急「南紀」2号。新宮の発車は普通列車より17分遅い6:20ですが、次の特急停車駅である熊野市で普通列車を追い抜くダイヤ設定となっています。

新宮を出発して間もなく、紀勢本線は以前の記事で紹介した“史跡新宮城跡”の真下を通過します。

新宮城を貫通するトンネルを抜けてすぐに和歌山県と三重県の県境を流れる熊野川を越えます。


キハ25系は2015年にキハ40,48系の置き換えの為に新造された車両です。JR西日本の105系とは違い、車内は少し都会の電車の雰囲気が感じられます。キハ40系統はボックスシートが主流でしたが、キハ25系は全車ロングシートとなっています。長距離移動の際は快適とは言えないロングシートですが、紀勢本線では、毎年8月に開催される「熊野大花火大会」の臨時多客輸送で力を発揮しているようです。

今回は自分1人ではなく2人旅です。


新宮からおよそ30分で熊野市に到着。ここで対向普通列車との交換、後続特急列車の待避のため14分停車します。


先程新宮で隣にいた3002D。ここで早速抜かされます。

熊野市-尾鷲間の車窓には山が良く映り、その山々を貫く長距離のトンネルも数多くあります。紀勢東線では上の駅のように、2面2線のうち1線の線路が剥がされ単線化されているところも少なくありません。

大曾根浦-尾鷲間の車窓。左側に見えるのは“尾鷲三田火力発電所”の施設。旅中に気になり調べてみたところ、今年中の廃止が決まっているだとか。奥に見える山々と青空がとてもきれいな湾でした。

尾鷲に到着。隣ホームには同じキハ25系の新宮行き普通列車。この325Dは1日数本運転されているキハ25系を2編成繋いだ4連での列車です。基本的に2両編成の列車はワンマン運転ですが、4連の列車は車掌が乗務するようです。

多気から1駅手前の特急停車駅である三瀬谷までは自分が乗っていた2両目の乗車人数は5人ほど。三瀬谷から多気までの間でだんだん乗客は増え始めました。まもなく最初の乗り換え駅である多気に到着。

多気は紀勢本線と参宮線が分岐する駅。紀勢本線普通列車の運用系統境界駅でもありますが、パッと見た感じ駅周辺には草むらと田んぼしかありませんでした。

[8951D / キハ75系4連][多気(09:13)→伊勢市(09:30)]
多気から伊勢市までの参宮線で乗車するのはキハ75系4連の快速「みえ」51号。土休日運転の臨時快速列車で、毎日運転の1号よりも早い時間帯に運転されています。名古屋発の列車ですので多気発車時点で自由席はほぼ満席でした。


キハ75系は全車転換クロスシート仕様。ロングシートに3時間乗ったあとのこの車両はとても快適です。

参宮線内はそこそこの高速運転。海外製エンジン“カミンズエンジン”が床下から豪快に響きます。同社のキハ85系などにも採用されているこのエンジンの唸りは、気動車独特のカッコよさを感じさせます。

途中の宮川では対向の「みえ」との交換の為に数分間運転停車。参宮線は全線単線ですので、快速列車でも待ち合わせが必要です。

多気出発から17分、伊勢市に到着。この駅に来るのは昨年4月以来ちょうど1年ぶりとなりました。

乗車してきたキハ75系はここで種別を変更し、参宮線の終点である鳥羽まで普通列車として運転されます。

伊勢市駅はJR参宮線と近鉄山田線が乗り入れています。今旅の目的地をまだ書いていなかったようですが、今回は“伊勢神宮”と“おかげ横丁”へ向かっています。伊勢神宮内宮の最寄り駅である五十鈴川まで近鉄に乗車します。

[3883 / VC69][伊勢市(09:40)→五十鈴川(09:45)]

多気に着いた頃は曇っていた天気も、ここでは回復し青空が見られました。

五十鈴川は2面4線の折り返し設備が付いた駅です。当駅止めの急行なども高頻度で運転されています。
この後は三重交通の路線バスで“伊勢神宮内宮”まで移動。




そしてお隣の“おかげ横丁”で食べ歩きです。




ということで第Ⅰ回はこのあたりで終了。近鉄の撮影記録や往路の乗車記録など、また後ほど書いていきたいと思います。

今回の旅のスタートは和歌山県新宮市に位置する新宮駅。紀勢本線のJR西日本とJR東海の境界駅です。ここから奥に停車しているJR東海の三重県方面への普通列車に乗車して伊勢へと向かいます。手前の2番線に停車しているのは105系の回2320M列車。

[324C / キハ25系M107編成][新宮(06:03)→多気(09:07)]
新宮駅を最も早く出発する324C。およそ3時間のロングシート旅が始まります。


隣の3番乗り場に入線してきたのは、3002D 特急「南紀」2号。新宮の発車は普通列車より17分遅い6:20ですが、次の特急停車駅である熊野市で普通列車を追い抜くダイヤ設定となっています。

新宮を出発して間もなく、紀勢本線は以前の記事で紹介した“史跡新宮城跡”の真下を通過します。

新宮城を貫通するトンネルを抜けてすぐに和歌山県と三重県の県境を流れる熊野川を越えます。


キハ25系は2015年にキハ40,48系の置き換えの為に新造された車両です。JR西日本の105系とは違い、車内は少し都会の電車の雰囲気が感じられます。キハ40系統はボックスシートが主流でしたが、キハ25系は全車ロングシートとなっています。長距離移動の際は快適とは言えないロングシートですが、紀勢本線では、毎年8月に開催される「熊野大花火大会」の臨時多客輸送で力を発揮しているようです。

今回は自分1人ではなく2人旅です。


新宮からおよそ30分で熊野市に到着。ここで対向普通列車との交換、後続特急列車の待避のため14分停車します。


先程新宮で隣にいた3002D。ここで早速抜かされます。

熊野市-尾鷲間の車窓には山が良く映り、その山々を貫く長距離のトンネルも数多くあります。紀勢東線では上の駅のように、2面2線のうち1線の線路が剥がされ単線化されているところも少なくありません。

大曾根浦-尾鷲間の車窓。左側に見えるのは“尾鷲三田火力発電所”の施設。旅中に気になり調べてみたところ、今年中の廃止が決まっているだとか。奥に見える山々と青空がとてもきれいな湾でした。

尾鷲に到着。隣ホームには同じキハ25系の新宮行き普通列車。この325Dは1日数本運転されているキハ25系を2編成繋いだ4連での列車です。基本的に2両編成の列車はワンマン運転ですが、4連の列車は車掌が乗務するようです。

多気から1駅手前の特急停車駅である三瀬谷までは自分が乗っていた2両目の乗車人数は5人ほど。三瀬谷から多気までの間でだんだん乗客は増え始めました。まもなく最初の乗り換え駅である多気に到着。

多気は紀勢本線と参宮線が分岐する駅。紀勢本線普通列車の運用系統境界駅でもありますが、パッと見た感じ駅周辺には草むらと田んぼしかありませんでした。

[8951D / キハ75系4連][多気(09:13)→伊勢市(09:30)]
多気から伊勢市までの参宮線で乗車するのはキハ75系4連の快速「みえ」51号。土休日運転の臨時快速列車で、毎日運転の1号よりも早い時間帯に運転されています。名古屋発の列車ですので多気発車時点で自由席はほぼ満席でした。


キハ75系は全車転換クロスシート仕様。ロングシートに3時間乗ったあとのこの車両はとても快適です。

参宮線内はそこそこの高速運転。海外製エンジン“カミンズエンジン”が床下から豪快に響きます。同社のキハ85系などにも採用されているこのエンジンの唸りは、気動車独特のカッコよさを感じさせます。

途中の宮川では対向の「みえ」との交換の為に数分間運転停車。参宮線は全線単線ですので、快速列車でも待ち合わせが必要です。

多気出発から17分、伊勢市に到着。この駅に来るのは昨年4月以来ちょうど1年ぶりとなりました。

乗車してきたキハ75系はここで種別を変更し、参宮線の終点である鳥羽まで普通列車として運転されます。

伊勢市駅はJR参宮線と近鉄山田線が乗り入れています。今旅の目的地をまだ書いていなかったようですが、今回は“伊勢神宮”と“おかげ横丁”へ向かっています。伊勢神宮内宮の最寄り駅である五十鈴川まで近鉄に乗車します。

[3883 / VC69][伊勢市(09:40)→五十鈴川(09:45)]

多気に着いた頃は曇っていた天気も、ここでは回復し青空が見られました。

五十鈴川は2面4線の折り返し設備が付いた駅です。当駅止めの急行なども高頻度で運転されています。
この後は三重交通の路線バスで“伊勢神宮内宮”まで移動。




そしてお隣の“おかげ横丁”で食べ歩きです。




ということで第Ⅰ回はこのあたりで終了。近鉄の撮影記録や往路の乗車記録など、また後ほど書いていきたいと思います。
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