将棋と競馬と時々チェス

将棋歴50年、競馬歴40年、チェス歴30年

25年後の発見。

2020-07-27 14:04:09 | チェス
前々回紹介した封じ手局の続きです。
私の封じ手はh3でした。

形勢は悪いながらも、何かの拍子で
e6のポーンが外せるとか
このままポーンエンドに持ち込めれば
なんとかなりそうです。

そしてチャンスがやってきました。

ここから
Nxe6 Rxd2
Nc7+
となって形勢逆転。

終局図

ここで相手が投了し勝ちとなりました。

が、それから25年後にソフトで解析したら
ここからドローになる手順を発見!
それは…Re2+
Kg1ならNe3からパーペチュアル
Kf3ならRe3+からパーペチュアル
を狙えます。
ビックリしました(笑)

B級戦法で大金星

2020-07-20 13:35:06 | チェス
前回紹介したチェスの封じ手局は
ある年の全日本選手権初日の1局目です。
全日本選手権はゴールデンウィークの7日間にスイス式13ラウンドで実施されました。つまり1日2ゲーム(最終日は1ゲーム)対局します。
このゲームは封じ手直後の2局目です。
相手は優勝候補の一人で、名も無きプレーヤーの私には勝てそうもなく、
早く終わらせ、さっさと帰って
封じ手以降の検討するつもりでした。
Owen's Defenceからの早仕掛け(私が黒番)で始まりました。


これに白がef5と応じ激しくなりました。
早く帰れそう(笑)


ここまでは本で見たことがありましたが
この先は未知の世界です。自信はありません。


ギリギリの攻防で、黒が駒得ですが
チェックメイトとクイーンを取られる筋があって勝負どころです。
ここをしのげば勝てそうなので
30分の大長考をしてKh7とかわしました。
なんとかしのげたようです。

終局図



ここで白が投了し、強敵相手にまさかの大勝利!
明日に備え足早に帰路につきました。

昨日の結果。

2020-07-19 09:01:24 | 競馬
土曜阪神12R エターナルハート 5着

差の無い5着でした。
道中ポジションが下がったあたりを見ると
クラス慣れが必要かもしれません。
直線はふらつきながらも伸びており
まだ先が楽しめそうです。

明日出走。

2020-07-17 15:47:06 | 競馬
一口愛馬が出走します。
土曜阪神12R エターナルハート

デビュー勝ちからの2戦目です。
そのデビュー戦で2着の馬が
その後、未勝利戦と1勝クラスを
連勝しており、エターナルハートも
善戦可能なはずです。
単複を買って応援します。

私の初「封じ手」

2020-07-14 17:56:34 | チェス
藤井七段の初「封じ手」が話題になってますね。
「封じ手」と言うと将棋や囲碁の
2日制タイトル戦ですが
30年ほど前には国内チェス大会でも
封じ手ルールがあった時期がありました。

細かい規定は忘れましたが、
対局が4時間を超えて
40手で勝負がつかない場合
に41手目を白番が封じる
というルールだったと思います。

「4時間を超える」に該当する大会は
持ち時間が2時間の全日本選手権ですが
私も一局だけ封じ手をしたことがあり
下図がその封じ手局面で
40手目に黒がg3としたところです。



封じ手はh3です。
封じ手の方法は、大会スタッフが
作図したものに赤ペンで記入し
封筒に入れてスタッフに渡す
という、将棋に似たような方法だったと
記憶しています。
翌日朝、開封して指し継ぎました。
その後どう決着したかは次の次のブログで紹介したいと思います。