ひさらのきまぐれ。

多趣味だけどどこかぼんやりな私(ひさら)の気まぐれブログ。
趣味の話、日々の話。

罠?

2007年03月05日 | 読書
仕事での調べものというと、時間的制限もその他も色々あって。ある程度「いい加減」なところで見限らなければならないことも多く。
それは分かってるんだけど、やっぱりそこはそれ。凝り性なもんで。気になっちゃうんですよね~。
そんなこんなで仕事なんだか、自分の研究なんだか分からなくなりながら手を出し始めたら止まらなくなり…。これはもう趣味の域だなと苦笑する今日この頃。

図書館まで行ってコピーを取ったりしてたんだけど。
著作権の問題もあり幾ら古い本だといっても一冊丸ごとコピーは出来ないし、大体一枚25円だの30円だのかけてコピーしてたらそれだけでもすごい値段になるわけで^^;;
これだったら本買っちゃった方が安上がり&製本の面倒がない&全部読めるんじゃないか。

と。考えてしまったのが運の尽き。
とうとう手を出してしまいました…。

インターネットの古本屋さん^^;;

絶対コレだけはするまいと思っていたのに。
理由:購買欲を押さえられなくなるから。

古書店を見て回るのは好きだったし、掘り出し物とか見つけて買ったりしたことはあるんだけど。
チョット前の文庫本とかなら実際新品買うより半額くらいで手に入るから、充分利用価値はあると思うんだけど。
仕事上で探そうと思う本は、発行されたのがかなり前だったり、発行部数が少ない珍しい本だったり、そもそも専門書だから元値そのものが高いとか、まぁ色々とあってですね。
古本屋さんで探すとプレミアがついちゃったりしてるんですよ。

しかも。探してる本がその本屋の店頭にあることなんてまずない。こう言う本ありませんか~?と尋ねて、奥から出てくる可能性も低い。探しておいてあげるよ、と本屋に言われ、見つけてもらったときにはそりゃ勿論、手間賃も含めて値段が設定されちゃってるという仕組みですな。
でも。
インターネットで検索しちゃうとこれが結構見つかっちゃったりする!
日本全国で登録してる古本屋さんのどこかには在庫があるらしい。

今回購入した本たちは、遠く盛岡だの金沢だのから届きました。
いやぁ、便利な世の中になりましたな。
これに味をしめて、アレコレ買ってしまわないように気をつけなければ><

一口に古本屋さんといっても得意不得意があって、医学書に強い本屋、芸能関係に強い本屋などなど棲み分けがされてます。某鑑定団とかいう番組で、色々な骨董屋さんが値段をつけてるのと同じ理由で、かなりマニアックにディープなことを知ってなければならないから、ターゲットを狭い範囲に限らないととても追いつかないわけですね。
自分のテリトリーの本ならお宝鑑定も出来ますが、範囲外だと単なる「古い本」。だから、時々ジャッジミスをするわけです。
ミスとは言わないか。
まぁいずれにしても、そういう「古本屋さんにとって専門外の本」が私なんぞにとってはねらい目なんですな。
専門の本屋さんに行った方が欲しい本が見つかる確率は高いけど。プロは当然、それを欲しがってる人がいることを知ってるので、「いい本は値段が高い」。当たり前だけど。
だから「専門外の本屋さんがうっかりつけちゃった値段」を探すことになる。

実際本屋さんでそれをするのは大変。
全国津々浦々探して回るわけにはいかないし。
そこでこのインターネット。

いやぁ。すごいです。
同じ本が2倍の値段差になってたりする。
勿論古本だから、状態(破れてたり汚れてたり、カバーの有無などなど)によって値段が違うのは当然。また初版とそれ以外だったら価値が全然違うというのもお約束。
それはあるとしても。
時々ビックリするくらい安いのが混じってたりする。

これがもうね。
「この値段だったら買っとかないと!!」と思ってしまうわけですよ。

…罠ですな。
バーゲン品、セール!と書かれてると買わないと損な気持になるのと一緒です。

すっかり罠にはまりそうな今日この頃。危険だなぁ。

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