先週行った北陸旅行のお話しです。
こういうものもJRさんが提供してくださり、
最初は福井に一泊だけの予定でしたが、
せっかくだからとホテルの朝ごはんも食べずに早朝の電車で金沢駅に向かい、金沢を堪能しまくってもう一泊しました。
当初は来たルートをそのまま反対に戻るつもりだったのですが、
金沢のホテルで早朝5時に目覚めたときに、
どうせなら富山に行って、富山観光もちょっとしてから高山線で帰るかと、
自分で立てた計画をどんどんぶち壊していった結果、
帰りの高山線の下呂駅で大雨のために電車が止まり、
通常運転なら8時半には自宅に帰れるところ、復旧までにかなりの時間がかかり、
終点の名古屋駅に着いたときは既に日付も変わっていて、そこから先のどの交通機関にも繋がらず、
結局JRが用意してくれた列車の中にさらに一泊?! することになりました。
今までいろんな理由で電車の中で長時間過ごした乗客のニュースを何度も見てきましたが、
人生で初めて、まさかの当事者になってしまいました。
とはいっても人混みでぎゅうぎゅうでもなく、冷房も明かりもトイレもあって、
こういうものもJRさんが提供してくださり、
真夜中から早朝の名古屋駅のホームを経験できて、
結果的にはいい経験になりました。
安全確認のためか、
駅員さんが二人一組でずっと列車に沿ってホームを往復して歩いてくれているんですよ。
乗っていた電車の車掌さんも片目真っ赤にしながら、一生懸命お客さんに応対していたし、
止まっていた駅の駅員さんも、ひとりであたふたしてるおばさんに親切に説明してくれました。
何より仕事とはいえ、あの状況で線路の点検をしてくれる人たちに感謝なんですけどね。
止まっている電車で乗り合わせた、
ベテランと思われる登山帰りのグループのなかの女性が放った一言、
平坦な道はないのね!
全くです。
でも終ってみたら滅多にできないことを経験できて、いい思い出になりました。
じゃあ、もう一回列車に泊まる?
と聞かれたら、
勘弁して…😂