将棋と競馬と時々チェス

将棋歴50年、競馬歴40年、チェス歴30年

B級戦法で大金星

2020-07-20 13:35:06 | チェス
前回紹介したチェスの封じ手局は
ある年の全日本選手権初日の1局目です。
全日本選手権はゴールデンウィークの7日間にスイス式13ラウンドで実施されました。つまり1日2ゲーム(最終日は1ゲーム)対局します。
このゲームは封じ手直後の2局目です。
相手は優勝候補の一人で、名も無きプレーヤーの私には勝てそうもなく、
早く終わらせ、さっさと帰って
封じ手以降の検討するつもりでした。
Owen's Defenceからの早仕掛け(私が黒番)で始まりました。


これに白がef5と応じ激しくなりました。
早く帰れそう(笑)


ここまでは本で見たことがありましたが
この先は未知の世界です。自信はありません。


ギリギリの攻防で、黒が駒得ですが
チェックメイトとクイーンを取られる筋があって勝負どころです。
ここをしのげば勝てそうなので
30分の大長考をしてKh7とかわしました。
なんとかしのげたようです。

終局図



ここで白が投了し、強敵相手にまさかの大勝利!
明日に備え足早に帰路につきました。