ひさらのきまぐれ。

多趣味だけどどこかぼんやりな私(ひさら)の気まぐれブログ。
趣味の話、日々の話。

まだまだ続く・皇居花ごよみ

2010年04月10日 | 自然・植物

桜吹雪が満開のシャガの絨毯に降り注ぐ…。
二の丸の庭園にはそんな美しい光景が見られます。
春満喫です。

あっちにもこっちにも花が咲いているので、嬉しがって次々写真を撮るのはいいのですが、名前が覚えきれない!
宮内庁ホームページにその時咲いている花の紹介が出ているので、撮影した場所を大まかに覚えておけば家に帰ってからチェックすることも出来るのですが。
必ずしも全ての花の名前が書いてあるとは限らず。覚えていた場所では紹介されてないとかもあったり。
頑張って勉強してます。ハイ。



アカボシシャクナゲ。
富士見多聞前の斜面が華やかに彩られています。
シャクナゲは、葉がツヤツヤして濃い色をしているところに白や赤、赤紫など華やかな色合いの花が沢山集まって咲いているので、遠くから見てもとても目立ちます。
台湾原産。暑さに強いので国内でも多く栽培されている種類。上側の花弁の奥の方に赤い斑点があるので「赤星」という名前がついたのだそうです。



ハナモモ(照手桃・照手白)
相模原市横山に伝わる美人のほまれ高い照手姫伝説の「照手」を品種名に冠した、美しいハナモモ。旧園芸試験場相模原分場で20年かかって作りだされた品種。
上向けた箒みたいな枝ぶりなので、(隣の邪魔にならずに)並べて植えると綺麗、というので最近人気があるそうです。東御苑では本丸桃華楽堂前に植えられています。
食べる桃は「バラ科モモ属」なのに、ハナモモは「バラ科サクラ属」。…むむむむ。



カジイチゴ
二の丸雑木林の中にひょろひょろーっと伸びて、白い花をつけていたので思わず「あ、可愛い!」とカメラを向けたのですが。「僕たちの時代にだいぶ退治したんだけどなぁ」と昔庭園管理の仕事をしてらした方がつぶやいていました。
一応この雑木林は「武蔵野の自然」を再現している設定。所謂里山として人が手をかけつつ管理している「雑木林」。一方このイチゴは本来は海岸近くに生える木なのだそうで、設定に合わないということみたいです。
実際には江戸城時代はすぐそこまで海が迫っていたわけだし、現在の地理的にも海からまるっきり離れてしまったわけではないので、カジイチゴにとってはとても住みやすい環境なのでしょう。設定とかなんとか言われたって、イチゴには関係ないもんね。
ちなみに、食べられるイチゴの実(キイチゴの種類)がなるそうです。楽しみ~♪…それまでに退治されてしまわないといいけど。



キケマン
石垣の隙間から生えていた黄色い花。小さいので見落としてしまいがちですが、たまたま植物学者の先生が目を止めて教えてくださいました。
ケシ科の植物で、可愛らしい花だけど実は毒草。詳しい場所は内緒です。





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