子供の頃は茅花（チガヤの若い花穂）を食べたり、ミツバチと一緒に蓮華草の蜜を吸ったり、すかんぽの茎をかじったりしたものだ。美味しいわけではなかったが、なんとなく腹が満たされた気にはさせてくれた。今考えると、随分と野性味溢れる生活を送っていたものだと思う。これからの季節は野イチゴ、桑の実、ぐみなど田舎の道は美味しいものでいっぱいになる。私は小さい粒の黄イチゴが一番好きだ。あのプチプチ、ツブツブ感が堪らない。一枚くらい写真に撮っているだろうと探してみたが、なかった。これから見かけたら撮っておいて、記事のネタにするつもりだ。
