NPO法人にかかわって・・・

ジャピーノにまつわる諸問題・・・その援護、救済事業にかかわっています。その時々の徒然なる思いを記事にしたい・・・・。

閑話休題

2007-05-01 00:31:23 | Weblog
いままで、ジャピーノ及びそれを抱えるフィリピーナのことについて、記述しておりましたが、本日は私自身についてはずかしながら触れたいと思います。

15年前になりますが、あるタレントと恋仲になったことがあります。付き合って1年後でしたが、彼女は私の子を身ごもったまま帰国、そして出産。

当時、私は法律的な扱いも分からず、フィリピンから送られてきた出生届にのみ父親として、署名したのみでした。

今から考えれば、胎児認知ができたものと悔やんでます。彼女とはその後結婚する約束をし、彼女の両親の了解も得、順調な付き合いをしてたかに思ってました。

ところが、私の会社が金銭的に行き詰まり、彼女に十分な経済的援助ができなくなり、「金の切れ目が縁の切れ目」のことわざどおりの結末になりました。

約1年の後、援助してくださる方が現れ、私の会社はすこしずつもちなおしました。すこしづつ私の子供に援助できるようになりましたが、時すでに遅く、彼女は他の日本人の男性と結ばれた後でした。

私は、彼女及び彼女の姉、両親に、私の子供が困ったことが起きたら、いつでも援助する旨の手紙をだしました。

その後、ずっと気にはかけていますが、一度も連絡はありません。携帯電話の番号を変えないようにしております。
「無い便りはよい便り」と理解してますが、子供に困った問題が生じたら、いつでも支援したいと、ひそかに心に誓ってます。

その間の細かなことを話せば、ひとつの物語にでもなりそうな出来事ではありました。

現在は、縁あってフィリピンの女性と正式に結婚し、目下妻の「在留資格認定証明書」の交付願いを申請中というところです。

ろくに法律的に調べもしなかった、自分の無知を恥じているところです。

今、偉そうにジャピーノの援護支援などと言っている自分自身が、そのジャピーノを作り出していたのでした。

これから結婚を予定されている方、できちゃった婚を考えておられる方もおられると思います。日本の国籍法、戸籍法あるいはフィリピンの法律を十分に理解して、ことを進められることをお奨めします。

後での手続き処理は、相当の労力が必要となり、無駄な出費もかさむと思います。
精通されたその道の諸先輩も多いと思います。そのような方のご指導を受けることもいいのではないかと。

ただ、中には生半可な知識で、自分の意見(?)をトクトクとお話されておられる方が、たまにお見受けします。

それと安易に人に頼らないことです。日本人にしろフィリピン人にしろ、「大丈夫、大丈夫我々に任せなさい」と言われて依頼した結果に、いい結果になったケースはあまり多くないことも考慮に入れてください。
お金だけ取られて、何も進まなかったということをよく耳にします。

理解できるまで、役所及び当局に何回でも足を運ばれてもいいと思います。
所詮自分たちのことなのですから.......。

老婆心まで。

私のつたないブログを覗かれる方に、お前はどうなんだと言われそうなきがして、
本日は自分のことを記事にしてみました。

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1 コメント

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すばらしいと思います (川合ワールド)
2007-05-03 05:36:58
ご自分の恥をブログに書くのは、勇気のいる事だと思います、そしてあえて書いていらっしゃるとよけいに信頼したくなります、お会いできる日を楽しみにしております
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