我々の世代では「バックシャン」はいい意味として使われた言葉ではなかった。
後ろから見ると綺麗だけど、前に回って見たら、がっかりしたという意味で、随分と女性に対して失礼な言い方であった。
バックが英語で、シャンがドイツ語という英独混合の日本語(?)である。色んな異国の文化を日本なりに消化し、独特の形態に仕上げる日本人らしい発想の言葉である。
現在では「バックシャン」は女性の後ろ姿が均整がとれていて美しいこと、また、その女性を指す言葉で、ファッション用語でもある。
ひょっとすると、同じようなことを以前にも書いているかもしれないが、例によって、同じ話を繰り返す年寄りの「あるある」ってことで勘弁してもらおう。(笑)