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面白かったモノを綴ってみます

呪術廻戦今週号 ネタバレ有り

2023-02-16 13:57:00 | 日記
宿儺が『契闊』発動し、まさかの伏黒に受肉か?が先週号

今週は宿儺の独白からで、少年院で対峙した時から『虎杖は檻、伏黒は器に相応しい』『術式にも注目していた』

とのことで、指を取り込みつつ力を蓄えて伏黒の『神が折れる時』を待っていたらしい。

義理の姉がまさかの過去の術師の受肉体で、分離は99%無理。そして1000年前の術師①『万(よろず)』だったと判明しメンタルダウン。それを見計らって宿儺は虎杖の身体から伏黒の身体に移り受肉。

虎杖は宿儺(伏黒)に②腹部貫通するまで殴られその後高層ビル3個は壊しながら飛んで行った。

虎杖・伏黒と一緒にいた天使と名乗る1000年前の術師は人間に敢えて受肉せず共生を選んでいて堕天=宿儺に殺意を持っていて、共生した少女は幼い頃伏黒に助けられ『運命の人』と感じている。
その天使が受肉直後なら剥がせるかとあらゆる③術式を解除する術式発動。

効き目があたかに見えたが、『運命の人』が戻ったと判断した少女が天使の制止も聞かず駆け寄ったところ、宿儺が顔全部が口になりまさに捕食か?で、次号休載。


まずは、伏黒が何故猛毒であるはずの宿儺を体内に入れて平気だったか気になりました。虎杖は宿儺の器として羂索に特別頑丈に作られたのは推察出来ますが、伏黒は呪術界の御三家の血を引くとはいえ、毒に耐性有ったのか?と。ただ、実の父が天与呪縛のせいで特別な身体だったからその血受け継いでいるのかな?

①1000年前の術師万(よろず)が『戦う相手はまずスクナ』とカタカナで呼んでいた点が気になりました。400年前に確実に生きていた(1000年前に生きていたかはナゾ)の鹿紫雲すら『宿儺』と戦いたい!!と戦闘狂っぽいキャラでして、400時前が初生なら、『600年前に当時の術師が総力を上げて挑んだが敵わなかった』と聞いていただけかもですけれど、それでも『宿儺』呼び。
1000年前に宿儺と戦ったかもしれない(時代的には)万(よろず)が軽い感じのカタカナで呼ぶかな?と。実は良く知らないけど強いと聞いたからとりあえず戦っちゃう?みたいなキャラかも。ただ、伏黒の義理の姉津美紀は16日前に受肉したのに顔が変わっていないところも謎です。ま、1000年前の術師だから普通に強いかもです。


②虎杖の身体がいくら人間離れしているからといって腹部に風穴はまずいでしょ?しかも自分が宿儺と死んで終わりにしたいと考えていた虎杖が、そして渋谷事変で宿儺に自我を乗っ取られたせいで、多数の死者が出てしまい、虎杖のメンタルはかろうじて伏黒の存在で保たれている感じだったのに、大丈夫か?とすごく心配しています。

次週休載……地獄展開が続いているんで、ホッとするような早く読みたいような。


憂国のモリアーティ

2023-02-16 10:05:00 | 日記
アメーバで一巻無料キャンペーン(読んだらコインが貰える)ラインナップにあった作品。
『モリアーティってホームズの最大のライバルで、結局負けた人だよ?悪人なのに何故『憂国』なんだ?でも絵が綺麗なんで読もう!

そして、沼にハマりました。

主人公は『生まれた階級によって人生が決まる大英帝国のあり方は間違っている』と考え、自らが保護されていた孤児院で考えていました。
そしてアンダークラスばかりの孤児院で『悪い貴族はやっつけろ』と説いているのをモリアーティ伯爵家長男アルバートに聞かれてしまいます。

しかし、アルバートも『階級社会は歪んでいる。そして自分の父母も弟も特権にあぐらをかいている』と苦々しく思っていたので、思想に共鳴し、主人公と弟を『ノブレスオブリージュ』の一環との名目で養子に迎えます。

ただ養子といっても待遇は使用人。そしてアルバートの弟は養子を虐めたり使用人にも体罰は当たり前。

『人々に呪いをかける階級制度。それがなくなればこの国はきっと美しい』と、手始めにアルバートは自分の家族全員を殺す方法を主人公に聞き、屋敷に火を放ちます。

自分の実の弟も助かったことにし、主人公がその座につきます。弟の名前はウィリアム・ジェームズ・モリアーティ。
主人公の弟は養子なのでルイス・ジェームズ・モリアーティ。兄はそのままアルバート・ジェームズ・モリアーティです。

三人は『家族で同志そして共犯者』という強い絆で結ばれました。
そして殺人・婦女暴行などを犯しながら貴族というだけで罰を受けない人を殺して回る犯罪卿となりました。

三人が手掛けた豪華客船を舞台にした貴族殺しに、たまたま乗船していたシャーロック・ホームズは事件の不可解さを感じます。社交の場に貴婦人三人がホームズが人を見ただけで職業を当てられる特技をせがんでいたところにウィリアムが通りかかり『彼は数学者』と当てます。ただ、ウィリアムもホームズについて分かることを挙げて行き、全部合っていました。
犯罪卿(の一人)と正義を貫く探偵と立場は全く違いますが、ある時は協力して事件を解決したりしてお互いの能力を認めています。

そしてホームズはウィリアムこそが犯罪卿ではないかとも思っているという関係性が良いです。
第一部は『悪人はこの世から消え去るべきだ。悪い貴族を殺した自分も悪人なので』と死を選ぼうとしたウィリアムにホームズは『生きて償え』と身を挺して止めようとし二人ともテムズ川に落ちます。

そういう関係性とか、世の中を糺す方法が殺人しかないのならウィリアムの思想も納得なので、好きな作品です。
アニメはだいぶ端折られましたが、絵は(原作には負けますけど)綺麗だったので星4つです。

『大奥』綱吉×右衛門佐 ネタバレ有り

2023-02-16 05:18:00 | ドラマ
今年の大河は脱落しました……。家康は好きなんですけど(大好きな隆慶一郎の『影武者徳川家康』とか『吉原御免状』で、こんな見方が有ったのか?と目からウロコでした。吉原遊郭は決して籠の鳥ではなく、徳川時代に差別された人達が身元を洗い流す場所で、決して婚姻なんて不可能な出自の女性が大商人や大名の側室になれるチャンスを与えられたとか徳川家康は関ヶ原で戦死し、以後は影武者が家康を演じたとかが、説得力・魅力的に描かれています)

去年の『鎌倉殿の13人』は最後まで観たのですが。
なんか今年のは……。

それは置いておくとして、よしながふみ原作の『大奥』。彼女の作品は割と好きで、『大奥』も読みました。

三代家光の時代に『赤面疱瘡』という若い男性しか罹らない致死率80%の病気が日本で流行り、男と女の比率が1対4になった日本。
将軍も春日局が家光の死を隠して、彼の落胤の姫に子供を生ませようと大奥に美男子を集めたという設定です。

マンガで読んだ時には『こんな設定思いつくってすごい!』と最終巻まで。

NHKでドラマ化されると知り、観たのですが、鎌倉殿で好演が光った源頼朝と北条政子の長女大姫役が三代家光役でした!

最新話は綱吉×右衛門佐。
犬将軍として悪名高い綱吉ですけれども、なぜ『生類憐みの令』を出したかとか、学問好きな面もキチンと描かれていました。
右衛門佐役は私も大好きな山本耕史さん。
原作にない良い意味での補正が入っていました。貧乏公家から側室候補として江戸城に来たのですが、彼の目的は『大奥総取締役』側室は35歳でお褥滑りをしないとならない法度を逆手に取った【切れ者】です。頭の良さとか教養は申し分ない役でしたが、自分の息の掛かった公家を側室候補として送り込みます。
原作ではその側室候補と左衛門佐との京での関係は綱吉にバレていなかったと記憶していますが、ドラマでは綱吉に露見します。

男しか居ない閉鎖的な場所では男性同士が『特別な関係』になりやすいのもエビデンス付きで有りまして、綱吉が特別な関係を察知した二人共寝所へ呼びつけました。
そして『二人で睦み合え!!』の命令に寝所の次の間に控えていた右衛門佐は制止します。『見せ物ではない』と。『私は夜の営みをそなたらに聞かせている。将軍とは岡場所で体を売る【男達】(←男性の数が少ないので、貧しい女は子種を買いにそういう所に行き妊娠したいとなけなしのお金を払う)より卑しい存在』と涙する綱吉。そして跡取りの一人娘が亡くなるという悲劇に見舞われた綱吉は子供を作る使命感だけで動いていると分かる圧倒的な演技力。

綱吉編が終われば八代、そして幕末らしいので楽しみなのですが、その間に『赤面疱瘡』のワクチンを作ることを使命だと思っている田沼意次の魅力とか、ワクチン成功のくだりは省かれるんだろうな(T . T)

最近の原作があるアニメ・ドラマは原作に忠実に描かれている作品が多いので嬉しいですか、尺の問題でカットされるだろう『大奥』💦
山本耕史さんがかつて『新撰組!』の土方を演じた時、近藤勇の最期で大河は終わったのですが、NHKに要望メールが千通来てドラマスペシャル『土方最期の一日)@放映決定した過去もあるので、要望メールは出しました。
『大奥』面白いです。

『鬼滅の刃』上弦終結から刀鍛冶の里へ。(ネタバレ有り)

2023-02-16 03:01:00 | アニメ
観てきました!
無限城のクオリティがアニメの域を超えていてびっくりしました。



来場特典も入手ただ、『無限列車』の時のようにマンガとかはなかったです……。

映画の内容は5段階中の4かな?と言っても前作『無限列車』が良すぎたせいもあります。

アニメで『遊郭編』観ていたのですけど、戦闘のクライマックスは映画館で観た方が絶対に良い!しかも、上弦の鬼が無惨のパワハラ会議に来る!そして炭治郎と禰󠄀豆子は刀を直してもらいに刀鍛冶の里に行き、恋柱甘露寺蜜璃と霞柱時透無一郎と会うとこまでは多分放映されるだろうな?と思って観てきましたが、縁弌零式のカラクリ人形までが登場しました。

アニメ『炭治郎立志編』→映画『無限列車』(アニメも観た)→『遊郭編』とヒットするたびにクオリティが上がっているのも良きです。

刀鍛冶編ではアニオリの刀鍛冶の皆さんの仕事ぶりとか、刀鍛冶の里の風景も良かったです。

敢えて言うなら、『遊郭編』はテレビで放送したのをそのまま映画に移した!って感じで、アニメ10話で上弦陸の鬼の堕姫・妓夫太郎の首落とした!→11話の最初も同じシーンが入ってちょっと邪魔だったことと、時間が空いたのでふらっと劇場に行って観ていたらお子様率高し!隣の席では幼い兄弟が『あの猫の名前なんだ?』とかクイズはするわ、後ろではポップコーンをぶちまけてお母さまに叱られるわで点で…。いつまで放映か調べてないんですが、大人率高めの時間を見計らってもう一度行きます。